Zombie FarmからJellybeanへ。シンプルでも、何度も遊びたくなるゲームを作る
Jellybean Entertainmentを立ち上げる前、私は Zombie Farm というモバイルゲームを作りました。
最初は少し変わった、とてもシンプルなアイデアでした。農場ゲームのリラックスできる楽しさと、ゾンビを育てるユーモラスな面白さを組み合わせたゲームです。プレイヤーは作物を植え、ゾンビを育て、収穫し、そしてそのゾンビたちを使って侵略します。
少しばかばかしく、すぐに理解できて、モバイルゲームとして直感的に伝わる内容でした。しかし、そのシンプルなアイデアの裏側には、タイミング、報酬、コレクション、アップグレード、期待感を組み合わせた強いゲームループがありました。
Zombie Farmは、私の想像を超える大きな成功となりました。iOS初期に成功したFree-to-Playゲームの一つとなり、非常に多くのプレイヤーに遊ばれ、最終的には私が立ち上げたスタジオであるThe Playforgeの買収にもつながりました。
しかし、Zombie Farmから得た一番大切な学びは、ダウンロード数ではありません。
それは、次のことです。
モバイルゲームは、複雑でなくても意味のある体験を作ることができます。大切なのは、プレイヤーがすばやく、はっきりと、何度も「楽しい」と感じられることです。
この考え方は、今でも私のゲーム開発の中心にあります。
優れたカジュアルゲームは、一見するとシンプルに見えます。しかし、その裏側ではとても丁寧に設計されています。タップの感触、報酬、アニメーション、アップグレード、進行感。その一つひとつが、ゲームの気持ちよさに大きく影響します。
そして今、私は東京でJellybean Entertainmentという新しいチャプターを始めています。
現在開発しているのは、気持ちよく遊べるカジュアルなプレイ感と、軽いローグライト成長要素を組み合わせたモバイルパズルアドベンチャーです。目指しているのは、すぐに遊び始められ、短い時間でも楽しめて、長く続けるほど報われるゲームです。
ある意味で、私はZombie Farmの時と同じデザイン上の課題にもう一度向き合っています。
どうすれば、親しみやすいカジュアルなゲームメカニクスに、新しい感情的な魅力を加えられるのか。
Zombie Farmでは、その答えが「農場 × ゾンビ」でした。
今回のプロジェクトでは、マッチング、コレクション、キャラクター成長、ランごとのアップグレードを組み合わせることで、親しみやすく、魅力的で、何度も遊びたくなる体験を作ろうとしています。
私たちは小さなスタートアップなので、参加してくれる一人ひとりの存在がとても重要です。私が一緒に働きたいのは、コードを書くことだけでなく、ゲームがプレイヤーの手の中で気持ちよく感じられることを大切にできる人です。
シンプルなメカニクスを見て、こう考えられる人です。
「この遊びのどこが気持ちいいのか?」
Zombie Farmは、シンプルなアイデアでも、丁寧に作り込めば力のあるゲームになることを教えてくれました。
Jellybean Entertainmentでは、そんな開発文化を作っていきたいと考えています。小さく、集中して、よく考えながら、プレイヤーがまた戻ってきたくなるゲームを真剣に作るチームです。
カジュアルゲーム、モバイルゲームデザイン、Unity開発、そしてシンプルなメカニクスを気持ちよく仕上げることに興味がある方にとって、ここは新しいものを一緒に作る面白い場所になると思います。