こんにちは。株式会社TUKURO 代表取締役の藤井俊祐です。
TUKUROは「マーケティング支援」と「事業開発」の2軸で展開しています。マーケティングの会社なのに、なぜ自分たちでも事業をやるのか。今日はその理由と、私たちが大切にしている考え方をお話しします。
多くのマーケターは、事業をやったことがない
私たちのミッションは「マーケティングと事業開発で、価値を社会実装する」こと。少し挑発的に聞こえるかもしれませんが、世の中の多くのマーケターや広告代理店は、事業そのものを作った経験がないプレイヤーがほとんどです。
Google・Yahoo!・LINEといった媒体の使い方は分かっている。けれど、事業をやったことがないために、広告効果を本当の意味で最大化しきれていないケースが少なくありません。
エンタープライズと、中小・零細では「勝ち方」が違う
広告効果がきれいに最大化できるのは、多くの場合エンタープライズ(超大手)の運用です。彼らはマーケティング組織が優秀で、プロダクトも「競合とここが違う」「ターゲットはここだ」と、すでに事業として仕上がっている。だから媒体のアルゴリズムを正しくハックできれば成果が出ます。
一方、中小・零細になると事情が変わります。「そもそも、その打ち出しでは勝てない」「競合はこの価格帯・このオファー・このラインナップだから、ここまでやらないとWeb広告を出しても勝てない」——そういう場面が本当に多い。
だから私たちは、運用だけでなくどうすれば勝てるか、そのためにどんな商品設計が必要かまで踏み込みます。そこまでやり切れるマーケターは、正直ミドルクラスの代理店にはあまりいません。中小・零細のお客様なら、大手に依頼するより私たちの方が確実に効果を出せる。そんな自負を持っています。(大手を否定したいわけではありません。彼らはやる必要がないだけで、役割が違うのです。)
だから、自分たちでも事業をやる
「事業がわからなければ、マーケティングは成立しない」。これが、私たちが自ら事業を手がける理由です。
TUKUROは、人材紹介、カフェ・自家焙煎コーヒーの店舗運営、ムスリム向け(ハラル対応)ラーメンの開発、買取フランチャイズの研究など、いくつもの事業を実際に走らせています。
自分たちで店舗を出すと、数十万円の重みが骨身にしみて分かります。「利益を削って出す50万円は、すごい金額だ」と。だからこそお客様にも「これはGoogle広告よりチラシの方が良くないですか」と正直に言える。デジタルが常に正解ではないと、身をもって知っているからです。
「マーケターが、マーケターを選ぶ」— 即戦力アサイン
最近もっとも引き合いが多いのが、プロ人材をチームの一員としてアサインする「即戦力アサイン」です。
プロ人材を紹介する会社は世の中に多くありますが、その多くは「登録者数」を売りにした網羅型。私たちは今およそ80名。毎月100名以上と面談し、通過するのは5〜8%ほど。かなり厳選しています。
最大の違いは、マッチングをマーケターがやること。課題をヒアリングし、必要なケイパビリティを見極め、人材を選ぶ——この一連を私自身を含むマーケターが担います。大手はそこにいるのがマーケターではなく「マッチング担当」で、条件検索の流れ作業になりがち。どうしてもミスマッチが起きます。
私たちが大切にしているのは3つ。
- 課題の抽出:解像度が荒いと必ずブレる
- 要件の言語化:課題をマーケティング用語に翻訳し、プロ人材に正しく渡す
- 経歴ではなく、その課題が解けるかで選ぶ
合わなければ人材の変更も遠慮なくやります。やり取りを重ねるほど、精度は上がっていきます。
サイバーエージェント出身の、事業を知るチーム
メンバーにはサイバーエージェント出身者が多く、各領域のトッププレイヤーが揃っています。運用歴10年以上が多く、支援実績は100社以上。私自身もサイバーエージェント時代に年間予算200億規模の部署をマネジメントしていました。
その後はプライベートエクイティファンドで買収先子会社のCEOを務め、売上4億の会社を15億まで伸ばす——といった事業そのものの経験も積んでいます。マーケティングだけでなく事業サイドを知っているからこそ言えることがある。それが私たちの強みです。
日本の価値を、世界のチカラに
海外に出るたび「日本っていい国だな」と誇りを感じます。一方、国内では閉塞感や悲観も耳にする。このままではもったいない。少しでもいい未来を後世に残したい——それが、私がこの会社をやっている理由です。
日本のコーヒーもラーメンも、世界に通用する価値だと本気で思っています。私たち自身が事業に挑戦し、結果を出し、日本の価値を世界へ持っていく。その過程を、マーケティングの力で後押しする。
中小・零細は、結果を出すしかないという宿命の中で戦っています。だからこそ私たちは事業に踏み込み、本気で成果にコミットします。少しでも共感いただけたら、ぜひ一度お話ししましょう。