【通信設備工事・プロパー社員のリアルな1日】
08:30|現場到着・資材確認
現場(オフィスビル、基地局、あるいは公道など)に到着。プロパー(施工管理・リードエンジニア)は誰よりも早く現場に入ります。
- リアルな動き: 車から図面、計測器(テスター)、融着機などの高額な機材を下ろし、今日の施工箇所の安全を真っ先に確認します。
- プロの目: 「今日の現場は配線が入り組んでいるな」「高所作業があるから声を掛け合おう」と、頭の中でシミュレーションを始めます。
09:00|TBM(朝礼・ツールボックスミーティング)
元請さんと一緒に、集まった職人さんたちとの打ち合わせ。ここがプロパーの腕の見せ所です。
- リアルな動き: 職人さんに今日の作業範囲を伝えます。「ここは既存の線を絶対に傷つけないで」「15時には試験を始めたいから、14時半には引き込みを終えてほしい」と具体的に指示。
- 職人さん目線: 腕の良い職人さんは、プロパーが「段取り(どの順番で作業するか)」を明確に示せるかどうかを鋭く見ています。
10:00|施工開始・ディレクション
いよいよ作業開始。プロパーは自分でも手を動かしますが、メインは「全体把握」です。
- リアルな動き: 天井裏や床下の配線ルートを確認し、職人さんが作業しやすいように指示を出して、設計図通りにいかない場所(物理的な障害物など)があれば、ルート変更をその場で確認して、何かあれば元請さんに確認して作業を継続していきます。
- ここがリアル: 通信工事は「開けてみないとわからない」の連続。壁の中が予想外の構造だった時、瞬時に判断を下すのがプロパーの役割です。
12:00|現場メシ(60分休憩)
職人さんたちと近くの定食屋やコンビニへ。またはお弁当持参の人も。
- リアルな動き: 「あそこの現場の親方は厳しいけど腕がいい」なんて業界の噂話をしたり、趣味の話で盛り上がったり。この「現場での雑談」が、午後の作業の連携をスムーズにします。
13:00|難所の突破・コア作業
午後は配線ルートの整理、光ファイバーの融着(つなぎ合わせ)、ルーター等の機器設置など、繊細な作業が中心。
- リアルな動き: 髪の毛ほどの細さの光ファイバーを繋ぐ作業を職人さんが行う所を確認しながら、全体の進捗確認。
- 職人さんとの信頼: 「今の融着、完璧でしたね」といった一言が、職人さんのモチベーションを上げ、現場の質を高めます。
15:00|開通試験(運命の瞬間)
全ての接続が終わったら、いよいよ通信が通るかのテスト。
- リアルな動き: PCや計測器を繋ぎ、光信号の損失がないか、速度が出ているかを確認します。
- ここがリアル: 無事に「Link Up(接続成功)」のランプがついた瞬間、現場に安堵の空気が流れます。「よし、通った!」「光がきた!」と職人さんと顔を見合わせる、一番やりがいを感じる瞬間です。
16:00|片付け・現場確認
「来た時よりも美しく」が鉄則。
- リアルな動き: ケーブルの余長を綺麗にまとめ、写真(竣工写真)を撮影。ゴミ一つ落ちていないか、最後はプロパーが自分の目で現場を一周して確認します。
16:30|現場解散・事務作業
職人さんはここで解散。プロパーは事務所に戻るか、直帰して明日に備えます。
- リアルな動き: 現場で撮った施工前後・試験結果の写真を分類して報告書に貼り付け。それを行いながら翌日の現場の資材が足りているか、発注状況をチェックします。
17:30|退社
明日も早いので、早めに切り上げます。
- リアルな動き: 「今日繋いだネットを、明日から誰かが使うんだな」という静かな達成感とともに帰路につきます。