こんにちは!
LOOVをご利用のお客様に実践ノウハウを伺うべく、このたび 株式会社soraプロジェクト様にインタビューをさせていただきました。
(左)soraプロジェクト 安藤様 (右)LOOV 吉井
同社は、ミッションに「営業活動のプラットフォームとなる」を掲げ、インサイドセールス代行やテレアポ代行といった営業支援サービスを展開する企業様。積極的に新しい技術を取り入れることで、少数精鋭ながらも100業種を超える顧客に対応する同社では、商談や展示会後のフォローアップに「Video Agent」を活用されています。
目次
- 「これは営業の分身になる」——出会いはカンファレンス会場だった
- 最初の一歩は「Video Agnet」に任せる
- 展示会でも、商談のあとも。広がる活用
- セカンド商談 転換率は ほぼ100%、受注率は3倍に
- 「営業の型」が社内で共有されるようになった
- 今後は採用・クライアント支援にも展開したい
- この仕組みが、営業文化を変える
- 編集後記
LOOV 吉井:
本日はお時間いただきありがとうございます。まず、御社の営業組織と、導入前に抱えていた課題からお聞かせいただけますか?
soraプロジェクト 安藤様(営業本部 部長):
当社の営業本部は、インサイドセールス、フィールドセールス、マーケティング、営業推進、営業事務など、全部で12名の体制です(2025年6月現在)。ただ、年間で約1万件ものお問い合わせをいただいている中で、その全てに丁寧に対応するのは非常に難しいのが現実でした。
吉井:
1万件……! それだけの数を少人数で対応するのは相当な負荷ですね。
安藤様:
はい。しかも、お問い合わせのうち約半数が「営業代行の相談は初めて」というケースであり、そもそも営業代行とはどのようなサービスであり、どのような成果が提供できるのかを丁寧に説明する必要があります。それに時間がかかって、肝心の提案フェーズまでたどり着けないことも多々ありました。
「これは営業の分身になる」——出会いはカンファレンス会場だった
吉井:
そこから、Video Agentを活用しようと考えたきっかけは何だったのでしょうか?
安藤様:
とある大型カンファレンスに参加したとき、プレゼン動画を活用してサービス説明を行っている企業がありまして。「あ、これは自分たちにも使えるんじゃないか」と直感しました。
吉井:
それで、弊社にお問合せを頂いたのですね。
安藤様:
そうなんです。最初にLOOVさんに問い合わせしたとき、ファーストヒアリングや資料説明の一部を担ってくれるといった「自律的に動けるコンテンツ」としての「Video Agent」の考え方にはとても魅力を感じました。
最初の一歩は「Video Agnet」に任せる
吉井:
実際にVideo Agentを導入して、まずはどんなところから着手されたのでしょうか?
安藤様:
最初に取り組んだのは、いわゆる“初動対応”です。インサイドセールスが電話をかけて、つながらなかった場合は「Video Agent」を添付したメールを送ることを徹底しています。
吉井:
Video Agent が代わりに対応してくれる”というわけですね。
安藤様:
そうです。私たちが普段話している内容を、きちんと整理して動画に収録しました。先方が好きなタイミングで視聴できるので、反応も良くなりました。
展示会でも、商談のあとも。広がる活用
吉井:
それ以降、他にもVideo Agentを展開されていますよね。
安藤様:
はい。たとえば展示会では、来場いただいた方に「昨日はありがとうございました」というメッセージを含めたVideo Agentを翌日には送っています。営業担当が一人ひとり電話をかけるのは物理的に難しいですが、Video Agentであれば一括配信でも“個別対応”が可能となります。
吉井:
そうですよね。私たち自身の営業活動においても同じように展示会やイベントのフォローにVideo Agentを活用しています。
安藤様:
さらに、最近は「商談の後」にもVideo Agentを活用しています。AI支援機能とテンプレートを組み合わせて、翌日には提案内容を要約した個別動画を送る。これで商談の振り返りがしやすくなり、セカンド商談への移行率が大きく上がりました。
セカンド商談 転換率は ほぼ100%、受注率は3倍に
吉井:
実際の成果についてもお聞かせください。
安藤様:
Video Agentを使ったリード対応では、セカンド商談への移行率はほぼ100%。さらに、受注率は導入前の約3倍に跳ね上がりました。正直、自分たちでも驚いています。
吉井:
それはすごいですね……!
安藤様:
インサイドセールスは現在2名体制ですが、Video Agentの存在によって、年間1万件のリードにも十分対応できるようになったんです。まさに「もう一人の担当者」が増えたという実感があります。
「営業の型」が社内で共有されるようになった
吉井:
Video Agentの利用を通じて、組織としての変化はありましたか?
安藤様:
大きいのは、営業のストーリーを“型”として整理・共有できたことですね。Video Agentを作成する過程で、「何を」「どの順番で」「どう伝えるか」を言語化できたことで、新人育成にも役立っています。
吉井:
営業のナレッジもVideo Agentとして残るというのは、再現性の面でも強いですね。
安藤様:
そうなんです。ベテランの営業力をプレゼン動画にして残すことで、チーム全体の営業力の底上げが図れています。
今後は採用・クライアント支援にも展開したい
吉井:
今後、Video Agentをどのように活用していきたいですか?
安藤様:
次に取り組みたいのは、採用です。たとえば、会社紹介や代表からのメッセージを動画にして、候補者の関心を高めたい。また、営業代行をご依頼いただくクライアント企業にも、こうした動画の活用を提案し、同じような成果を一緒に出していければと思っています。
この仕組みが、営業文化を変える
吉井:
最後に、導入を検討している企業様に向けて、メッセージをお願いします。
安藤様:
Video Agentは単なるツールではなく、「営業の型」を定義し、社内に浸透させる仕組みです。営業の“分身”ができることで、営業文化そのものが変わります。小さなチームでも大きな成果が出せる、その体験を多くの企業に届けたいですね。
編集後記
今回のインタビューで強く感じたことは、LOOVが単なる支援ツールではなく、組織の営業文化そのものを変えるきっかけとなっているということです。インサイドセールスや展示会対応、さらには商談フォローに至るまで、“人”のように動くVideo Agentが、企業に新しい営業の在り方をもたらしているのだなと感じました。
営業リソース不足や、伝え方のばらつきに悩む企業にとって、Video Agentは単なる効率化ツールではなく、「伝える力」と「営業の型」を再設計するためのパートナーになるはずです。
LOOVでは現在、Video Agentの導入に関するご相談を無料で受け付けております。また、私たちとともに LOOVで“これまでの常識を変革する” 仲間も募集中です。