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求ム!マルチな編集者。「ファッション好き」を超えた目線でスニダンを変えるポジションを募集

ソフトバンク・ビジョン・ファンドをはじめ国内外から資金調達を実施し、競合のスタートアップ企業を買収、アジアや北米といった海外への進出など、挑戦を続ける株式会社SODA。

SODAで働く人を紹介する”Why I'm Here”シリーズ第12弾では、急成長を続けるスニダンメディアで編集者を務める岩崎氏にインタビュー。

メディア内のファッションチームでリーダーを担う岩崎氏が感じる、SODAの編集者だからこそ味わえる仕事の醍醐味と、今後メディアが成長を続けていく上で必要となる人物像について話を聞いた。

農家、ファッションブロガーから編集者の道へ

—まずは、岩崎さんの経歴を教えてください。編集者という職業を選んだきっかけは何だったのでしょう?

岩崎:10代の頃から服と音楽が大好きで、高校卒業後に上京して服飾専門学校に通いました。ただ、僕は手先が壊滅的に不器用で(笑)。デザイナーの道は早々に「無理だな」と判断して、ファッションの魅力を伝える側にいきたいなと思いました。昔から文章を書くことや雑誌が好きだったので、その頃から漠然と編集者への道を意識し始めました。

—服飾系の専門学校から編集者という職業に進むイメージはあまりないように感じます。

岩崎:実際に通っていた専門学校の就職相談室に行ったら「メディア系のジャンルに就職した人は過去に1人しかいない」と言われました...…。自身のスキル的にもすぐにその道に進むのは難しいと考え、そのときは就活もしなかった。卒業後には一度実家に帰省して、車の免許を取ったり、家業である農業を手伝ったりしていました(笑)

—そこから、どのようにキャリアを歩んで来られたのでしょう?

岩崎:家業を手伝いつつ、自分のSNSで色々と発信をしていたところ、ファッションECサイトのコンサルティングをしている方から「外資系ファッションブランドのSNS運用を手伝ってもらえませんか?」と連絡をもらって、実際にいくつかお仕事を振っていただきました。キャリアの相談にも乗っていただき、当時流行ってたブログから始めればいいんじゃない?とアドバイスをいただき、実際に始めたところ月間10万PVくらいのサイトに成長しました。その頃にブログ宛に前職の社長から「こういうサービス始めるんだけど、どう思いますか?」と連絡が来たんです。そのサービスがファッション×ITの領域で、僕自身も興味がある分野だったので色々と相談に乗っていたら「一緒にやりましょうよ」と話が進んでいき、創業メンバーとして参画することになりました。

—珍しいキャリアの積み方ですね!ちなみに、前職ではどのような仕事をしていたのですか?

岩崎:前職は、セレクトショップで販売している商品がアプリ内でオンライン接客を受けながら購入できるというサービスを運営しており、そのサービスのオウンドメディアを担当していました。基本的にはメディア部署のマネージャーとして、メディア運営と企画/編集をメインにやりながらも、ニュースアプリや雑誌メディアとの提携や、SEO施策を進め、月間100万PV規模にまで成長させることができました。また、メディア業務以外にもプロダクトの要件定義を上げたり、アプリ内のコンテンツを運用したり、営業を行ったりと、メディア業務以外も幅広く行っていました。

「もっとこういう記事が作れそう」。キャリアを活かしてSODAに入社

—そんなスタートアップ企業で活躍されていた岩崎さんが、SODAに転職した理由を教えてください。

岩崎:前の会社では6〜7年くらい働いていて、そろそろ環境を変えたいなと思っていたんです。また、コロナ禍以降はスタートアップの苦しい面を見ることが多かったので、転職するなら事業が大きく成長している会社にいきたいなと考えていました。スニダンは一ユーザーとして使っていたのですが、メディアを見ていて「もっとこういう記事が作れそう」とか「もっと偏りがなく、トレンド寄りのアイテムを紹介したら良いのにな」と思っていました。スニーカーも好きだったので、自分が持っている知見を活かしてメディアを成長させることができるなと思い、SODAに入社してメディアのファッションチームのリーダーを務めることになりました。

—現在、スニダンのファッションチームは、主にどんな業務をしているのでしょう?

岩崎:スニダンのメディアで公開されている記事の選定から編集、更新作業の他、外部への取材記事や会社全体で行うキャンペーンのメディアやSNSでのプロモーションなどを行っています。SODAのメディア編集者の定義は記事制作やSNS運用に留まらず、アプリ内コンテンツやカルーセルの運用、速報・プッシュ通知の作成など、通常の企業ではマーケティング領域のものも多く含まれているのが特徴です。

—先ほど、入社前に「もっとこういう記事が作れそう」と感じたお話をしてくれましたが、実際に入社して、岩崎さんはどのような働き方をしていきましたか?

岩崎:メディアとしてコンテンツのジャンルを広げていく0→1の部分をやっていました。まずは一番分かりやすいスナップ取材の記事の作成からはじめ、その後に芸能人取材やショップ取材記事の型をつくりました。入社して半年くらいは企画から取材、編集、撮影まで全て一人で行っていましたね(笑)。それを自ら率先して行うことで、少しずつチーム内に今までとは違う新しい記事も作れるんだという意識を浸透させていくことができたと思います。

マーケティング部門の中で、これからメディア編集者に求められることとは

—スニダンは、今では多ジャンルのコンテンツが読めるメディアとして多くのユーザー・読者を抱えていますが、岩崎さんが思うスニダンの編集者ならではのやりがいについて聞かせてください。

岩崎:一般的なオウンドメディアはサービスとは別ドメインで運用し、ブランディングや集客を担わせ、サービスとは切り離している場合も多いです。しかし、スニダンはメディアがサービスの中にしっかり紐づいている。例えば、メディアがいち早く発売情報を見つけ、記事にして商品登録することでアプリ内で売買が生まれています。それと関係して、メディアがプッシュ通知やSNSなどマーケティング領域のタスクを行うことも多いですね。

—一般的な編集者よりも業務内容が多岐にわたる。

岩崎:そうですね。実は、メディアチームは去年の11月にマーケティングチームの中に加わり、フェーズが変化しているタイミングでもあります。昨年末にアプリのリニューアルを行った関係もあり「アプリ内でどういったコンテンツを打ち出していくのか」についても、マーケティングチームと協力して動いています。「あのブランドがこういうアイテムを発売する」という情報を得たとしたら、「どのタイミングでそのアイテムの特集コンテンツを出すべきか?」を、アプリ内のコンバージョンを増やしていくために考えながら、サイクルを回していくんです。

—編集者としての守備範囲が広くなり、メディアのさらなる成長が期待されているのかもしれません。

岩崎:はい。なので、現在はメディアにいる人間として持つべきトレンドの視点とマーケター目線の両方を意識しながら「どんなコンテンツが跳ねるのか?」を考え、実行している段階と言えますね。

—まさに、メディアチームの成長期と言って良いのではないでしょうか?

岩崎:会社のフェーズは「スニダンはスニーカーだけじゃない」を打ち出していきたい方向であるため、今後はメディアとしてもより幅広いジャンルのコンテンツを作成していきたいと考えています。ただ、社内にスニーカーの知識に長けた人間は多くいますが、アパレルの知識を持っている人が少ないんです。ストリートウェアなど扱うカテゴリーを増やしていく中で、その分野をマーケター視点で見られる人材が少ないというのが、メディアの課題だと言って良いかもしれません。ただ、逆に言うとやれることはまだまだたくさんあって、成長余地は非常にあると感じています。

スニーカーヘッズにも刺さるファッションコンテンツを作ってもらいたい

—今後はよりファッションコンテンツの充実も図っていきたいということですね。つまり、ファッションの視点を持った編集者が求められている。

岩崎:はい。今、求めている人物像は、ファッションメディアでの編集経験者のベースにある「今何が読まれるか」=「今何が売れるか」をスニダンに落とし込める方ですが、スニダンの既存ユーザーは、ファッションだけではなくスニーカー好きの方が多いので、その中でファッションコンテンツを広げていくとなると、スニーカーとの親和性を考えなければなりません。その理解を持ちつつ、ファッショントレンドとのバランスを取り、企画を提案できる方がチームには必要です。

—マーケティングの一環として、ファッションコンテンツというジャンルの種まきをしていく段階ですね。

岩崎:いわゆるファッションメディアの中でも、スニダンのようにニッチな属性でそれなりの数字を持っているというのはなかなか希少なんですよ。スニーカー中心でこれだけのユーザーがいるならば、今後はもっとユーザー数を伸ばしていけると考えています。既存のユーザーも狙いながら新規の利用者を増やしていくフェーズは、コンテンツ作りが好きな方には面白いと感じていただけるはずです。

「スニダンはイケているものが売っている」。ブランドイメージを上げる力を貸してほしい

—これまで話を聞いていると、ファッション編集の経験がありつつも「コンテンツの充実=会社の成長」に楽しみを見出すことのできる方、「スニーカーが好き」「ファッションが好き」を超えたディレクター・マーケター目線が大切なのかもしれないです。

岩崎:一般的にWeb編集者からのキャリアアップを検討すると、マーケター寄りの仕事に就くか、より大きなメディアに行くかの2択になることが多いですが、SODAはその良いとこ取りと言いますか、これまでの経験を活かしながら、編集とマーケティングも含めて幅広い業務に取り組めるのでどっちもやりたい!という人には合っているかと思います。

—そうしたキャリアを持つ方の中で、SODAとマインドが合いそうなタイプはありますか?

岩崎:新しいものに抵抗がない、良い意味でミーハーな方には向いているかと思います。あと、先ほど話した通りメディアもサービスに密接に関わるため、根底としてメディアだけでなくスニダンを成長させたいと考えられる人の方が楽しく働けるかなと。

—そうした人材が増えることが、メディアチームのさらなる活性化に繋がっていくと。

岩崎:メディアチームは社内で唯一の制作部隊だからこそ、知識+制作スキルで、色々な施策を担えるというのが会社の考えです。まずは、今、特に注力していくファッションの分野からスタートし、SODAの成長とともにもっと多くのカテゴリーについて一緒に考えていける、そんな方を増やしメディアチームをより強いものにしていきたいです。

—最後に、岩崎さんが描く理想のメディア像を教えてください。

岩崎:いつまでも成長し続けるメディアです。取り扱うジャンルも今後増えていくので、そこに備えてきちんと対応し、カテゴリーが増えるごとにユーザーも増加するように、メディアとして様々な施策を打っていきたい。それに伴い、アプリ内マーケティングの実施に伴う他部署との連携も加速していくと思うので、最終的には「メディアで作った記事から商品がガンガン売買される」という形が理想的ですね。そのためには、メディアチームの体制も整えていかないといけませんし、コンテンツのクオリティもさらに上げていくことが重要になります。「スニダンでアイテムを買うことがかっこいい」という印象を作るのは、マーケティングの仕事でありながらも、メディアが担う比重もすごく高い。「スニダンはイケているものが売っている」。そのことを認知させるのは難しくはありますが、すごくやりがいがあるはずです。一緒に、そのような未来を作っていけたら嬉しいです!

—本日はありがとうございました!

岩崎 佑哉/株式会社SODA ファッションメディアチームリーダー
ファッション系スタートアップに創業メンバーとして参画し、オウンドメディアの立ち上げから運営・企画/編集をメインに、CS、営業など幅広い業務を担当。SODA入社後はメディアチームに所属し、ファッションチームのリーダーとしてコンテンツ制作・マーケティングを担っている。

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