「起業」のいちばん近くで働きたい。安定を捨てて「ゼロイチ」に挑戦する理由。
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はじめまして。シェアモル株式会社Webデザイナーの橋本です。
本日は、私が安定を捨てて「ゼロイチ」に挑戦した理由についてお話したいと思います。
社員数6万人の会社から10人のベンチャーに
新卒で社員数約6万人のみずほフィナンシャルグループに入社、約3年間新規開拓営業をしました。
3年でようやく60人の支店の中で営業成績トップに立ちましたが、その頃から「本当に自分のやりたいことがこれか?」と疑問を持つようになりました。「営業でもっと上に行きたい」と思えなかったんです。
それは「自分がいなくても成り立っている会社」に違和感を感じたからでした。もっと自分の力が会社を左右するような仕事がしたいと思うようになりました。
そこで転職を決意し、国内最大のクラウドファンディング『CAMPFIRE(キャンプファイヤー)』に転職しました。当時は10人の規模の会社でした。
金融からITっていうと、全然別の業界にいったねと言われることも多いのですが、当時、投資家と市場を繋ぐという意味で言うと同じだと思ったんです。同じような仲介業をやっていて、こんなに面白そうなビジネスがあるんだ!と感じ、転職を決めました。
初めてのベンチャー企業での、挫折
『CAMPFIRE(キャンプファイヤー)』での仕事はとても面白かったです。少数精鋭だったので、一人の力が組織に与える影響も大きくやりがいを感じました。
しかし、なかなかクラウドファンディングという文化が日本に根付かず思うように売り上げが立たなかったんです。当時の自分にはクラウドファンディングを日本に浸透させる方法がわからず、転職を選択せざるをえませんでした。今思い返すと、ベンチャー企業の立ち上げの一員となるのは自分にはまだ早かったんです。完全に自分の力不足でした。
転職先は「くらしのマーケット」を運営する『みんなのマーケット』を選びました。
当時デザイナーの仕事に非常に興味があり、Webデザイナーにジョブチェンジを夢見て最初は独学でWebデザイナーについて学びました。2年くらい勉強をしてから、社内でジョブチェンジさせてもらう機会をもらうことができ、Webデザイナーへと転身しました。
遠回りだったけど見つけた、本当に自分がやりたかったこと。「ゼロイチ」
『みんなのマーケット』は私が入社した時が60人くらい、いまは100人以上の組織に成長していて、右肩上がりの組織で、安心して仕事ができていました。Webデザイナーという自分のやりたい仕事もでき満足していました。
しかし、自分の中で『CAMPFIRE(キャンプファイヤー)』での立ち上げがうまくできなかったことがずっと心残りだったんです。『みんなのマーケット』にいれば、満足した仕事ができるのですが、「自分が組織を作った」みたいな自信が全然なくて、「自分がこの組織を作ったんだ」と自信を持って言いたいと思いました。
ここで初めて「ゼロイチをやりたい」と思うようになり、組織の立ち上げができる『Sharemall(シェアモル)』で起業を見てみたいと思いました。
成功者の横で、ゼロイチを自分の目で見てみたかった
前述の通り、私にはゼロイチを自ら成功させるようなセンスはありませんでしたから(笑)、ゼロイチをやってみたいなら誰かに教えてもらうしかないって思いました。
教えてもらうというか、成功する人の横でゼロイチが成し遂げられる瞬間を自分の目で見てみたかったんです。
ゼロイチって初めてやるひとがほとんどだと思うんですよ。だから、やっている本人も本当に成功できるかどうかわからないってのが本心だと思います。
ただ、一度成功しているひとであれば、成功の確率は格段に上がるはずというのがわたしの考えでした。そこで見つけたのが『Sharemall(シェアモル)』でした。
『Sharemall(シェアモル)』の代表齋藤は2007年3月にマッチングッド株式会社を設立。2019年1月に東証一部上場企業の株式会社じげんに株式譲渡している、シリアルアントレプレナーです。
転職を決めるまでに何度か齋藤と話し、この人は必ずゼロイチを成し遂げるだろうと確信しました。
最初はできなかった「意思決定」、代表の背中を見ながら真似していく
今まではある程度組織化が進んでいる会社だったので、ベンチャーとはいえ自分が会社の方向を決めなくとも、会社の進むべき方向は決まっていました。
しかし、『Sharemall(シェアモル)』は、当時は私と同時入社の社員が2名いるだけ、サービスローンチからは1年ほどしか経っていませんでしたから、会社の進む方向は決まっていないんです。
そもそもシェア買いという文化が日本で受け入れられるのかもわかっていない状況ですし、どう進むべきかを毎日数字を見ながら慎重に考えなければなりません。それが今まで私が所属してきたベンチャーとの大きな違いでした。
最初は自分ではそういう意思決定がまったくできないし、やり方もわかりませんでした。
しかし、代表のすぐ近くで毎日代表が意思決定する様子を見ていますから、今はやり方・考え方を真似しながら少しづつ意思決定する力を身につけている最中です。
本当の意味での経営者目線を意識
仕事をしている上で意識しているのは、とにかく代表と同じ目線で考えられるように、ということです。
正直言って、自分のお金で会社を運営しているわけではありませんから、自分の身銭を切っている経営者と全く同じ気持ちになることは不可能だと思います。しかし、何もしなければ目の前で会社の口座の残高が毎日減ります。そうすると「自分のやりたいこと」という視点での仕事選びではなく「経営者ならどっちを選ぶか」という仕事選びに変わっていくんです。自然と自分が今やっていることがどれだけ組織のお金になるかを考えるようになるんです。
そうすると、普通なら嫌だと思う仕事も自然と嫌ではなくなるんですよね。嫌かどうかの次元ではなく、やらないとどんどん口座のお金が減っていきますから、やるしかないんです。
こういう意識をもって仕事をしないとこの規模の会社は死にますから、常に「本当の意味での経営者目線」を意識するようにしています。
困難な課題に向き合えるようなチームを作りたい
『Sharemall(シェアモル)』もまだまだ組織として確立していない部分が数多くあります。
そのため、やったことが思うように売上にならなかったり、やったことが無駄になってしまうってことも多々あるんです。でも、そういう困難を一緒に楽しめるようなそんな組織にしていきたいなって思っています。『Sharemall(シェアモル)』が世の中のみんなが使う、全く新しいECサービスになると信じて諦めずに挑戦し続けられる人と一緒に働きたいです。
現在勤めている会社ではなかなか活躍できていないと感じている人でも、強い気持ちとやる気があれば、『Sharemall(シェアモル)』では活躍できる可能性は十分にあると思っています。
実際にわたしがそうでしたから、まずは今の状況や今後のキャリアプランを聞かせてください。
最後になりましたが、『Sharemall(シェアモル)』の価値観に共感し、困難な課題へのチャレンジを通して成長したいと意欲に溢れている人です。そういったメンバーを増やして、会社を成長させていきたいと思います。
一緒に夢を語り、実行していけるメンバーと出会えることを願っています。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
みなさんにお会いできることを、心から楽しみにしています。