【新卒インタビュー】入社たった2ヶ月での韓国出張の悔しさをバネに、グローバル市場を開拓し続けるフライングジョイン第一号 ー海外企画営業:姜 允植
グローバル事業本部、海外営業担当として内定し、韓国市場の開拓に取り組む姜(かん)さん。「フライングジョイン制度」を活用して早くから実務経験を積み、日本と韓国を行き来しながら「Lypo-C」の可能性を追求しています。「Lypo-C」を韓国市場で広めるという大きな夢を胸に、両国の架け橋としてチャレンジする姿を紹介します。
*「フライングジョイン制度」とは内定者が配属予定部署と合意のもと、4月の正社員登用を待たずに先行して入社できる制度です。実際の業務を通じてスキルを磨き、早期に成長できる環境を提供することを目的としています。
なぜ SPIC だったのか
企業説明会で出会ったメンバーの姿勢と誠実な企業文化に惹かれ、SPIC への入社を決めました。私は日本の大学で2年間学んだ後、韓国に戻り、1年半兵役を務めました。大学に復帰後は学業と並行して、IT 企業で営業職としてインターンに参加しました。就職活動を本格的にスタートする中で、「自分が本当にやりたいことは何か?どんな環境で働きたいのか?」と思い悩んでいた時期にマイナビで見つけたのが SPIC でした。「まずは参加してみよう」と足を運んだ会社説明会では、メンバー一人ひとりの生き生きとした雰囲気に触れ、さらには会社の未来について、良い面だけでなく課題も含めて率直に語る姿勢にも共感し、この会社で働きたいと心から思いました。
現在どんな仕事をしているのか
グローバル事業本部の営業担当として、韓国市場開拓を進めています。「Lypo-C」が韓国市場に進出するのはこれが初めて。しかし、その分伸びしろしかありません。私の役割は、韓国で SPIC の「未来の健康を、つくる。」というビジョンと「Lypo-C」の価値を伝え、同時に韓国市場を開拓することです。そのために「Lypo-C」の特徴や開発背景などをしっかりと学び、韓国の方々に最適な形で提案できるよう努めています。「Lypo-C」には、リポソーム技術による高い吸収率と、使いやすいパッケージという大きな特徴があります。韓国では大きな瓶に入ったものや注射・点滴がビタミンCの主流ですが、「Lypo-C」なら吸収率の高いビタミンCを手軽に持ち運べます。この便利さと確かな品質を多くの医者に知ってもらい、韓国で「Lypo-C」を広げていきたいです。
フライングジョイン入社をしてみて
SPIC には今年度から新卒内定者が入社前から実務を経験できる「フライングジョイン制度」ができました。その第一号として私は昨年10月から勤務を開始しました。
フライングジョイン制度では、学生という立場でありながら、社員同様に実践的な業務経験を積むことができます。実際、私は入社わずか 2ヶ月 で、グローバル事業本部の本部長とともに韓国へ出張しました。その際にお会いしたドクターとのご縁がきっかけとなり、韓国市場進出の準備が着々と進んでいることをとても嬉しく思います。
しかし、当時を振り返ると……と言ってもまだ数ヶ月前ですが、私は「Lypo-C」についての知識が浅く、ビジネス経験も乏しかったため、本部長の話を単純に通訳することしかできませんでした。本来であれば、韓国のドクターに「Lypo-C」を提案し、私たちの考えや想いを伝える絶好の機会だったのに、それを十分に果たせなかったことが悔しくてなりません。この経験を通じて、「もっと勉強しなければ」「もっと頑張りたい!」と強く思うようになりました。
また、フライングジョイン制度を活用し、正社員になる前に実践的な経験を積めたことで、正社員登用後に何をすべきか、目標や課題が明確になったと感じています。そのため、私はこの制度に参加して本当によかったと心から思っています。
そのような中で、私が大いに助けられているのが、グローバル事業本部のあたたかい雰囲気です。私たちの部署には、英語、ロシア語、中国語、韓国語など、多様な言語を操るメンバーが揃っています。それぞれが担当する国も異なるため、一見すると個人プレーになりがちな環境のように思えます。しかし、私がなにより心強く感じたのは、 “GIVE” の精神があふれる環境でした。困ったときにチームメンバーが声をかけてくれたり、必要な資料を共有してくれたり…。毎日が新しい挑戦の連続で、正直つらい、どうしようと悩む時期もあったのですが、今となってはグローバル事業本部の支え合いのカルチャーのおかげで、わからないことは調べればいいし、周りの人に聞けばいい、とりあえずやってみよう、手を上げようという前向きな気持ちになりました。
どんな挑戦をしていきたいのか
10年後までに韓国でグループ会社を設立することが目標です。グローバル事業本部は海外出張もあり、その度に入念な準備や段取りが必要なことも多く、正直大変だと感じる瞬間もたくさんあります。それでも、すべての経験が夢の実現に向けた大切な一歩なのだと実感しています。韓国は美容大国で、「Lypo-C」への期待も高まっています。まずはしっかり「Lypo-C」のことを理解し、韓国市場に合った拡販方法を確立すること。時間はかかるかもしれませんが愚直に取り組んでいきたいと思います。
こんな新卒に入社してほしい
「どんな目標がありますか」面接でグローバル事業本部長からこの質問を受けたとき、改めて目標を持つことの大切さを考えました。具体的な目標がまだ決まっていなくても、それは問題ではありません。大切なのは、自分の可能性を信じて挑戦する気持ち。そして、その過程を大切にできる姿勢です。
SPIC には「未来の健康を、つくる」という明確なビジョンがあり、それに共感できる仲間が集まっています。だからこそ、目標に向かって一緒に成長していける方と働きたい。小さな一歩でも、まず踏み出してみる。そんな仲間との出会いを楽しみにしています。