このストーリーは弊社メンバーが投稿したnoteの引用です。
こんにちは!1LDK 女性向けコンテンツ新人プロデューサーのMeTです。
あれよあれよとnoteも今回で3度目の更新です。
日本人は3という数字が好きらしい……(なべあつ?)という話を聞き齧ったので、3度目に相応しい「3倍早く動かなくては」と感じた近況をご報告しようと思います。
目次
- 私はのんびり、生きてきた────────。
- のんびり=怠け者?
- すぐには拭いきれないご安全癖
- テキパキ!やるしかない!〜それをスピードアップと呼ぶんだよ〜
- 3倍早く動けねぇやついる?いねぇよなぁ!(※等速)
私はのんびり、生きてきた────────。
さて、性格に生まれの地域差が出るかは定かではありませんが、MeTは海の街で生まれすくすくのびのび育ちました。
海というものは、なんだかのんびりとした空気が漂っているもので、散歩に出かけたり、砂浜の上で寝転んでみたり……非常に穏やかな場所です。(※天候によります)
そんな空気感で幼少期から過ごしたものですから、私ものんびりとした挙動!言動!性格!に育ち、競争世界怖い!のんびり安全に老後に困ることがない程度に慎ましやかに暮らせればいい!の精神が確固たる信念となってしまいました。
焦らず、ゆっくり、困らずに生きていけたらいいよね〜〜〜〜〜〜〜!
のんびり=怠け者?
しかし、この精神は極論にたどり着いてしまいました。
時間をかけて幼心に導き出したスタンス「ご安全癖」は、人間社会に揉まれて性格を拗らせるのには十分過ぎるほどで、高校生になる直前あたりには
「勝てない戦いに挑むだけ無駄!負けるのが嫌なのではなく、負けた後の立場が下になるのが嫌なんだ。全てはぐらかして生きていきたい…!白黒つけなきゃ負けてない…!勝ち負けつけるな…!勝負しなければ負けてない!!!!!!!!!」
そうなのです、私は競争をしたくない人間になってしまったのです。
競争したくないから、あらゆる手段で回避しまくる……。
紆余曲折あり、こんな捻くれた性格の思春期を過ごしてしまいました。思春期って嫌ですね。でも心穏やかでありたいだけなんです。
しかしこのしっぺ返しは大学、新社会人となった私にきちんと帰ってきました。
強制競争社会にもまれ、“ヤル気”を問われ続け、他人からのんびりではなく“怠け者”のレッテルを貼られるまでに陥ってしまいました。
そしてついには、捻くれ捩り切った私は「人間に関わらず山奥で一人でひっそり暮らしたい……ドワーフになりたい……待ってエルフかもしれない。人間……人間って……不信ッ!!!人間嫌い!!!!!」と友人に吐露するほど、人付き合いに疲弊してしまいました。
私の自尊心は不法侵入してきた輩に対して、強く出れずに足元の木端を控えめに投げるくらいしかできない状態です。
今思えば、近寄るなーーーッ!!と心の岩石程度は投げつけてもよかったと思いますが、これはまた別の話。
すぐには拭いきれないご安全癖
さて、前置きが長くなりました。
そんな怠け者のレッテルを獲得してしまった私ですが、単純に「物事に取り組むスピードが遅い」このたった一言に尽きるのです。
言い方を変えれば「わからないことに対しての腰が重い」……。
またさらに分解していくと、この思考の原因は
「失敗しないように、遅延が起きても理解してから安全に進めたい」
という性質の持ち主だということをここで書いておきたいと思います。
この性質はスピードと非常に相性が悪いもので、かつ私はより「理解」を優先するタイプでした。
時には理解をとりすぎて、わからないものに手をつけられない、一旦わかるまで後回しにする悪癖まで出てしまう始末…。
大人としては終わっています。
これが大体2年前、多少改善されたもののこの精神の片鱗を携え1LDK社に入社することになったのでした。
テキパキ!やるしかない!〜それをスピードアップと呼ぶんだよ〜
前回の記事で入社第一の課題、プレゼンテーションがあったことをご紹介しましたが
私の「理解優先ご安全癖」が、実はこの時も猛威を振るっておりました。
わからないよ〜〜〜〜〜〜〜!!!何故?!!どうしてそうなる?!?!!?何を持ってそう考えられるの〜〜〜〜〜〜〜?!???!?
何故?何?が尽きません。知恵熱まで出る始末です。
上司やメンバーに何度も何故?何?と縋り付いては、プレゼンのお約束や仮説の立て方、順序立ての話など教えていただきました。
(本当にありがとうございました……。)
ただ、3倍遅い女からすると、世界は3倍速く回っているわけで、一日の時間は平等に24時間しかありません。
しばらくは、ついていくだけで必死!な状態が続きました。
そして入社して4ヶ月と少しが経とうとしている現在、私にやっとスピードに対する意識が芽生え、自分の良くない部分が浮き彫りになってきたという現状でございます。
せっかくなのでこの記事で課題を発表したいと思います。
私の課題は大きく3つあります!
- 着手が遅い!
- 判断が遅い!
- 不安からくる必要以上の途中・最終チェック!
そうなのです、私の悪癖は全てがスピードの減速に直結していました。
ブレーキ3倍搭載人間だったのです。
しかしここは会社で、チームがいて、個人技ではない職で……
いくら不安だからと言って、必要以上の安全確認のためにタスクを遅延させていい理由など、どの業務をとってもどこにもありません。
「でもでも!確認しないで過信して業務を進めるなんて恐ろしいことできないよ!!間違ってて早いより、合ってて遅い方がマシじゃない??!?!?!!!」
内なるMeTが極論を叫びます。
つまりこの状態は、悪癖の矯正、または強くなる時、そして言うなれば「自分の固定観念の殻を粉々の細やかパウダーにする」とき!
成長する時が来たのです!!
……と意気込んだものの、「人より3倍遅いなら、3倍速く動いて等倍になればいい」と結論つけました。
脳筋理論ですが、意識しないよりは断然ありです。
ブレーキを踏み続けてもアクセル全力で踏み続けたらどうなる……?
知らなんのか?
多少、前に進む。
3倍早く動けねぇやついる?いねぇよなぁ!(※等速)
さて、脳筋理論で「3倍早く動く」と結論づけた私ですが、果たしてこれが通用する環境なのか……。
このお仕事についてから、日々クリエイターさんとのやりとりや、概要書の作成、スケジュールの管理など作業が遅ければ遅いほどどんどんたまっていってしまう内容ばかり。かつ遅延は大変よろしくありません。
まだまだ間に合わせることに精一杯で、3倍早く動いて余裕を生む!!!という目標には程遠いのですが、ある程度の速さと適当な作業時間などは、もう少し頑張っていけば身につけられるんじゃない……のかなっ!と思っています。
このnoteを書いている今も、常に検証している状況ではございますが、入社当時よりかは成長している(多少マシになった)と自己評価しています。
最終的な目標は「3倍早く動く(本当に3倍早い状態!)」なので、これからも精進していきたいと思います。
ただ、このような目標を立てた中、一つだけ不安なことがあります。
それは「ある程度成長すると停滞してしまうこと」です。
今までの経験から推測するに、私の場合「普通」にたどり着いた瞬間これが発生するのです。
この状態を回避するための自己分析は「常に足りないと脳をバグらせること」だと思っています。
それでも停滞してしまって、ダメな自分を許してしまい調子に乗りそうな時がきたら、すぐ上司に相談しようと思います。
すぐに相談できる環境があるって、いいね!
以上、未経験から転職して新たな環境に飛び込んだ人間、MeTの近況報告でした!
未熟者なのでこれからもめげず驕らず地道に頑張って、少しずつでもストレッチできるように頑張っていきたいです。
これからものぞいてもらえれば幸いです。
それでは!