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リスの好きなナッツは? ~レボーンの日常


「 ナッツ系は好きです
  ナッツ無いと死ぬ症候群なので」

と、始まったハスキー先生。(昨日のストーリー投稿を見てくれたようです)
続いて質問。


「 ちなみに
  クルミ、ヘーゼルナッツ、ピーカンナッツ、どんぐり、栗、アーモンド
  リスが真っ先に選ぶのはどれか」

えっー。うーん。 

クルミもヘーゼルナッツも栗もリスの口に入らなそう。ピーカンナッツもクルミみたいな殻?だとするとこれも口にはいらないでしょ。アーモンドは・・・そもそも落ちてなさそうということで、どんぐり(笑)かな?とあてずっぽうで答える私。

 

「 リスはピーカン好き。 何故かは知りません。

  そういえばピーカンナッツは陸前高田市復興の助成事業だったよなあ...」

あら、意外。ハスキー先生も知らないのかぁ。


じゃあ、リスがピーカンナッツ好きの理由はおいておいて、
私からピーカンナッツの説明を少し・・・

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ピーカンナッツはペカンナッツともいわれ、ナッツの種類としてはくるみの親戚です。

原産は北米で、1500年頃よりネイティブアメリカンに栽培され、今も生産のほとんどをアメリカが占めています。脂質が7割を占めることから「バターの木」とも呼ばれ、良質な脂質をたっぷり含むナッツ。

くるみ科に属するヒッコリーという木に実をつけ、その中にある「核」の部分がピーカンナッツになります。皮をむいた中身は、少しごつごつしておりくるみを連想させますが、くるみよりもキュッと引き締まっているのが特徴。色は、くるみよりも濃い茶色です。

栄養面も特徴的で、米国農務省が発行した「The Journal of Agriculture and Food Chemistry」のエイジングケア成分を多く含む食品トップ20では、ピーカンナッツは14位で、ナッツ類の中ではトップの順位。ピーカンナッツを食べて抗酸化成分であるビタミンEが増加したという論文も発表されています。

100gあたりの成分※をクルミと比較してみるとこんな感じ

            ※参考:アメリカ合衆国農務省(USDA)食品成分データベース、NutritionData

ピーカンナッツには一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸がバランスよく含まれているのが特徴。

一価不飽和脂肪酸には、オリーブオイルに含まれることで有名なオレイン酸があります。、ピーカンナッツに含まれる一価不飽和脂肪酸は、オレイン酸が多い。オレイン酸は、強い抗酸化作用があることが特徴で、様々な病気のリスクとなる細胞の酸化を抑える効果があります。オレイン酸は、悪玉コレステロールも抑えコレステロール値の改善にも役立ちます。他にも若々しいお肌を保つのに重要なパルミトレイン酸も・・・と期待したのですが、主要成分ではないらしい。残念。

ピーカンナッツに含まれる多価不飽和脂肪酸は、α-リノレン酸・リノール酸。これらは体内で作ることができない必須脂肪酸で、食事から摂取する必要あり。リノール酸は、コレステロール値を下げる働きが強く、さらに皮膚を健康に保つ役割あるそう。α-リノレン酸とは、亜麻仁油やえごまオイルに含まれることから最近注目を浴びているオメガ3脂肪酸の1種です。動脈硬化の予防や血流改善に効果を持ちます。

これに加え、強い抗酸化作用のある「ビタミンE」の生活習慣病のリスクとなる過酸化脂質の生成を抑え血管を丈夫にする働きやバランスの良い「ミネラル」、特に亜鉛とマンガンが豊富で免疫機能、脂質代謝、活性酸素を分解し廊下を予防する効果があって、本当に優秀なナッツです。

ついでに不溶性食物繊維も多いので、腸で水分を吸収して膨らむことで腸を刺激。腸内環境の改善に役立つのもうれしい。

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こんな優秀なピーカンナッツですが、最近、日本でもよく目にするようになってきました。

これは、ピーカンナッツが日本でも人気を集めるようになった背景の栄養面以外のいくつかの理由も関係があるようです。

・日本でも健康志向が高まり、ナッツ類が健康食品として注目。特に、スーパーフードとしてのナッツの人気が上昇しており、ピーカンナッツもその一環として認知。

・ピーカンナッツは、そのリッチな風味からスイーツやベーカリー製品によく使用されます。パン屋やカフェでピーカンナッツを使った商品が増え、消費者の目に触れる機会が増加。また、健康志向のスナック市場が成長にともない、栄養価が高く、満足感を得られるピーカンナッツはの塩味やキャラメル味のピーカンナッツなどスナックとして注目。

ハスキー先生が言っていた、陸前高田市の取り組みはどうなったんでしょう?

東日本大震災後の農業の振興と地域経済の活性化を目指してのプロジェクトの一つであるピーカンナッツの試験栽培は2015年ごろから始まっているとのこと。現在は地元の農家や企業が参加し、共同で栽培技術を学びながら栽培面積を拡大しおり、品質や収量が安定。

ただ、現在も、日本で消費されるピーカンナッツのほとんどが輸入に依存しており、国内生産は全体の1%未満。陸前高田市のような地域での成功事例が他地域にも広がって、国内生産が拡大することを期待したいですね。


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うむ、今日は、すっかり、ピーカンナッツの解説になってしまいました(-_-;)

こんなとりとめもない会話からいろいろなところに思考を飛ばす・・・これもレボーンの日常ということで。悪しからず・・・


―――――
日々の会話に、どきどき、わくわく。
  ※専門家から、いろんな方向の質問が来るのに”どきどき”。でもどんどん視野が広がって”わくわく”

こんなレボーンの日常に興味がわいたあなた。提供している新しいにおいのサービスもぜひ参考に!
以下、公式サイトです
REVORN 公式サイト https://www.revorn.co.jp/



と、閉めようとしてたら、後ろからから、ハスキー先生の弟子のTOMMYが一言。

「ピーカンナッツと言えば、いつも石拾いに青森に行ったときに買うピーカンナッツ入り南部せんべいがおいしいよ!」


青森?石拾い???意味不明化と思うけど、また今度。

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