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新しいコーポレートTシャツ、作りました

デザイナーの大吉です。
テックタッチ、なんと2年ぶりに新しいコーポレートTシャツを作りました!
しかも3種類!

経緯とかデザインの背景とか、作業中のメモを整理がてら記事にしてみます。
これからTシャツを作ろうと思ってるスタートアップの方たちに、「こんな作り方もあるんだ」と少しでも参考になったらうれしいです。

はじめに

スタートアップあるあるのTシャツ。
テックタッチでも2019年、展示会出展を機にはじめてTシャツを作りました。
それがこれ。

どうですか? バックプリントがインパクト大!
これで会場どこを歩いていても、前からも後ろからも常にアピールできると考えたわけです。
出展した展示会では毎回反響も大きく(もちろんプロダクトの力ありきですが)、Tシャツで宣伝する、という役割は十二分に果たせたと思います。

新しいTシャツを作ることになったきっかけ

テックタッチTシャツ2019年展示会モデルの大きな問題点がひとつ。

そう、それはバックプリント。
「バックプリントがパンチありすぎて日常使いできない」
「スタートアップだから自分たちのTシャツ着て出社したいけど、これじゃ電車乗れない」
そんな声がちらほら、社内であがりはじめました。

じゃあ、新しいの作ろう!ってことになったわけですが、でもどんなの作る?と。

今回のTシャツプロジェクトは採用担当のyukiと僕のふたりで進めたんですが、作りはじめる前にこんな会話をしました。
「ロゴが真ん中にドンと配置されただけのTシャツ着る?」
「もう少し会社の知名度あったらありだけど、まだそこまでじゃないかもー」
「ロゴ置いただけでデザイン終わり!だと芸がないよね」

ということで、メンバーの声と、コロナ禍でリモートワーク中心という状況を踏まえ、下記の3つのテーマを設定しました。

1. 「今日何着よう」の選択肢になるTシャツ

もともとは「電車に乗れるTシャツがほしい」という、出社したい派メンバーからあがった声からスタートしたプロジェクト。 でも、今はリモート中心で、ほとんどのメンバーが出社のために電車に乗ることは少なくなりました。
じゃあ、家で仕事をはじめるときに「今日何着よう?あ、テックタッチTシャツにしようかな」ってなるようなTシャツにする。

2. チーム感がでるTシャツ

面談もウェルカム会もオンラインで、リアルではまだ会えていないメンバーも増えてきました。
新しく入社したメンバーができるだけ早くテックタッチに馴染んでもらえるように、着たらちょっとだけテンションがあがって、テックタッチへの愛着が増し、チーム感が生まれるようなTシャツにする。

3. カルチャーを表現しているTシャツ

作りはじめる前に、社内でアンケートを実施。 どんなワードがプリントされていたらいいか、というアンケートで、バリューや行動指針、その他社内で飛び交う誰かの口癖など、内容は様々。
せっかく作るなら、ロゴ+αでなにかメッセージを入れて、テックタッチのカルチャーを表現できるようなTシャツにする。

デザインの検討

プリント

上記の3つのテーマとアンケート結果をもとに、今回は「僕らが大切にしているバリュー」をもとにしたTシャツにしよう、ということになりました。

テックタッチの3つのバリューはこちら。

  • 挑み続けろ 援護があるから
  • Deep Thinking
  • いつでもごきげん

ボディ

Tシャツのデザインと並行して、もうひとつこだわったのがTシャツのボディ選び。

よくあるオリジナルのプリントTシャツが作れるようなサイトだと、どこも同じようなメーカーの同じようなシルエットのTシャツしか扱ってない印象でした。
「今日何着よう」の一着にするには、シルエットも今っぽくて私服として着ても違和感ないものにしたい!

そこで、実際に目で見て(なんなら一回着て)から判断したいなと思い、実際に店舗を構えている業者さんを探していたところオリジンさんに辿り着きました。
渋谷にある店舗に伺ってボディ以外にも、デザイン的に何ができて何ができないのか、を色々教えていただきました。
何種類か試着させていただき、下の写真のビッグシルエットのものに決めました(ブラックは在庫切れだったので、今回はホワイトで発注することに)。

完成

なかなかいいものができたんじゃないでしょうか(自画自賛)!
テックタッチのロゴはメインには使わず、裾のタグのみ、というデザインにしました。

実際にyukiに着てもらったらこんな感じ。

挑み続けろ 援護があるから

Deep Thinking

いつでもごきげん

みんなから喜びの声、いただきました

実は今回のこのプロジェクト、デザインは僕とyuki以外は創業者のnaka&junにしか明かさず、他のメンバーにはサイズの要望だけヒアリングしておいて発注しました。
その後、全員の自宅に発送し、受け取ってもらった時点でデザインがわかるというプチサプライズ(みんなに気に入ってもらえるかどうか、僕自身が一番ドキドキしてました)。
発送に協力してくれたnumaPありがと!

Kさんは2人の娘さんと撮った、こんな写真を送ってくれました。最高ですね!
真ん中の娘さんは、プリントが見えるように前後逆で着てくれています笑

さいごに

次はパーカーを!という要望がすでにあがってきてるので、ぼちぼち準備にとりかかります。

テックタッチのデザイナーは、プロダクト以外にも会社のカルチャーや雰囲気を表現することもできる、とても幅広いデザインに関わることができるポジションです。
プロダクト以外も色々やりたい!と考えているデザイナーの方、一緒に働きませんか?

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