そんな貼り紙を、見たことはないでしょうか。
いつも行く店。世話になっている介護施設。子どもを預ける保育園。それらが「人が足りない」というだけの理由で、明日、当たり前に続かなくなるかもしれない。あのおばあちゃんが受けていたサービスが、来週にはもう無いかもしれない。
これは、遠い誰かの話ではありません。介護・医療・保育・物流・飲食——私たちの生活を足元で支えるエッセンシャルワーカーの現場は、いま深刻な人手不足に直面しています。介護職員は今年度だけで約28万人不足するとも言われ、有効求人倍率が14倍を超える地域すらあります。人の努力だけでは、もう支えきれないところまで来ています。
私がこの事業をやっている理由は、ここにあります。
私はかつて、父の病をきっかけに介護事業を立ち上げ、150人規模まで育てました。その現場で痛いほど感じたのが、慢性的な人手不足と、現場への過度な負担です。良いサービスを届けたいのに、人がいない。その「痛み」が、いまのrobottteの原点です。前の会社を売却し、退路を断って、この課題一本に絞って挑んでいます。
私たちが目指しているのは、突き詰めればシンプルです。エッセンシャルワーカーの従事率を上げる。 人が働き、生活し続けられる空間を、人口が減るこの国に残していく。私はそれを「ハビタブルゾーン(人が無理なく生き続けられる領域)を拡げる」と呼んでいます。採用と定着を自動化するHRテックで、現場が自分の力で人を集められる状態をつくる。それが、その実現手段です。
ただ、もう一つ大事にしていることがあります。
それは、使命感のあることを、楽しくやる、ということです。
社会課題というと、眉間にしわを寄せ、自分を犠牲にして取り組むイメージがあるかもしれません。でも私は、その逆だと思っています。いまの世の中は、「楽しさ」だけに振り切りすぎている。だからこそ、本当に意味のあること——人の暮らしを支えるという使命を、誰よりも楽しく、誰よりも本気でやる人たちが必要なんです。
私たちのチームは、フルタイムわずか3名の少数精鋭です。AIをチームメンバーのように駆使し、毎週とんでもない量のコードをリリースし、スタートアップならではのカオスを面白がりながら、限られた人数で最大の社会的インパクトを狙っています。地味で泥臭いと思われがちな領域に、最先端のテクノロジーで挑む。これが、思いのほか面白い。
私たちが求めているのは、この「使命」と「楽しさ」の両方に頷ける人です。社会の役に立ちたいという本気と、それを面白がって考え抜く力。きれいごとだけでも、面白さだけでも、この事業は前に進みません。
そしてその先には、もう一つ見ている景色があります。エッセンシャルワーカーの次は、研究者の従事率を上げること。人が、目先の生活に追われず、本当に意味のあることに打ち込める社会を広げていく。まだ構想段階ですが、本気でそこを見据えています。
事業はPMFを達成しました。継続率は98%。でも、この価値を日本中の現場に届ける道のりは、まだ始まったばかりです。
使命に、楽しく、本気で挑む。その感覚に少しでも頷けた方は、ぜひ一度、話しましょう。私たちは、あなたの力を必要としています。