――まずは、大浦さんの業務内容を教えてください。
契約管理本部で部長を務めています。営業担当が成約した案件を引き継ぎ、契約締結から決済までを一貫して担う、いわば「契約のプロ」としての業務が中心です。契約は書類だけでは完結しませんので、北海道から沖縄まで全国出張が発生することもあります。
一見、事務的な業務に見られがちですが、実際はお客様とのコミュニケーションが非常に重要な業務です。円滑な契約遂行のためには、こまめな連絡や信頼関係の構築が不可欠です。また、マネジメント層として、部下の案件の進捗管理や育成にも注力しています。
――大浦さんの前職について教えてください。
以前は賃貸管理会社で営業職に従事しており、いわゆる“お部屋探し”をお手伝いする業務を行っていました。宅地建物取引士(宅建)は、入社3年目に取得しました。お客様に信頼していただくためには、若手であっても資格で説得力を持たせる必要があると感じたためです。
実際、20代で店舗責任者を任されていたこともあり、名刺一枚では補えない信頼を補完するため、宅建取得は重要な一歩でした。
――大浦さんは、宅建のほかにも資格をお持ちですよね。
はい。パートナーズに入社後に「賃貸不動産経営管理士」や「空き家相談士」なども取得しました。業務と密接に関係する内容だったため、比較的スムーズに合格できました。
パートナーズでは資格取得支援制度が充実しており、合格すれば受験費用は全額会社が負担してくれます。さらに、資格手当として給与にも反映されるので、知識・信頼性・収入の全てを底上げできる点は非常に魅力的です。
――パートナーズにはどういった経緯でご入社したんですか?
転職活動中に人事の音羽からスカウトメールをいただいたことがきっかけです。選考は複数の企業と並行して進めていましたが、決定打となったのは代表・吉村との面接でした。
第一印象で「この人が経営している会社なら間違いない」と確信できたほど、人間的な魅力と誠実さが際立っていました。
印象的だったのは、面接後に吉村と一緒に昼食へ行ったときの出来事です。食事を終えた後、ふと吉村の茶碗に目を向けると、ご飯粒が一粒も残っていなかったんです。お茶碗の内側が本当にピカピカになるくらい、綺麗に食べ終えていて。
その姿を見たとき、「この人は仕事でも、きっとこうやって一つひとつのことに丁寧に向き合っているんだろうな」と直感しました。誰も見ていないところでも自分の姿勢を崩さず、当たり前のことを当たり前にやり切る人。そんな人のもとで働きたい、学びたい――そう強く思った瞬間でした。
――社内でも類を見ない活躍をされている大浦さんから見て、契約管理本部の「難しさ」とはなんでしょうか。
業務の幅広さです。私たちは「バックオフィス」と呼ばれるポジションですが、実際には事務処理だけでなく、営業的な対応や顧客折衝、コーポレート業務の側面まで含まれます。新規開拓営業以外の業務をすべてカバーする必要があるため、マルチな能力が求められます。
中でも重要なのは「お客様との関係構築」です。契約の進行にはお客様の協力が不可欠な場面も多く、ただ書類を準備するだけでは完了しません。誠実さと信頼性が、成果を左右します。
――契約管理本部は「宅建」の資格所有が絶対条件ですが、その理由は何なのでしょうか。
私たちは「契約のプロ」である以上、専門知識と法的な裏付けが必要です。営業から案件を引き継ぎ、最終的な契約手続きまでを担う私たちが、専門資格を持っていないのは、お客様にとって不安要素になりかねません。
宅建資格はその信頼を証明するために、契約管理本部にとって必要不可欠なものです。知識・法令順守・プロ意識の象徴でもあり、プロとしての矜持ともいえるでしょう。
――パートナーズの契約管理本部で働いていて良かった点はなんでしょうか。
大きく分けて3つ。
1つ目は、業務の幅が広いからこそ、不動産業界の「新規開拓営業」以外の知識を全て身に着けることができます。確実にスキルアップを続けられ、日を追って自身の成長を感じていただくことができるでしょう。
2つ目は、成果がわかりやすく評価されることです。
案件をどれだけこなしたかがお給料に直結するので、バックオフィスでも自分の頑張り次第でいくらでも可能性を広げることができます。
あくまで営業担当が成約した案件を引き継ぐので、青天井とまではいきませんが、案件をこなすスピードが上がれば上がるほど、どんどん数字は伸びていきます。
未経験の社員も、入社してから約半年ほどで独り立ちをします。そこからは時間との勝負。案件の数をこなせるようになれば、未経験からでもしっかり稼いでいただけます。
そして3つ目。お客様から直接感謝のお言葉をいただけるところです。
「契約管理本部」という部署はパートナーズ以外の企業にもあるようですが、私たちのように「契約のプロ」としてお客様と密にやりとりを行う業務をメインとしているところは少ないです。
資産運用はお客様の人生に関わる、とても大きな決断。お客様の中には、心配や不安を抱えて、契約・決済を迎えている方もいらっしゃいます。
だからこそ、問題なくすべてが終わった後、とても安心した様子で「ありがとう」という言葉をいただく場面がたくさんあります。
星の数ほどある企業の中から、パートナーズを選んでいただき、さらには「ありがとう」と面と向かって感謝していただけるのは、パートナーズの契約管理本部ならではと感じています。
――大浦課長にとって一緒に働きたい人財はどんな方ですか?また、契約管理本部で実際活躍されている方にはどのような特徴がありますか?
重視しているのは「素直さ」と「責任感」です。指導を素直に受け止め、即行動に移せる人は圧倒的に成長が早いと感じています。
また、契約管理本部の業務は納期やお客様対応が重要になるため、高い責任感が不可欠です。休憩中や休日でも、お客様のために動く場面は少なくありません。途中で業務を投げ出すことなく、最後までやり切れる方が活躍しています。
――最後に、求職者の方へメッセージをお願いいたします。
私は、関わるメンバー全員を「契約のプロ」に育て上げる覚悟を持ってマネジメントしています。あなたの努力に対して、私自身が全力で向き合います。
不動産業界でスキルを磨き、しっかり稼ぎながら成長したい方には、パートナーズの契約管理本部は最高の環境です。まずは面接で、あなたの“人となり”を聞かせてください。一緒に、新しいキャリアを築いていきましょう。