目次
F1への憧れがつないだ、Hondaとの縁
入社1年で会社の主力プロジェクトを引き継ぐ
システムを守り、販売店を支える日々
若手でも大きな裁量を持てる環境
皆さんへのメッセージ
F1への憧れがつないだ、Hondaとの縁
私は社会人4年目で、前職では開発会社でエンジニアとして働き、2024年3月にホンダセールスオペレーションジャパン(以下、HSJ)に中途採用で入社しました。
本田技研工業株式会社(以下、Honda)への興味は、大学時代に遡ります。親の影響でF1を観るようになり、Hondaの活躍に心を惹かれていきました。新卒では開発会社を選びましたが、転職のタイミングで車業界、特にHondaへの想いが再燃。エンジニアとしての経験を活かせるHSJへの入社を決めました。
現在は、プロジェクトマネージャーとしてデジタル支援課で販売店向けのタブレットアプリ開発とメーカーホームページの運用を担当しています。販売店でスタッフがお客様と商談する際に使う電子カタログのアプリや、試乗車・展示車を検索できるWebサイトなど、販売の最前線を支えるデジタルツールの開発・運用を行っています。
入社1年で会社の主力プロジェクトを引き継ぐ
私が主に担当しているのは、販売店スタッフがお客様との商談で使用する電子カタログアプリの開発です。このアプリには車種情報含め様々なコンテンツが入っており、販売の現場を支える重要なツールになっています。
入社から約1年で、このプロジェクトの主担当を引き継ぐことになりました。会社の主力業務の一つだったので、正直プレッシャーは大きかったです。
当時はちょうど開発チームも新体制に移行するタイミングだったので、足りない資料を洗い出して新しく作ったり、複雑なシステム構成をひとつひとつ理解したりと、必死に食らいついていきました。あの時の経験が、今の自分の基盤になっていると感じています。
現在の役割は、システムオーナーとして方向性を決め、開発チームをマネジメントすることです。「このシステムをこういう方向で進めたい」「この開発の進め方でいこう」といった意思決定や、販売店からの問い合わせ対応、不具合への対処まで、幅広い業務を担当しています。
システムを守り、販売店を支える日々
一日の仕事の流れとしては、朝出社して、まずシステムが正常に稼働しているか、他システムへの影響や不具合がないかを確認します。午前中は打ち合わせがあれば参加し、なければ資料作成や今後の課題整理を行います。
お昼を挟んで、午後は各システムの保守定例会に参加することが多いですね。それ以外の時間は、午前中に起きたトラブル対応や、チームメンバーのサポート、販売店からの問い合わせ対応などを行っています。
この仕事で特に大切にしているのは、実際に使う販売店スタッフの声を聞くことです。
例えば、タブレットアプリの新機能を開発する際も、「現場で本当に使いやすいか」を常に意識しています。販売店からの問い合わせに対応する中で、「ここが分かりにくい」「こういう機能があったら便利」という声を拾い、それを開発にフィードバックする。そうやって現場と開発をつなぐ役割も、私の重要な仕事の一つです。
システムオーナーとして、技術的な視点だけでなく、「販売店のビジネスにどう貢献できるか」という視点を持つことが、より良いシステムを作る鍵だと感じています。
若手でも大きな裁量を持てる環境
HSJに入社して特に実感していることは、若手でも大きな裁量を持って仕事ができるということです。入社1年弱で会社の柱となる業務の主担当になれるのは、他ではなかなかできない経験だと思っています。
若手だからといって遠慮する必要はなく、「私はこうやりたい」と周りに発信していれば、実際にチャレンジさせてもらえる環境があります。まだ変化の途中にある会社組織だからこそ、自分の色を出していくことができるんです。
また、柔軟な働き方ができるのもこの会社の魅力の一つです。業務による部分もありますが、自分の裁量で勤務時間を調整したりすることも可能で、理想的なワークライフバランスを実現できる環境だと感じています。
皆さんへのメッセージ
HSJのデジタルイノベーションカンパニーは、自分の意見や主張を持って働きたい人にとって、最適な環境です。主体性を持って取り組むことが求められる一方で、若手のうちから大きな裁量を持ち、自分のやりたいことに挑戦できるチャンスがあります。
エンジニアとしてのスキルを活かしながら、プロジェクトマネージャーとしてHondaという大きなブランドのデジタル変革に携わりたい。販売現場を支えるシステムを通じて、お客様により良い体験を届けたい。そんな想いを持つ方に、ぜひ来ていただきたいです。