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元バンドマンのやりがいは「チーム」と「太陽光発電」

当社のSmart Mirai 事業部で活躍する、山田健太(やまだ・けんた)さんに、「今まで」と「これから」をインタビューしました。

バンドで夢を追いつつアルバイト

ーー笑顔が素敵ですね。

ありがとうございます。アルバイト先の年長の男性に、「笑顔が子供っぽくていい」といわれたことぐらいしかないので嬉しいです。

ーーアルバイトをされていたんですね。

はい。和食系の飲食チェーン店でホールスタッフを、20歳くらいから約10年間やっていました。

ーー10年間もしていたんですね。その間、アルバイトの他に何かされていたんですか。

実は、デビューを夢見てずっとバンド活動をしていました。

ーーバンドマンですね!

ギターを高校生のときにはじめてハマり、ネットでメンバーを募って結成しました。ただ、バンド活動では食べていけないので、アルバイトは朝から晩まで入って、深夜や空いた時間でバンドの練習やライブをしていました。残念ながら、バンド活動は実を結びませんでいたが、アルバイトでは職場のまとめ役になり、得がたい経験を積めたと思います。

ーーアルバイトのまとめ役で、どんな経験がありましたか?

人をまとめる難しさと、それにどう対処すればいいかを身をもって経験しました。私がアルバイトをしていた飲食店のホールスタッフは、朝や昼は主に主婦の方々が多く、夜は若い学生さんたちが多いんです。そんな人たちに、同じ接し方をしてはいけないなと。

ーー接し方の違い...どのような違いですか?

主婦の方々は基本的なお客様対応はできる人が多いんです。だから、必要なのは「話を聴く」。話を聴いてくみ取って、必要に応じて職場環境の改善に反映させることをしていました。若い学生さんの方々には、まずはマニュアルを守ってもらうことに専念しました。

ーーなるほど!いいリーダーですね。

チームで1つのことを協力してやる醍醐味がありました。だから笑顔が褒められたのかもしれません。できれば、女性からが良かったんですが(笑)


30歳でバンドをやめて就職

ーーそんな山田さん、バンド活動とアルバイトの生活から一転して会社員になるんですね。

はい。実はアルバイト期間中に結婚しまして。子供が生まれたのを期に「会社で働こう」と。30歳という区切りの良さもありました。

ーーそのタイミングで結婚とは、思い切りましたね。

当時付き合っていた彼女が外国籍だったんです。一緒に住みたい、結婚したいとは話をしていたんですが、あるときビザの関係でどうしても彼女が帰国しなければいけなくなりました。

そこで、いったん帰国した彼女に連絡して「結婚しよう」と伝えたんです。国際結婚は偽装を避けるために手続が多いんです。何回も彼女の国へ行って役人さんに説明したり、「お互いが好きで結婚する証拠を出しなさい」と言われて日付入りのデートの写真を提出して「ほら、こんなに笑顔でしょう!」と力説したりしました(笑)

ーー就職してみて、どうでしたか?

不動産系の会社の営業職で入ったんですが、ほぼ個人プレーで回っている会社でした。他の人たちと協力して仕事を進めるようなものではなく、むしろ他の営業社員は競争相手という雰囲気でした。

私は、チームで協力して物事を進めるのが好きなんです。でも、それができない。社内もギスギスしているように思えて、やりがいが感じられませんでした。

ーーチームで仕事をすることが山田さんにとって重要なんですね。

そうですね。高校の部活の経験がいい肥やしになっているんです。


「チーム」についての苦い思い出

ーー高校時代の部活は何をされていたんですか?

中学高校と、軟式テニスをしていました。頑張って練習していたからか、高校2年生のときにはキャプテンに選ばれました。

ーーキャプテン!すごいですね!

それが、チームをうまくまとめられなくて悩みどおしでした。私は県大会優勝を目標に頑張ろう!とハッパをかけたんですが、進学校ということもあり、「そこまで頑張らなくてもいいじゃないか」と考える他のメンバーと温度感の差ができてしまって。

ーーキャプテンとして頑張らなければと思ってしまい、空回りしてしまったんですね。

そうです。だんだんチームの中でうまくいかなくなって、夏の合宿でキャプテンも部活も辞めました。

ーーそれが山田さんの「チーム」経験の肥やしになっているんですね。

はい。この経験があったからこそ、アルバイトでもまとめ役になれたのだと思います。



エコな暮らしへの憧れと、ネミーと。

ーーそんな山田さんは、なぜネミーへ入社されたんでしょうか。

太陽光に興味があるんです。地球にやさしい暮らしには太陽光発電は必須なものだと思っています。私の出身は千葉のそれなりに田舎な町(笑)なんですが、都会よりも雰囲気が好きなんです。できるだけ自然と共存してエコな暮らしをしていくために、太陽光発電は大事だなと。

それと、面接で対応してくれた人事担当者と社長が、堅苦しくなく話せたのも大きかったですね。この雰囲気の会社だったら入りたいと思いました。

ーー入社してからの印象はどうですか?

面接での印象は変わりませんでした。それと、前の会社と比べて仕事の進め方が私の求めていたようなものでした。同じ部署や他部署の人と連携して複数の人が関わって進めていく、チームプレイが主なんです。

先日も、太陽光発電システムを設置する現場に、上司と、設置工事担当者と一緒に訪問しました。お互いにあれやこれや話をして、だんだん案件がまとまっていく過程はまさにチームで仕事をする醍醐味だと感じています。

以前の職場では、周囲を出し抜いて結果を出す「生き馬の目を抜く」ようなタイプが高い評価を受けていました。私はそういった器用さは持ち合わせていないので、お互い支え合いながら仕事を進めていくネミーの風土が合っているような気がします。



ーー山田さん、ありがとうございました!これからもチーム活動を通して、たくさんのお客様にエコな暮らしを提供していってください!

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