【メンバーインタビュー】素晴らしいブランドだから、正しく届けたい。大手外資系メーカー出身者が挑む、事業視点のフルファネルマーケティング
住宅会社とお客様を繋ぐ「おうちモール」事業を展開し、お客様視点に立ったサービス展開で成長を続けるエンゲージェンシー株式会社。
今回お話をお伺いするのは、マーケティング責任者の高橋真由香さんです。
少数精鋭の組織において、ブランディングからマス広告、Webマーケティング、オフライン施策まで、集客戦略のすべてを統括しています。過去には大手専門商社から外資系大手メーカーというキャリアを歩み、数々の実績を残してきました。
なぜ次のステージにエンゲージェンシーを選び、未経験だったデジタル領域を含むマーケティングのすべてを自社で行う環境に挑んでいるのか。その軌跡を辿ると、「良いサービスをより多くの方に広めたい」というブレない想いと、マーケティング全領域への挑戦を後押しする環境が見えてきました。
高橋 真由香 / マーケティング責任者
大学卒業後、大手専門商社に入社。法務部を経て営業部へ異動し、コンビニ専属営業として専売商品の開発等にも携わる。その後、世界的なシェアを誇る外資系大手メーカーの日本法人へ転職。Uターンで名古屋へ戻り、営業としてKPIを達成後、マーケティング部門へ異動。サプライチェーン改革やオリンピック施策を牽引し、バックオフィス部門の年間MVPを受賞。2025年4月、エンゲージェンシー株式会社へ入社。マーケティング施策全般の自社運用を牽引する。
営業時代の「もどかしさ」が原点。素晴らしいブランドをより多くの人に届ける
ーーまずは、これまでのキャリアについて教えてください。前職の外資系メーカーでは、多くのチャレンジをされてきたと伺っています。
前職では、本当に多くの挑戦をさせてもらいました。もともと私はじっとしているよりも動いている方が性に合っていて、困難な状況を打破することにやりがいを感じるタイプなんです。
入社当初は中部エリアの立ち上げ営業として配属されました。日本法人ができて間もなく、売上目標もシビアな環境でしたが、それがかえって私に火をつけました。未開拓のエリアに飛び込んだり、新しいアプローチを試したりすることに夢中になり、結果として営業メンバーの中で唯一、すべてのKPIを達成することができました。その後、本社のマーケティング部門へ異動し、グローバル規模のプロジェクトを任せていただけるようになりました。
ーーなぜ営業からマーケティング部門へ異動しようと思ったのですか?
直接のきっかけは人事部長から声をかけていただいたことなのですが、営業として現場に立っていたからこその、もどかしさや機会損失の悔しさを解決できるチャンスだと思ったからです。
当時、小売の棚展開のタイミングに合わせて商品をどんどん提案していきたい場面が多くありましたが、キャンペーンの展開が間に合わない、販促物の数量が足りないといった課題が常態化していました。現場の営業としては「今なら売れる」というタイミングが分かっているのに、仕組みの問題で提案すらできない。素晴らしいブランドと優秀な営業メンバーが揃っているのにもったいない、と感じていました。
そこで、感じていた課題を一つひとつ解決すれば「この良いブランドをより多くの人に届けられるはず」と考え、自ら状況を変えようとマーケティング部門への異動を決意しました。
ーー異動後は、どのように課題を解決していったのでしょうか?
ブランド戦略や年間販促計画の立案に加え、価格戦略の見直しやキャンペーン設計にも関わり、施策の実行まで推進しました。
根本的な課題を解決するため、物流や営業、外部ベンダーなど様々なステークホルダーを巻き込みながら、サプライチェーンの見直しや輸入オペレーションの改善を実行。その結果、コスト構造を見直し、キャンペーン施策の拡充へ再投資できる体制を整えました。
また、日本法人として初となる他社メーカーとのコラボレーションを自ら企画するなど、新しい取り組みにも挑戦。オリンピックのパートナー契約に基づく施策では、マネージャーとしてプロジェクト全体の統括を担いました。
特にオリンピック施策では、グローバルの承認遅れや厳格なガイドラインによりスケジュールが極めてタイトでしたが、進行プロセスの再構築から物流テストまで自ら対応し、無事に店頭展開を間に合わせることができました。
営業時代に感じていた課題を一つひとつ潰し、好きなブランドがシェアを拡大していくプロセスに、大きなやりがいを感じていましたね。
事業視点で領域を横断し、スピード感を持って成果を生み出したい
ーー前職で充実した仕事をしていた中で、なぜ転職を考えたのでしょうか?
「素晴らしい商品をもっと早く、より多くの方に届けるために、マーケティングの全領域を自ら動かせるようになりたい」と考えたからです。
前職でも全体を統合した施策には関わっていましたが、組織が大きい分、どうしても役割や権限が明確に分かれていました。例えばデジタル広告のディレクションなどは専門の別部署が担当していたんです。
そのため、新しいアプローチを試そうとする際には複数部署の調整にどうしても時間がかかり、意思決定から実行までにタイムラグが生じていました。本当に良い商品があるのに、組織の複雑性が障壁となり、売上機会を十分に活かしきれていないことに「もったいない」というもどかしさを感じていたんです。
部署の垣根を越えてスピーディーに施策を打つことができれば、この良いものを真っ直ぐに届けられるはず。そう考えるうちに、特定の役割に留まるのではなく、マーケティング全領域の知見を身につけ、まだ踏み込んでいない仕事に挑戦したいという思いが強くなっていきました。
ーーそこから、なぜエンゲージェンシーへの入社を決意したのですか?
転職活動中に代表の片山に出会って、「あ、ここで働いてみたい」と直感的に思いました。
片山は経営者でありながら、社内のシステム構築からマーケティング、経理の実務に至るまで、広い領域を事業視点で自ら回していました。かつ、広告施策に関しては通常のマーケター以上に精度が高かったんです。まさに私が目指す、事業起点での横断的な取り組みを実行していて、この人と一緒に働いてみたいと素直に思いました。
さらに、私自身はデジタルマーケティングが未経験だったにもかかわらず、その意欲を歓迎し、その領域を任せてくれる懐の深さもありました。
事業起点で横断的な動きができ、その過程で未経験領域にも挑戦できる。この環境なら、事業視点を持ちながらマーケターとして大きく成長していけると確信し、入社を決めました。
誠実なサービスだからこそ、価値を正しく伝えたい。すべての施策を自社で行うインハウスマーケティングの醍醐味
ーー実際に入社されてみて、現在の業務内容や働き方はいかがですか?
現在はマーケティング責任者として、今期約3.5億円のマーケティング予算を統括しながら、CMの予算管理や制作ディレクション、Webサイトの改修、デジタル広告運用、コンテンツ制作、さらには店舗イベントの企画運営やチラシのデザインまで、集客に関わることなら何でも担当しています。
当社の特徴は、マーケティング施策をすべて自社で行っていることです。
例えば、デジタル広告の運用やホームページの修正も、代理店に丸投げするのではなく、可能な限り自分たちで行います。
自分たちでやるからこそ、「なぜ効果が出たのか」「お客様がどこで反応したのか」という一次情報が得られますし、スピーディーな改善が可能になります。デスクで数字を見るだけでなく、自ら施策を実行し検証することで得られる解像度の高さこそが、当社のマーケティングの面白さだと思います。
ーー特に印象に残っている仕事はありますか?
おうちモールとして初めて、実際に家を建てられたお客様のご自宅へ訪問し、インタビューを行う企画をゼロから進めたことです。
この企画を通して、「アドバイザーが家づくりのスタートから完成まで伴走する」というおうちモールの価値を、お客様により具体的に伝えたいと考えました。
企画立案からカメラマンやライターの手配、当日の進行ディレクションまですべて私が担当し、現場でお客様のリアルな感謝の言葉や熱量に触れることができました。本当に良いサービスだからこそ、正しく世の中に広めていきたいと強く実感できた仕事です。
ーー社長とはどのような関係性で仕事を進めているのですか?
指示を待つのではなく、一緒に考えるというスタイルで進めています。
トップダウンで業務が降りてくることはほとんどありません。「今の状況はこうだから、次はこれをやってみようか」と、片山とフラットに話し合いながら戦略を決めていきます。私が提案したアイデアを片山が尊重してくれることもあれば、片山の構想を私が形にすることもあります。
会社を良くするためなら、役職に関係なく意見を出し合い、スピード感を持って実行する。そうした働き方ができる環境が、ここには確かにあります。経営者と近い距離で、事業を動かす手触り感を得ながら働ける環境です。
担当領域に線を引かず、事業全体を“自分ごと”として捉えられる仲間と働きたい
ーーどのような方が、エンゲージェンシーで活躍できると思いますか?
事業全体の成長を見据えたときに、必要に応じて領域を越えて主体的に関わっていける方ですね。
私たちは少人数の組織ながら、目指しているのは「おうちモール」の全国展開という大きな目標です。その過程では、決められた役割内の仕事では完結しないことも出てきます。そのときに、本質に向き合い、役割範囲を柔軟に拡張できる方には面白い環境だと思いますし、きっと気づいたときには成長しているはずです。
逆に言えば、このマインドさえあれば業界経験は問いません。未経験の方でも、「マーケティングだけでなく、事業づくりそのものに関わりたい」という意欲があれば、ここで幅広いスキルを身につけ、ジェネラリストへと成長できる環境があります。
ーーこれから入社される方は、まずどのような業務からスタートするのでしょうか?
まずは現場を知ることから始めていただきたいと思っています。
マーケティングといっても、いきなりPCに向かうだけではありません。お客様へのインタビューや口コミ対応、オフライン施策などを通じて、お客様の想いやサービスの価値を肌で感じることがスタートラインです。
私自身、入社当初は現場でお客様の声を聞き、サービスへの理解を深めることから始めました。その手触り感があるからこそ、机上の空論ではない、本質的な施策が打てるようになるのだと実感しています。
またマーケティング領域についても、自社運用のため実行機会は豊富にあります。私自身も未経験だったデジタル分野については、専門書やセミナーで基礎から学びながら、実際の運用を通じて一つひとつ習得していきました。
このように現場を横断した実践機会が豊富にあるため、自ら学ぶ姿勢があれば、新しいことでも挑戦できる環境だと思います。
ーー最後に、記事を読んでいる方へメッセージをお願いします。
エンゲージェンシーは、事業視点でフルファネルのマーケティングを実行できる環境です。役割にとらわれず領域を横断してマーケティング全体に関われることが、大きな成長につながると感じています。
私たちの想いに共感し、サービスを広げていく仲間と出会えることを楽しみにしています!