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【代表インタビューVol.2】コロナ時代に求められる、マーケターのキャリア戦略とは?

こんにちは、シンクリンク採用担当です。

現在、コロナの影響で今後のキャリアに不安を抱えている方も多いと思います。

そこで今回は、代表の的場に、今後想定されるデジタルマーケティング業界における市場環境の変化や、マーケターとして必要となるスキルなどについて話を聞いてきました。

ぜひ、最後までお読みいただければ嬉しく思います。

■早速ですが、今後、デジタルマーケターを囲む市場環境はどのように変化していくとお考えですか?

現状、デジタルを含めた全ての業界の市場環境が、今まで対峙したことのないスピードで急激に変化しています。その為、今後デジタルマーケターとして生き残るには、情報感度を高める必要があると思っています。今までの当たり前が通用しないことを前提に、先の変化を見据え、臨機応変に情報を捉えていく力を蓄えることができたら、結果的に再び、デジタルを利用した新しいサービスや事業が誕生していくと考えています。

■広告主の広告予算配分に変化などはありましたか?

現状、弊社においてはバジェットカットの波に飲まれていませんが、直近ではなくとも、いずれはそういう事態も訪れると見立てています。

■現在、一時的にゲーム業界やeコマースの需要が伸長傾向にありますが、どのように捉えていますか?

コロナの影響によりeコマースの利用者が増えることで、eコマース自体のシェアは増えると思いますが、国民全体の消費金額が上がることは無いと思います。

今後eコマースやリテイルの役割は変化していくと思います。例として、「生鮮食品はスーパー、インスタントや保存のきく食品は通販」など、役割が今までより顕著に分断されると想定しています。

■アパレル業界など、かねてよりデジタルシフトが叫ばれつつもなかなかシフトチェンジが実現されてこなかった業界も今回を期に一気にデジタルシフトが加速化するのでしょうか?

加速化は間違いなく起こりえますが、適応できるか否かは業態によるでしょう。例えば、アパレル業界が完全にデジタルシフトし、今後市場を伸ばしていくことについてのハードルは非常に高いと思われます。「エクスペリエンス」という観点で見た時に、着心地・肌触りなどの実体験は、実際に触れてみないと得られません。この「エクスペリエンス」をデジタルで消費者に対していかに提供していくかがカギになるはずです。これができなければ、アパレル業界がECで目覚ましく成長を遂げることは難しいと考えています。

■コロナの影響で各業界が非常に苦しい状況下に置かれていますが、その中でマーケターがキャリア選択を考える際にはどのような視点で会社を選べば良いのでしょうか?

「会社を選ぶ」というスタンスすら変化していくと思っています。

今後必要となるのはセルフマネジメント力で、「会社の傘に自分がいるのではなく、会社の看板を借りて自分がいる」というスタンスに切り替えていく必要があると思います。

その為、自分の能力を可能な限り活かせる会社を見極めることが重要となります。

■他に、今後マーケターとして生き抜くために、どのようなスキルを伸ばしていく必要があるのでしょうか?

一言で表すと、「柔軟性」だと思います。

1つのドメインにスキルの範囲を絞るのではなく、幅広い領域の知識を得る力が必要になると考えています。例えば、マーケティング戦略の絵図を描くだけではなく、広告運用実務・プランニング・営業活動など、統括的な活動を担えるようになる必要があるということです。

加えて、今後はいちマーケターであったとしても、ビジネスサイドまで踏み込み、全面的にフロントで顧客のビジネス課題に対しソリューションを提供できるようにならなくてはいけない時代が訪れると思います。すなわち、「マーケター」ではなく、「ビジネスマン」としてマーケティングという一つの領域で得たスキルをどう柔軟に反映してくかが重要だと思います。

■シンクリンクとしての、今後の事業に関して方向性を教えてください。

コロナ騒動以前から、代理店ビジネスを超えて、事業会社に進化していくことを目指しています。かねてより展開予定であるeコマース事業を改めてプロダクトとしてアウトプットしていく予定です。今後は、今まで培ってきたノウハウを活かし、迅速にプロダクト化・サービス化していく必要があると思っています。

■上記を踏まえ、今後どういう方にシンクリンクにジョインしていただきたいと考えていますか?

自走できる方にジョインしていただきたいと考えています。直接収益を生み出すとまではいかなくても、物事をシンプルに考えてシンプルに伝える能力があり、人から言われなくても自ら物事を推進する事ができる方を必要としています。社員が会社のコントロール下に置かれる時代ではもうないと思っていて、個々のマーケターがシンクリンクという会社をコントロールし、会社も自分自身も、更なる成長に導いていただければと考えています。

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