こんにちは、株式会社koujitsu人事のさゆりです。(※koujitsuはお互いをファーストネームで呼び合う文化があります。)
採用面談で、「評価制度はどうなっていますか?」と聞かれることがあります。いちばん気になりますよね。。
ただ、制度の細かいルールはぜひ面談で聞いていただきたいなと思うのですが、その前にある思想の方を先に知ってほしいなと思い筆を執ります。
私たちが評価で見ているのは、シンプルに言うと3つです。
- 成果を出したか
- その成果は、再現可能なものか
- 周囲に良い影響を与えたか
順番に説明します。
1つ目:成果を出したか
これは説明不要かもしれません。クライアントに対して、自分の役割に応じた成果を出したか。数字、品質、納期、満足度——すべて含めて、結果として価値を提供できたか。
ただ、一つだけ補足しておきたいのは、「運の良い成果」と「実力による成果」を、私たちは区別するということです。たまたまクライアントとの相性が良かった、たまたま市況が良かった、たまたま前任者の貯金があった——こういう要素は、評価から差し引いて考えます。
2つ目:その成果は、再現可能なものか
これは1つ目より少し深い視点です。
一度たまたま大きな成果を出したのか、それとも、別の状況に置かれてもまた成果を出せる力をつけたのか。
評価で重視するのは後者です。なぜなら、再現性のある力こそが、その人の市場価値であり、私たちの会社の資産になるからです。
具体的には、こんなことを見ます。
- 成果を出すまでのプロセスを、自分の言葉で説明できるか
- なぜうまくいったのか、要因を分解できているか
- 同じやり方を、別の案件にも応用できるか
- 周囲に再現可能な形で共有できているか
成果は結果として大事です。でも、それと同じくらい、その成果を生んだ思考プロセスを大事にしています。
3つ目:周囲に良い影響を与えたか
最後の視点が、たぶん他社と少し違うところかもしれません。
私たちは、個人の成果だけでなく、その人が周囲にどんな影響を与えたかを見ます。
- チームのメンバーが、その人のおかげで成長したか
- 周囲のメンバーが、その人と働くことで良いインプットを得られたか
- 文化や雰囲気を、その人がより良い方向に動かしたか
「鬼十訓」の第9則——文化の体現者であれ。場の空気は、自分がつくる——を、評価軸にも組み込んでいます。
なぜか。会社というのは、結局のところ、人と人の関係性でできているからです。どれだけ個人で成果を出しても、周囲を消耗させるような働き方をする人は、長期的には会社にとってマイナスになる。逆に、自分の成果がそこそこでも、周囲の力を引き出せる人は、巡り巡って大きな価値を生みます。
評価=査定、ではない
最後にもう一つ。
私たちにとって評価は、給与を決めるための査定ではなく、本人が次に伸びるための対話の機会です。
評価面談では、できたこと、できなかったこと、次にどう伸びていくか、どんな仕事を任せていくか、こうしたことを丁寧に話し合います。給与の話は、その対話の結果として出てくるものです。
「鬼十訓」の第8則——常に学び、謙虚であれ——は、評価する側にも当てはまります。私たちも、評価する側として、本人の本当の力を見落とさないよう、毎回真剣に向き合うようにしています。
こんな方に来てほしいです
- 短期の成果だけでなく、再現性のある力を積み上げたい方
- 個人プレーではなく、周囲と一緒に成果を出すことに価値を感じる方
- 評価を、給与のためだけでなく、成長のための対話と捉えられる方