「家族や給料のために働く時代は昭和で終わり」
昭和の時代は40年ちょっと務めると定年になり、残りの人生を年金をもらいながら悠々自適に過ごすことができました。バブルまでは社会は右肩上がりで、周りの人と同じことをしていれば、みんな揃って豊かになる時代でした。でも、そんな時代は、とっくに終わっています。でも、日本は平成の30年間を右肩下がりの時代でありながら、右肩上がりの昭和のやり方のまま過ごしてしまいました。そのツケは、皆さんに回ってきます。
2007年生まれの平均寿命を政府は107歳と予測しています。その時に、今と同じだけ年金をもらうには定年を85歳にしないといけません。私たちは、定年のない時代、定年してしまうと困る時代に生きているのです。
「あなたが生きる時代の働き方」
このような時代では一生、働ける仕事、特に、年齢を重ねることで不利になる仕事ではなく、年齢を重ねると有利になる仕事を選ぶ必要があります。また、20年後に既婚者は半分になり、そのほとんどは65歳以上です。つまり、基本はソロ活動となります。また、今後30~40年以内に、東日本大震災の10倍の規模の地震に見舞われることが予測されています。それらに備える必要があります。