こんにちは。感性AI管理部の鈴木です。
最近、チャットGPTなどの生成AIが話題ですね。
AIが私たちの意思決定の領域に深く入り込む時代になってきている中、
AIを扱う側の私たち人間に意思決定の責任がさらに問われてくる時代になってきているように感じます。
AIがつくりだしたものから、どのような観点でどれを選択していくのか?
より主体的に考え、判断することが求められているのではないでしょうか。
感性AIでは、消費者データを学習したAIが、ネーミング、キャッチコピー、パッケージの印象を瞬時に数値化・分析するイメージ分析AIツール「感性AIアナリティクス」というサービスを提供し、
試行錯誤が多い新商品開発、既存商品リニューアル時のブランディング・販促業務において、より消費者の感性に働きかけやすいコミュニケーションの実現・感性価値の創造を支援しています。
生成AIであるチャットGPTに広告コピー案を考えてもらって、
感性評価AIである感性AIアナリティクスで分析・評価をし人間が最終的な意思決定をすることで、
よりスピーディーに最適に消費者の感性に働きかけやすいコピーを選択できるのではないか??
そう思い、今回は、
当社のキャッチコピーをチャットGPTに考えてもらい、
それを感性AIアナリティクスで分析・評価し、決定してみることにしました。
まず、会社の理念を投げかけます。
チャットGPTからの返答
お褒めいただきありがとうございます。
では、早速コピーを考えてもらいます。
さすがのコピーセンス!どれも素敵です。
もっと様々な情報を投げかければ、さらにブラッシュアップしたキャッチコピー案を作成してくれることでしょう。
今回はチャットGPTが生成してくれた案から検討・選択していく部分にフォーカスしたいので、この5案をもとに分析していきたいと思います。
チャットGPTに生成いただいたこれらのコピーを
当社の「感性AIアナリティクス」で分析してみます。
以下、分析結果の一部です。
総合評価
「感性を映し出す未来への窓。」 評価(与える印象ランキング、連想語)
「感性の魔法を解き放て。」 評価(与える印象ランキング、連想語)
「感性のパワーで世界を変える。」 評価(与える印象ランキング、連想語)
「感性の輝きを形にする。」 評価(与える印象ランキング、連想語)
「感性の奥深さをAIと共に探求する。」評価(与える印象ランキング、連想語)
このような分析結果が出ました。どれも高評価で良い印象が出ています。
では、この中から、
より消費者の感性に働きかけるコピーを決定していきます。
最終意思決定にあたり、
私たちは会社のキャッチコピーから消費者に対して何を伝えたいのか?という
目的・ゴールをブレない軸としながら選び取ることが重要だと思います。
今回は、私たちの会社の印象や目指す雰囲気にマッチするような、
「安心感がある」「親しみのある」「明るい」「あたたかい」印象が最も伝わるコピーを選択していきたいと思います。
この4つの印象値を比較した結果がこちらです。
今回、伝えたい印象に最も適しているキャッチコピーは
「感性の輝きを形にする。」でしたので、
こちらに決定したいと思います!
感性の輝きを形にする――――――
感性AI株式会社をどうぞよろしくお願いいたします!
ちなみに、チャットGPTにも、5つのキャッチコピーの中でどれが、安心感があり、親しみがあり、明るい、あたたかい印象かどうかを聞いてみました。
謙虚に「感性を映し出す未来への窓。」を選んでくれました。
チャットGPTさんのおっしゃる通りで、
印象は個々人によって感じ方が異なります。
だからこそ、当社では、
学術的に裏付けのある方法を用いながら、消費者データを学習した独自AI言語モデルを作成し、
感性の定量化・可視化を試みています。
生成AIの台頭により、業務効率化は進みますが、最終的な意思決定に責任を持つのは人間です。
一番伝えたいメッセージが伝わるのはどれか??
悩みの多い検討の際に、
当社の感性AIアナリティクスを、感性の「ものさし」として、
AIによる印象評価分析結果をよりどころとしながら
より消費者の感性に働きかけやすいコミュニケーションの実現・感性価値の創造を目指していただくことができると嬉しいです。
※ちなみに、本コラムの題名も、チャットGPTさんが出してくれた候補案の一つです。
(タイトル案1の「AI時代」を「生成AI時代」にしてみました。)
チャットGPTさんありがとう!!