目次
それぞれの想いを胸にHondaへ
1年目から担う、サービス企画の最前線
多様な関係者と作り上げる仕事
若手でも裁量を持ち、成長できる環境
多様な個性が活きる、柔軟な職場
皆さんへのメッセージ
それぞれの想いを胸にHondaへ
ーまず、お二人の入社のきっかけを教えてください。
N:私は2024年に本田技研工業株式会社(以下、Honda)に新卒入社し、現在はホンダセールスオペレーションジャパン(以下、HSJ)のデジタルイノベーションカンパニーで、Hondaの販売店やお客様向けのデジタルサービスの企画・運用を担当しています。
入社のきっかけは、インターンシップに参加したときに感じた社員の方々の熱量でした。大学時代はサークル活動の中で楽しさはあったものの、成長実感が得られなかったんです。数十年にわたる社会人生活では、「自分は成長を感じながら働きたい!」と思い、熱い仲間と切磋琢磨できるHondaを選びました。
もう一つ、祖母がいつも「世のため人のために」と言っていて、それがHondaの理念と重なったことも決め手になりましたね。
K:私も同じく2024年にHondaに新卒入社し、現在はHSJでHondaのアプリに関する開発と運用を担当しています。
入社理由はとてもシンプルで、幼い頃から父の影響でF1が大好きだったんです。将来はモータースポーツに関わる仕事がしたいとずっと思っていました。ある日、配信アプリでF1の解説をされていた元Honda社員の浅木 泰昭さんが「文系でF1に関わりたいなら、Hondaに入るのが手っ取り早い」とおっしゃっていて。本当に単純なんですが、「じゃあ入ろう!」って。
元々、かっこいい車ってどんな車だろうって考えるのが好きだったので、迷いなくHondaを選びました。
1年目から担う、サービス企画の最前線
ー現在担当されている業務について、具体的に教えていただけますか?
N:現在は、Honda車を保有するお客様が愛車情報を管理したり、販売会社からのお知らせを見たり、車検・点検の予約をすることができる「Honda Total Care」というアプリに関連する企画・運用を行っています。
入社して最初に主担当として任されたのは、このアプリの初回ログインフローを簡略化する施策でした。従来のフローが複雑だったため、お客様がスムーズにログインできるよう改善し、今年8月にリリースしたんです。実際に販売会社の方から「業務効率が上がって助かっている」という生の声をいただいたときは、本当に嬉しかったですね。
K:私の業務は大きく二つあります。一つはアプリ関連の機能開発、もう一つは運用です。機能開発では、「My Honda」というアプリのセルフ見積り機能の拡充を担当しています。今はお客様がデジタル上で検討する時代なので、検討を深めた状態で販売店に来ていただけるようなサービスづくりを目指しています。
運用では、アプリで配信するメッセージの配信管理や、納車時の説明を動画で事前に見られる「納車前動画」の制作、年4回開催される「Enjoy Honda」という大型イベントでのアプリ会員獲得施策などを担当しています。
このイベントでは実際にお客様とコミュニケーションを取る機会があり、「これいいね」「面白い!」と言っていただけた瞬間の喜びは忘れられません。このように直接お客様に届けるサービスを提供できることに、大きなやりがいを感じています。
多様な関係者と作り上げる仕事
ー1日の業務の流れや、チームでのコミュニケーションについて教えてください。
N:1日の流れは日によって違いますが、ミーティングと自分の作業時間が6対4くらいの割合です。ミーティングの内容は、ベンダーさんとのプロジェクト進捗確認や、チーム内での週次定例が中心です。プロジェクトを複数掛け持ちしているので、その分定例も増えていきます。
デスクワークの時間は、上司に質問をしたり、報告資料を作成したりすることが多いです。プロジェクトごとに関わるメンバーも違うので、日々様々な方とコミュニケーションを取りながら仕事を進めています。
K:私のチームは特にミーティングが多いです。ミーティングが多くなるのは、システム開発を実際に担当してくださるベンダーさんとの定例ミーティングが必要不可欠だからです。加えて、Hondaにはいろいろなグループ会社があり、それぞれと連携しながら大きなシステムを作り上げていくので、どうしてもミーティングが増えてしまいます。メールも多くミーティング調整も頻繁にありますが、それも含めて多様な関係者と協働する醍醐味だと感じています。
また、「My Honda」は様々な部署の機能を集約したポータルアプリという位置づけなので、中古車やオンライン販売など、他部署との連携依頼も多いんです。開発の優先順位をつけるのが本当に大変ですが、それも含めてやりがいがある仕事だと思っています。
若手でも裁量を持ち、成長できる環境
ーデジタルイノベーションカンパニーで働く魅力ややりがいについて聞かせてください。
N:この仕事の一番の魅力は、知識がない中でも、1年目から裁量を持って案件を推進できることです。私は大学で健康支援医工学を学んでいたので、入社時はITの知識はゼロでした。最初は何を質問すればよいかすらわからない状態でしたが、販売店の方々に現場の声をヒアリングしたり、先輩方に日々不明点を質問したりして、少しずつ理解を深めていきました。
そうして取り組んだ結果、先にもお伝えした通り、今年の8月には入社後初めて主担当として任された案件をリリースすることができ、販売店の方から「業務がスムーズになって助かっている」という感謝の声をいただくことができました。チームリーダーにも「直接こうした生の声をいただく機会は少ないから、私も嬉しい」と喜んでいただけました。自分が考えたものが世の中に出て、人から感謝される。自分自身の案件で、「世のため人のために」という理念を体現でき、やりがいを感じました。
K:私も大学時代は森で鳥の観察を行ったり、蟹の採取を行ったりするなどアウトドアなゼミに所属していて、パソコンをほぼ使わない生活でした。配属先が「デジタル戦略課」と聞いたときは本当に不安で。最初は会議で何を話しているのかも理解できない状態からのスタートでした。
でも、分からないことを先輩に聞いても「何で分からないの?」と言われたことは一度もありません。「分からないことは聞いていいんだよ」と言ってもらえる環境なので、気兼ねなく質問できるんです。
また、デジタルイノベーションカンパニーは「トライアンドエラーでいろんなことにチャレンジしよう」がモットーなので、年次に関係なくやりたいことを言える環境があります。良い意味で主体性が求められ、若手でも一人の戦力として期待されていると感じられる場所です。
多様な個性が活きる、柔軟な職場
ー職場の雰囲気や働き方について教えてください。
N:どのチームにも「わからないことは聞いていいよ」という雰囲気が共通してあります。チームごとに個性や雰囲気は違いますが、その多様性こそがHondaらしさだと感じています。
働き方についても、自分のライフスタイルに合わせて柔軟に調整できる環境です。お子さんがいる女性社員も多く、在宅勤務やフレックス、お迎えのための中抜けなども可能です。有給休暇も取りやすく、午前中に病院に行ってから午後出社する、ということも気軽にできます。
K:本当に働きやすい環境ですよね。有給休暇の取りやすさやフレックス制度のおかげで、自分のペースで業務時間を調整できます。ライフステージが変わっても働き続けられる、様々な制度が整った環境だと感じています。
皆さんへのメッセージ
N:入社2年目ですが、Hondaをデジタル分野で支えるシステム企画という重要な仕事に関われていることに、大きな手応えとやりがいを感じています。何かをゼロから作る経験は難しい面もありますが、その分得るものも大きいです。
IT分野の知識がなくても、たくさんのことを教えていただける環境が整っています。挑戦したいという気持ちがある方に、ぜひ来ていただきたいと思います。
K:自動車メーカーというと車の開発や製造をイメージされる方が多いと思いますが、実は私たちのようなデジタル領域の仕事もあるんです。私も入社して「こんな仕事もあるんだ」と驚きました。でも逆に言えば、今後大きく変わっていく「車×デジタル」という領域で、進化の最前線に携われているということ。これは本当に貴重で幸せなことだと感じています。
失敗を恐れずにチャレンジし、その経験から学んでいける方と一緒に、自動車の新しい未来を創っていきたいです。ぜひ、私たちと一緒に挑戦していきましょう。