全従業員がフルリモートワークで働く不動産会社、Kant(カント)。実際どうなの?働きやすい?など、ご質問を多くいただくので、メンバーに直接聞いてみることにしました。全3回でお届けします。今回のテーマは「1日の過ごし方編」です。
前回の記事は……
Q. 前回、「希望すれば物件をREINSから選んで媒体に掲載し、集客するところから顧客対応、内見同行、契約まで全て自分で担当することができる」というお話がありました。やりがいがあるなと思う一方で、大変じゃないですか?
木村:念のため補足すると、業務の範囲は選べます。集客はしないといった働き方や、SUUMOへの掲載業務だけをアルバイトで対応してもらう、契約時の重要事項説明だけを行う、という部分的なお仕事もあります。
営業全般を担当するとなると、必然的に業務範囲は広くなりますね。
飯盛:個人的には、営業を担当するなら「副業で週末だけ働く」という働き方だと厳しいかなと。タスクの量としては、掲載物件数を自分で調整しながら働けるので、そこまで大変さは感じませんね。さすがに春の新生活に向けた繁忙期は結構忙しくなりますが、そういう業界だと割り切っているので。家族にもあらかじめ伝えておいて、理解してもらうようにしています。忙しくなる時期が読めるのはこの業界のいいところの1つかもしれませんね。
Q. なるほど。では、お二人の1日の過ごし方について教えてください。
木村:以前は寝る間も惜しんで働いていたんですが(笑)、それだと持続可能じゃないなと気づいて。
今は自分の中で基本のルーチンを決めて動くようにしています。
飯盛:というと?
木村:僕ね、どうしても事務作業を後回しにしてしまうんですよ。だから午前中は事務作業の時間にすると決めて、セキュリティ的に持ち出し可能なものを持って図書館やカフェで仕事しています。そのあとで管理会社さんに鍵を取りに行って、新規物件の内見と撮影にいき、帰宅してまた仕事する、というかんじです。内見対応などがない日は1日一部屋、(募集中の物件の)写真を撮りに行くことを自分のノルマにしているんです。
飯盛:それはすごい! 私は無理せずゆるくやってます(笑)。1日単位で細かく予定を決めていくというよりは、1週間単位、1ヶ月単位で他の予定とのバランスを見ながら働き方をきめていくかんじかな。「今月前半は子どもの対応で忙しくなりそうだから、できるだけ後半に寄せて仕事しよう」みたいな。
だからルーチンワークというよりは、プライベートの予定と合わせて業務量を考えつつ動いています。
Q. 効率よく働くために工夫していることはありますか?
飯盛:作業効率の観点と、モチベーション維持の観点がありますよね~。
木村:たしかに。作業効率を上げるための工夫としては、仕事部屋をちゃんと作るのは大事かもしれない。
一部屋まるごととまではいかなくても、ちゃんと仕事するスペースを整える。机とか椅子とか、書類の保管スペースとか。
飯盛:私は主にリビングで作業していますが、それは言えるかもしれませんね。場所はどこでも良いと思うのですが、仕事しやすい環境をある程度自分で作るのは必要ですね。
お客様からお預かりした資料の取り扱いなど、セキュリティの観点でクリアしなければならないこともありますが、自分がストレスにならない環境をつくっておくことは必要かも。
木村:なるほど。あ、あと僕は車の中でお客様対応をすることも多くなりました。内見対応などの前後で、車内からZoomでお客様の相談に乗ることもあります。
モチベーション面だと、何か工夫してることってあります?
飯盛:誰にも邪魔されずに、好きな音楽を流しながら仕事できるのは地味に嬉しいかな(笑)。
あとは、自分でスケジュールの調整ができるから、空いた時間で友達とランチしにいくとか。内見の前後で、その物件の近くで働いている友達と約束したり。
楽しみを少しずつ仕事時間の合間に織り交ぜることでやる気もアップする気がします。
木村:いいですね~。
飯盛:木村さんはバリバリ働いている印象ですが、モチベーションが下がることってないんですか?
木村:モチベーションにも関連するのかもしれませんが、働く時間をきっちり決めて、オンとオフを分けたのはよかったように思います。
物件の登録から自分でできるとなると、普通に毎日、夜の10時とか11時まで稼働しちゃうんですよ、楽しくて(笑)。でもそれだとやっぱり疲れが取れないので、基本的に18時には稼働終了すると決めました。
ーありがとうございました!
次回は、フルリモートでのお客様対応について聞いていきます。
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