はじめまして!Cloudfleek採用/広報担当です。
Cloudfleekは「想いを現実に」をMISSIONに掲げるIT企業。システムを作ることではなく、想いに寄り添ったサービスを提供することをゴールにする企業です。
Wantedlyのストーリーでは社員へのインタビューや企業レポートを通じて、成長していくCloudfleekの魅力をお伝えします!
第1回である今回は、当社社長、大網桂太へのインタビュー。
2023年の設立から1年で、Salesforce構築の世界で高い注目を集めるようになったCloudfleek。そんな当社を創業した大網のバックボーンに迫ります。
熱意の向かう先を見つけた学生時代
大網さんは、どんな学生時代を過ごしてきましたか?
子どものときは野球少年でしたね。小学校から高校まで、平日も土日も関係なくずっと野球をしていました。特に中学からは硬式野球にシフトして、更に熱中するようになりました。比較的自由な家庭環境で、勉強を強要されることも少なかったと思います。
野球から離れたのは高校二年生で、ちょうど進路を決める時期でした。当時通っていた高校の野球部はレベルが高く、部活動に拘束される時間も長くなっていました。私は理系に進みたかったのですが、理系の道に進もうとすると、どうしても勉強に時間を取られてしまうこともあり、一度野球から離れることにしました。実際、理系志望の部員はほとんどいませんでしたね。
部活を辞めるにあたって、「今まで多くの時間を費やして努力してきた野球を辞めるのだから、同じくらい勉強を頑張ろう。」と決意しました。そのおかげもあって、部活をやめてからは、学業の成績が大幅に上がって、最終的には学年のトップレベルの成績をとることができました。
大学は理工学部数学科に進みました。それがプログラミングとの初めての出会いです。最終的に、情報数学への熱が高じてしまって、大学院へ進学し、EC取引における”評判システム”の重要性について、シミュレータ開発(Java言語)で実証する研究に挑戦していましたね。
野球から勉強・研究に熱意を向ける先が変わったのですね。そのまま就職活動されたのでしょうか?
そうです。就職活動は楽天ともう1社に絞っていました。
楽天はインターンにも参加したのですが、大変有意義であったことをよく覚えています。「1週間でWEBサービスを企画して、実際に開発して、社員にプレゼンする。」というもので、かなりハードな1週間でした。その実績もあり、楽天から内定をいただき、社会人の仲間入りを果たしました。
Cloudfleekの土台となったサラリーマン時代
楽天ではどのようなお仕事をしていましたか?
プロジェクトマネージャーやプロデューサーと呼ばれるポジションで仕事をしていました。各事業会社や部門から、「こういう課題を解決するシステムが欲しい!」という要望を受け、企画し、実際にシステム化するまでの工程をマネジメントする仕事です。楽天には4年間在籍していましたが、非常に多くの事を学びました。
どのようなことを学べたんでしょうか?
「世の中での自分の立ち位置を再確認できた」という点が一番大きな学びでした。
同期が300人ほど入社したのですが、その中で技術職・エンジニア職として採用されていたのは私を含めて30人ほどでした。当然、高い採用ハードルを越えて入社している方ばかりだったため、入社時点から高い技術力を持っている方がほとんどでした。私自身もプログラミングスキルに自信を持ってはいたのですが、彼らの技術力やプログラミングに対するモチベーションは圧倒的に高かったです。
例えば、同期数名と昼食を食べながら雑談をしていたときのことです。彼らが話す内容は先週末に作った新しいシステムの話や、直近で話題になった最新技術に触れてみた感想といったものが中心でした。彼らは、業務外でも技術そのものに対して向き合い続け、プログラムを手掛けていました。自分が業務で手一杯だったにも関わらず、彼らはプライベートでもプログラミングをしているのかと、トップクラスのエンジニアの熱意には感服しました。
なぜ楽天を離れたのですか?
楽天では週に一度、三木谷社長も参加する全社会議(朝会)がありました。全社員に経営方針を伝えたり、社長の思考プロセスを共有してくださったり…。その姿を見て憧れを覚えたのがきっかけです。上下関係なく広くフラットにコミュニケーションし、一体感のある会社経営ができる経営者になりたいと思いました。
一方、当時の私には経営ノウハウもなく、いきなり起業できるビジョンもなかったため、リクルートに転職することにしました。リクルートには、新規ビジネスや経営に関するノウハウがありますので。
楽天とリクルート、大手二社を経験して感じた差はありますか?
「課題」と「解決策」への向き合い方ですね。個人的な感覚の話であり、どちらも大きな組織なので一概に言えることではないかもしれませんが…。
楽天は“打ち手先行”で、解決策から考えていく社風だったと思います。問題が発生する度に、早急に解決策を用意していました。その結果、早いスピードでPDCAが回っていたように感じます。
一方でリクルートは常識を疑い課題特定を徹底する企業でしたね。なぜその問題が発生したか、時間をかけて構造化し、課題特定し、解決策を模索する文化があったと思います。
それぞれの文化に良いところ、悪いところがあると思いますが、Cloudfleekでは両方の“いいとこ取り”な企業を目指しています。課題の根源を探すと同時に、手元にある解決策を実行していくような企業文化の醸成を目標にしています。
その後、すぐにCloudfleekを立ち上げたのですか?
いいえ。Cloudfleekを立ち上げる前に、SIerの会社役員として2年ほど働きました。当時の自分のスキルが大手企業から離れても通用するかどうか試す機会として、非常に意味のある期間だったと思います。その後Cloudfleekを立ち上げました。
新進気鋭のIT企業、Cloudfleekとは
どんな思いでCloudfleekを立ち上げましたか?
日本のDXに対する問題意識が前提にありました。
現在、日本のデジタル技術導入は世界水準から遅れています。具体的にいえば、日本企業のIT予算は、約8割が保守に使われています。つまり、新しい技術を導入するための予算は2割程度。先進国の多くで4割程度を技術導入に使っていることを考えると、DXが遅れる理由が想像できるかと思います。
SIerの目線から考えると、保守業務は安定した収入源になるため、その割合を増やすことにインセンティブが働きます。一方で、私たちが新規開発でDXを進めていきたいと思っていますので、保守中心で売り上げを作るのではなく、追加のテクノロジー導入を支援して社会的利益を生み出す企業を目指しています。
現在はどんな事業を行っているか、説明してもらえますか?
大手企業を中心に、Salesforce導入とシステムインテグレーションを行っています。2023年設立と、まだまだスタートアップの企業であるにも関わらず、お客様から高い評価をいただけていることはとても嬉しいです。
大網社長から見て、会社としての特長はどんなところにあると思いますか?
私は会社を「成長機会を提供する場」だと思っています。会社の成長には社員の成長が不可欠で、そういった側面から会社が責任を持って社員へ成長機会を提供し成長を促します。ただ、その成長には主体性も欠かせないので、会社から一方的に押し付けるというよりは社員から「これがやりたい、あれがやりたい」という声が上がった時に適切に機会を提供していきたいと思います。将来的にはカンパニー制を取り、経営を任せたりと、社員一人ひとりがより活躍できる場を設けていきたいです。
クラウドサービスで日本のカタチを変えていくような大きな未来像を一緒に描き成長できる方、心の底からお待ちしています。
この記事の読者へ/広報担当より
「想いを現実に」するIT企業、Cloudfleekと大網の思いは伝わりましたでしょうか?
少しでも興味をお持ちの方はお気軽にお問合せいただけますと幸いです。
今後も、Cloudfleekについてどんどん発信していきますので楽しみにしていてくださいね◎
最後までご覧いただき、ありがとうございました!