こんにちは!リアルト・ハーツ採用広報 安藤です!
「新築の注文住宅」か、「新築の分譲住宅」か、「中古のリフォーム住宅」か。「家づくり」にはそれぞれの特長があります。表面的な魅力だけではない、本当の意味での違いはやってみないとわからないもの。今回はそのいずれもの経験を持ち、今は主に「新築の分譲住宅」の施工管理に携わる、柳井健一さん(名古屋支店勤務)にそれぞれの仕事の魅力や、今の仕事ならではの面白さなどをお伺いしました。是非、ご一読ください!
▽プロフィール
名古屋支店 施工管理 係長 柳井 健一
中途入社4年目、妻と娘と息子の4人家族です。趣味はDIYで休日を利用し、自宅にウッドデッキを製作しました!最近はゴルフも楽しんでいます。
ー柳井さんは、前職では、どのようなお仕事をされていたのでしょうか。
今までずっと住宅関係の仕事をしてきました。最初は岐阜県の新築の注文住宅メーカーで、15~16年ほど施工管理を行い、その後、規模の小さい建築会社で3年ほど店舗や大型物件の建築に携わっていました。当時は、住宅以外の建築も経験したいと転職したのですが、やはり店舗や大型物件ですとお客様の顔が見えにくくて。
規模が小さい会社で将来的な不安があったこともあり、リアルト・ハーツに転職しました。
ー住宅メーカーでの施工管理のキャリアがあるならば、新築住宅をメインに展開する企業など、転職では他にも様々な選択肢があったと思います。リアルト・ハーツに入社を決めた決め手はどこにありましたでしょうか。
実は前々職での先輩がすでにリアルト・ハーツで活躍されていて、その先輩に相談したら、入社を勧められたんです。他にも何社か情報収集して、比較検討したのですが、全国的に増え続ける空き家が深刻な社会問題となっている今、その解決策としてリフォーム事業を手掛けていることは社会的な意味があると思いました。
また当時の名古屋支店では、地域のお客様のニーズに合わせて新築分譲住宅も手掛けていきたいという状況でした。新築住宅の施工体制をゼロから構築できることと、今までの新築住宅分野での自分の経験が活かせることにも魅力を感じ、入社を決めました。
ータイミングもよかったのですね。新築住宅は、入社してすぐに取り組まれたのですか。
入社直後は、中古の戸建て物件やマンションのリフォームをメインに担当していました。
柳井さんは、前々職では新築の注文住宅に携わっていらっしゃったとのことですが、業務ではどのような違いを感じましたか。
中古住宅のリフォームでは、内部の壁や柱を取り除いて、スケルトンの状態にして作り上げていきます。「構造的にこの柱(壁)を抜いてもいいのか?」など、現場でやってみないとわからないこともあり、リフォームを進めながら間取りの変更が発生します。それを業者と相談しながら進めていくのですが、最終的に今までの生活感がゼロになり、内側だけ見れば新築と変わらない物件に生まれ変わっていくのは素直に感動しますね。
これだけ空き家が増えている中、古い空き家に付加価値をつけていかに世に出していくか、というのは世の中の流れに合っていることもやりがいですね。
「ものづくり」が好きな仲間がいる。
「好き」という思いと意欲があれば、経験は関係ない。
ー新築住宅の立ち上げには、いつ頃から関わるようになったのでしょうか。
名古屋は新築住宅志向が強い地域性があるので、お客様の要望に応えるために、私が入社2年目くらいの頃から営業や支店長と一緒に着手し、今は業務の8~9割が新築の案件です。
名古屋は都市部なので土地も狭く、名古屋市独自の法令などもあり、新築分譲住宅を建築するにあたって、誰に何を聞いて進めればよいのかわからず、苦労したこともありました。しかし、法令の中でいかにこだわりの家を作っていくかギリギリのところでアイデアを出し合うなど、「支店のみんなで意見を出し合いながら、事業をつくりあげていく面白さ」や「自分の想いが反映されていく楽しさ」も経験できました。
ーお客様が新築志向で需要が高いと、大手メーカーや地場の企業など、競合も多いと思います。そのなかで、リアルト・ハーツの強みはどこにあると感じていますか。
リアルト・ハーツは本社からのトップダウンではなく、各支店の裁量が大きいため、いろんなことを支店で決められます。だから分譲住宅ではありますが、地域性に合わせてみんなで検討して、意匠やコンセプトにこだわれるところが強みだと思います。結果として、「この値段で、こんなにいいのができるの?」とお客様にも思っていただけるような「家づくり」ができました。
社員の思いを反映して、お客様に選んでもらえる「家づくり」ができる環境なんですね。
そうなんです。たとえば新築事業の1棟目の物件でも、玄関のタイルのラインを揃えるなど、細部まで配慮しました。気づく人は少ないかもしれないのですが、建物ではものの「線(ライン)」を揃えていくことですっきりとかっこよく見えるので、それは私なりのこだわりでした。
1棟目のお客様は20代の方で、あまり表情に出さない物静かな方だったのですが、仕様の説明をさせていただいた時にぼそっと、「かっこいいよね」とおっしゃってくださって。他の物件もいろいろとご覧になっていると思うのですが、ちょっとしたこだわりの積み重ねが、「何となくいいな」という全体の印象になって、それが購入の決め手になったのではと、嬉しくなりましたね。
―そうした「こだわり」も、経験豊富な柳井さんならではですね。
それはあるかもしれませんが、この会社の人はみんな、基本的にものづくり、「家づくり」がとても好きで、話し合いでは経験の長さはあまり関係ないんです。若く未経験で入社した人もいますが、同じように「こうしたい」という意見を出し合っていますよ。「みんなでいい家を作ろう」という社風なので、たとえ経験がなくても意欲があり、自分でいろいろ調べて勉強してきた意見ならば、周囲も耳を傾けて「じゃあやってみようか」となります。
ーそれは未経験者にとっては嬉しい環境ですね。建売の分譲住宅で、このような環境で「家づくり」ができるのは珍しいのでしょうか。
そうですね。新築注文住宅ですと、施主のお客様のニーズを反映して、一からこだわりを持って家を建てることができますが、建売分譲住宅ですと決まりごとが多くて、通常は個人の「こうしたい」という思いを反映させるのが難しいんです。
リアルト・ハーツでも、もちろんある程度の型はありますが、それがかっちりと決まっているわけではないので、自分なりの思いをもって楽しく「家づくり」に関わることができます。新しいことを考えて、それを反映させていけるので、建売分譲住宅でも飽きることはないですね。
また、今まで私が関わってきた新築注文住宅と違うのが、住宅のアフターフォローを外部の専門業者に任せているため、「家づくり」に専念できることです。
家は建てて終わりではないので、定期メンテナンスが必要です。定期メンテナンスを通じて、お客様と長く付き合っていく良さももちろんありますが、自社でアフターフォローもするとそこに大きなリソースが必要となる。名古屋支店では、アフターフォローを外部に任せようという判断が早かったので、「家づくり」に専念できる環境があります。
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転職して「しかめっ面」がなくなりました(笑)
それは「家づくり」が好きな人には、たまらない環境ですね。
今まで仕事内容についていろいろお伺いしましたが、働く環境としての違いはどのように感じていますか。
転職して、飲み会が増えました。今はコロナで、その機会は少なくなりましたけど。それでも月2回、社長が支店に来てミーティングをするので、その夜はみんなで飲みにいくのが恒例です。社長ともざっくばらんに話ができますし、職場のみんなともフランクに話せます。この仕事は一人でできる業務ではなく、いろんな人と協力しながら進めていくので、こうした飲み会でのコミュニケーションは仕事でも役に立っています。何より純粋に楽しいです(笑)。
そして、働き方も劇的に変わりました。私は建築業界に長く勤めてきましたが、こんなに休みがしっかり取れる会社は初めてです。
確かに、特に住宅に関わる仕事はなかなか休みが取りにくいという話は聞いたことがあります。
そうなんですよ。新築の注文住宅ですと、お客様の顔が見えてお客様と一緒に作っていく喜びがあるのですが、一方で一人が担当する業務がとても多いんです。自分が休みの日も建築現場は動いていて、対応が必要なことが発生するので、基本的に休みは取りにくいですし、休日も「他の人は仕事しているし、仕事しなければ」という「無言の圧力」というか、いつも頭のどこかに仕事のことがありました。連休なんて、取れても4日程度でしたね。
しかしリアルト・ハーツは建売分譲住宅なので、建築している間はお客様がいらっしゃいません。だから、新築の注文住宅のように施主のお客様との細かな打ち合わせや確認の必要もありません。
それだけでなく、会社全体でも、様々な仕事を一人に抱えさせずに分業や効率化のためのツールを使うなどして、一人の仕事の負担を少なくしようとしてくれています。だから休みや休暇もしっかりとれるんです、今年のGWは11連休でした。
以前は休みの日でもどこかで仕事が気になっていたのですが、今は会社全体で休みをしっかり取ろうという雰囲気ですし、休日は支店ごと休みなので、気持ち的にもきちんと休めるようになりました。
ー休日なのに仕事が頭から離れないというのは、確かにゆっくり休めません。こだわりながらの「家づくり」もできて、休みもとれるというのは、まさに「いいとこどり」の環境ですね!
休みが増えた分、プライベートの時間の過ごし方にも変化はありましたでしょうか。
DIYで、ウッドデッキを作る時間ができるようになったとか、キャンプに行くのに都合がつきやすくなったなどはあるのですが、何より家族から「しかめっ面してないよね」と言われるようになりました。昔は業者の方に電話口で怒っていたこともあったんですが、転職してそういうこともなくなりましたね。
以前は業者とのやりとりで、しかめっ面にならざるを得ないような出来事が多かったということでしょうか???
いや、実はその点はそんなに変わらないんですよ(笑)。でも休みがしっかりとれるようになって、自分の時間や家族との時間が取れるようになったので、トラブルなどが起きた時の自分自身の心の余裕が大きく違うんだと思います。
それはとっても素敵なエピソードですね!
しっかり休めるというのは、本当に大事です。新築注文住宅では、お客様と一緒に家を作り上げるやりがいも大きいですが、一方でなかなかしっかり休みが取れないというのも事実です。リアルト・ハーツなら、新築注文住宅とは違いますが、支店のみんなで思いを出し合って一緒に家を作り上げることができますし、何より休みがきちんととれるので、自分の時間も大切にできます。
未経験から住宅づくりにチャレンジしたい方、今まで他の建売分譲住宅を経験されてきた方には特におすすめの環境ですよ。
是非、ご応募ください!!
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