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【創業ストーリー①】商社から起業の道へ

こんにちは。採用担当です。Pathfinder株式会社は「好きな時に、好きな事をしに、好きなところへ」という想いで代表の小野崎悠介が2020年1月に仲間と立ち上げ、その第一歩として「Simpway」という片道レンタカー事業(詳しくはこちら)を始めました。
今回は、当社代表の小野崎が商社の道からなぜ起業を選んだか、そして片道レンタカー「Simpway」開発の経緯についてインタビュー形式でご紹介したいと思います。

商社時代に感じた危機感、起業に生きた経験

ーなぜ起業しようと考えたのですか?

前職の商社では、大企業と国が集まって今後の自動運転社会の有り方を議論する場に携わっていました。偉い先生と大手ばかりでロードマップを決めて、全ての要素を洗い出してから、それらを着実に積み上げていく従来型のやり方で、非常に時間のかかるプランでした。
ビッグプレイヤーが中心の自動運転の世界で他にやり方はないのだろうか。「日本は自動車分野で強いのに、このままではGAFAに先を越されてしまう」と危機感を持ちました。同時に、機動力を活かしさえすれば、勝てる市場のはずだ、とも思うようになったのです。

ーなるほど。危機感と共に将来性も感じていたんですね。
 自動運転市場の魅力は何だったんでしょうか?

「自動車がロボット化する未来に“SFっぽさ”を感じ、なんかワクワクする!」です(笑)

ーたしかにSF映画の世界ですよね(笑)

もちろん他にもちゃんとあります(笑)
「経済的、時間的コストが下がり、外出しやすくなるはずだ」
という主観的な要素に加え、
「既存の移動手段と組み合わせて販売することが可能となる」
「地理的・時間的な制約をされがちなサービスの構造が変わり、既存の交通需要やサービス需要を超えたマーケットが生まれる」
と想定される市場の変化を想像するだけでテンションMAXでした(笑)

ーたしかにそれはテンション上がりますね!今の小野崎さんがテンションMAXです(笑)
 では、もともと自動運転市場での企業を考えていたということなんでしょうか?

それが違うんです。(笑)
実は最初の起業ネタは別にありました。というのも学生時代から起業志向で、経験を積むために大手商社の豊田通商に入社をしました。その後、在籍7年半で退社することになります。

ーえ!?違ったんですか?

最初の起業は、在籍時に“副業起業”という形でスタートさせました。そのタイミングは、法人営業、新規事業開発、営業企画、と商社入社時に期待をした経験を一通り終えた段階でもありました。

1社目は、聴覚デバイスのハードウェアスタートアップです。友人と立ち上げました。コンセプトは一緒に練り上げたものの、最初の検証フェーズが終わった段階で、自分が本当に取り組みたい物へ集中するために卒業しました。

2社目は大学発のロボットハンドのスタートアップでした。短期間で資金獲得と大手との協業、開発のマイルストーン達成など順調に進みました。しかしながら、次の資金調達をVCから行う際に、メンバーと中長期のビジョンが合わず、卒業することになります。

ー副業起業という形で2社の企業を経験されてきたのですね!
 Pathfinderも最初は副業起業だったんですか?

いや、Pathfinderを起業する前には商社を退職しています。
会社員の場合、退社のタイミング、というのは個々人で異なると思いますが、私の場合、商社時代に培った経験値、そして人生のステージは下記でした。

・スタートアップとの協業や投資経験が得られた
・子供が出来、頑張っている父親像を見せたい、誇れる自分で居たいと思った
・“副業起業”で2社立ち上げ、2社目で大型資金調達プロジェクトが進んでいた

ーなるほど。次のステージに進むタイミングだったんですね!

2社での経験は、「好きな事しか頑張り続けられない」そして「自分の強みを最大限に生かす必要がある」と気づかされたきっかけにもなりました。
その結果、思い出したのが、前段に述べた自動運転業界での体験でした。それから3社目のPathfinder設立に取り掛かることになります。

ーここからPathfinderが始まるわけですね!
 設立背景、秘めた想い、Simpway開発、仲間集めetc...どんなお話があるのでしょうか!

続きは、【創業ストーリー②】をお楽しみに♪

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