CLOVER最年少25歳で、1店舗の管理者に抜擢された扇貴之さんのキャストインタビュー後編。前編のインタビューで、「資格や知識より、人を楽しませることが好きかどうか」が、この業界で働く上で必要な力だとお話してくれました。後編ではそんな彼が、新卒3年目でCLOVERに入社、半年で管理者抜擢となるまでの過程で目標としていたこと、CLOVERで目標を達成し続けるために意識していることについて聞いてみました。
前編のインタビュー記事はこちら>東日本大震災を経験して介護業界へ。人見知り×理学部出身で介護業界のマネージャーができるワケ【前編】
<プロフィール>東海大学理学部卒業後、1社目で生活相談員を1年、2社目でリハビリデイサービス新規立ち上げの管理者を経験。新卒3年目となる2014年にCLOVERに加わり、6年目。今年からエリアマネージャー業務に関わる。
「年齢×1万円」を目指して新卒2年目で転職。オープニングの管理者を経験
- 前回のお話で、東日本大震災の際にご自身のおじいさん、おばあさんの手助けに石巻市まで行ったことが、この業界に入ったキッカケとおっしゃっていましたね。その後、CLOVERに来るまでの経験について教えていただけますか?
CLOVERに来る前は、新卒1~2年目の間に2つの介護系の会社を経験しました。
新卒1社目では、主に生活相談員業務を1年やっていたのですが、その会社を選んだ一番の理由は、「社会人スキルを学べる」ということでした。介護業界では現場に一度入ってしまうと、名刺交換、メールの書き方など、社会人の基本を実践でやる機会がほとんどなくなってしまいます。
まずはそこだ、と。
その後1年で転職を考え始めたのですが、理由は2つあります。一つは、1年間やってきた自分の力がどこまで通用するのか、別のフィールドで試してみたくなったこと。もう一つは、その当時から目標としてきた「年齢×1万円」まで給料を上げること。これは新卒の頃は難なくクリアできる目標かもしれませんが、20代後半からはそんなに簡単な話じゃなくなってきますよね。特に介護という業界は、横の軸で長期間やっていくことが多い業界。自分の給料をUPさせるには、ポジションを上げていくしかないと考えていました。
そんなタイミングで出会ったのが2社目。整骨院をやっていた会社が、介護業界に初参入するというところで、リハビリデイサービスのオープニング管理者としての募集をしていました。ここなら自分の力を試せるなと感じ、転職を決めたのですが、そこにいたのも10ヶ月程度で、売上や稼働率目標をクリアできたこともあり、また新しいチャレンジがしたくなりました。
ここまでが、CLOVERに来る前の話です。実は、3社目の転職の時には、介護以外の業界も考えていたんです。でも、2社目を経験した時に、もっと重度の方の生活支援に関わっていけないかという介護に対する具体的な想いも芽生え始め、「やっぱり自分は介護だな」と。
そこで色々な介護の会社を受ける中でCLOVERに決めたわけですが、正直、目標だった「年齢×1万円」を達成できる会社は、他にもたくさんありました。
じゃあなぜCLOVERに決めたのかというと、「会社全体でやっていこう」という意識を特に強く感じたんです。介護業界では、どうしても施設単位での取り組みや人間関係で終わってしまうことが多々あります。当時、世の中ではAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」が流行っていたんですが、CLOVERでは、会社のキャスト・ゲストみんなで「恋するフォーチュンクッキーを踊ってみた」という動画がUPされていて、この業界で斬新だな、と思いました。
「この会社なら、フレキシブルに動いていける」という感覚が、決め手でした。
あるゲストをキッカケに、「半年~1年先」を考えた仕事を意識するように
- CLOVERで働く中で、何かご自身に変化を与える出来事はありましたか?
管理者3年目の時。あるゲストが亡くなった経験が大きかったですね。
週5日CLOVERを利用をされているゲストだったんですが、インフルエンザになってそのままお亡くなりになってしまいました。ご利用されている頻度が多い分、ご家族や担当のケアマネージャー、看護師の方などとも特に頻繁にやり取りをしている方でした。お亡くなりになるまでに、少しずつ体調を崩されていく様子を目の当たりにしながらも、自分の無力さを痛感する日々でした。
「もっとできることがあったんじゃないか?」
後になってからも、すごく考えました。
それから、自分のこの仕事の向き合い方や考え方が変わりましたね。来ていただその日を楽しんでいただくというのはもちろん大事です。でも、その方の「半年~1年先を考えたケアやサービス」ができなくては意味がないと思い、目先のことだけでなく、長期的な視点でこの仕事を捉えるようになりました。
ゲストもキャストも楽しいが叶えられれば「数字」はついてくる
- 店舗売上社内過去最高レコードをお持ちですが、普段どのようなことを意識していますか?
CLOVERで管理者に任される大きなミッションの一つが、店舗の売上や稼働率という「数字や利益を追うこと」です。その上で先行管理として、「来月、再来月は、どのくらいの利用予定が見込めるか」という先のことを考えていかなくてはいけません。
でも、先の目標を達成していくには、最終的には目の前のゲストや、チームメンバーであるキャストにとって良いことや楽しいこと考えることから始まります。先ほど、目先のことだけでなく長期的な視点で仕事が捉えることも大事と話しましたが、結局はどちらも大事で・・・。
目の前のゲストやご家族が求めていることをよく観察し、それに応じたご提案をしていくことは、先の結果に繋がりますし、売上や稼働という「数字」にもしっかり現れてきます。
現場決裁だから、スピーディーにやりたいことをカタチにできる
- CLOVERらしさは、どのようなところで感じますか?
CLOVERの良いところは、店舗でやるイベント企画や、それに伴う予算などの決定権のほとんどが店舗にある「現場決裁」ということです。いちいち稟議書を提出する必要がないので、ゲストやキャストから求められれば、すぐに実行に移すことができます。
「予算をそんなに勝手に使っていいの?」と思われるかもしれませんが、先ほども話したように、目の前のゲストやキャストが喜ぶことをすれば、売上や数字はついてくると考えています。そうすれば、利益をしっかりとりながら、新たな予算も作れるわけです。いま求められていることに応えるにはスピードが大事で、「現場決裁である」ということは大きなポイントなんです。
数字がついてくれば、キャストの待遇やモチベーションもUPしてさらに良いサービスにつながっていくし、色々考えて時間をかけるより、まずやってみるということが大事です。
CLOVERは、そういう社風であると思っています。
福祉の世界で「お金」の話はNGとされる空気がありますが、良いサービスをして、良い対価を得て、キャストもゲストも幸せになる場所を作っていこう、というのがCLOVERです。その中で、「目の前のこと」「先のこと」を、スピード感を保ちながら考え抜く姿勢は、彼が自分なりの目標を常に考えてきたところに原点があるのかなと感じました。扇さん、ありがとうございました!
前編のインタビュー記事はこちら>東日本大震災を経験して介護業界へ。人見知り×理学部出身で介護業界のマネージャーができるワケ【前編】
【取材者】大塚沙歩(CLOVER採用・広報担当。前職で求人広告営業を2年経験後、福祉業界未経験でCLOVERに入社。「何をやるかより、誰とやるか」を大事にしているCLOVERのキャストたちについて、今後も魅力を発信していきます)