こんにちは、株式会社koujitsuのさゆりです。(※koujitsuはお互いをファーストネームで呼び合う文化がありますのでこう名乗らせてください。)
若手の方と話していると、ときどき出てくる悩みがあります。
「自分で何とかしなきゃ、と思いすぎて、しんどくなってしまう」 「人に聞くのは、迷惑になるんじゃないかと思って躊躇してしまう」 「相談するタイミングが、いつもわからない」
責任感のある人ほど、こうなりがちです。今日はこの話を、私たちなりの考え方で書きます。
「抱え込まない」は、能力です
まず大事な前提を共有させてください。
仕事を一人で抱え込まないことは、サボりでも、甘えでも、能力不足でもありません。むしろ、磨くべき技術だと、私たちは思っています。
なぜか。仕事には必ず、一人で抱え込んでいい範囲と、抱え込んではいけない範囲があるからです。この線引きを判断できる人が、結果的に大きな仕事を任されるようになります。
抱え込んでいい仕事と、いけない仕事
ざっくり言うと、こういう区別です。
抱え込んでいい仕事
- 自分のスキルでこなせる範囲のタスク
- 試行錯誤の中で学べる、低リスクの作業
- 自分が成長するために、一度ぶつかった方がいい壁
抱え込んではいけない仕事
- 自分のスキルや権限を超えた判断
- 期限に間に合わなくなりそうな状況
- クライアントに迷惑がかかる可能性のあるトラブル
- 自分一人では見えていない論点がある複雑な案件
問題は、後者の状況に陥った時に、「自分で何とかしなきゃ」と抱え込んでしまうことです。これは、本人にとっても、周囲にとっても、誰にとっても得がありません。
早く相談することは、信用を上げる行為です
「相談したら、能力がないと思われるんじゃないか」
これは、若手によくある誤解です。実際は逆で、適切なタイミングで相談できる人ほど、周囲の信用が上がります。
なぜか。状況を正確に把握して、適切な人を巻き込める力こそが、ビジネスで一番難しい力だからです。
「鬼十訓」の第3則——先回りし、気遣いに徹する。準備・報連相・段取りは、最優先の仕事である。
私たちは、報連相を「能力の低い人がするもの」ではなく、「仕事ができる人ほど徹底するもの」と捉えています。
チームで成果を出す、ということ
クライアントワークの現場では、一人でできることには限界があります。マーケターだけ、デザイナーだけ、PMだけでは、成果は出ません。それぞれの専門性を持ち寄って、初めてクライアントの課題に向き合える。
だから、自分の強みを活かしつつ、自分の弱みは他人の強みで補ってもらう——この発想が、koujitsuでは標準的です。
具体的には、こんな仕組みを置いています。
- 案件ごとに、必ず複数人のチームを組む(一人案件にしない)
- 困った時にすぐ相談できる、フラットなSlack文化
- 週次のチームミーティングで、進捗だけでなく「困っていること」も共有
- マネージャーとの1on1で、抱え込みの兆候を早めに拾う
これらは制度というよりも、「一人で抱え込ませない」という思想の表れです。
強がらない、けれど、逃げない
一つだけ補足しておくと、「抱え込まない」は「逃げる」とは違います。
困った時に相談するのは技術ですが、自分でやるべきことから逃げるのは、別の話です。「鬼十訓」の第5則——結果に執着し、責任を引き取る——は、ここでも生きています。
責任は引き取る。でも、一人で抱え込まない。
このバランスを取れる人が、koujitsuでは伸びていきます。
こんな方に来てほしいです
- チームで仕事をする楽しさを知りたい方
- 一人で抱え込みがちな自分を変えたい方
- 周囲を巻き込みながら、大きな成果を出したい方
- 報連相を「面倒な作業」ではなく「武器」にしたい方