皆さん、こんにちは。採用担当の藤木です。

今回当社の初めてのストーリーとして代表取締役の梅谷さん自身の紹介と私たちの会社の紹介をさせていただきたいと思います。初めての掲載なので温かい目で最後までお付き合いいただけますと幸いです。

～　起業ヒストリー　転職と理想　～

プラムソリューションズの代表取締役の梅谷です。

私が会社を設立した理由は、『個人を尊重することが出来る会社を実現したい』という想いがあったからです。
私は大学卒業後、大手ガス器具メーカーに就職しまして約３年間営業職に従事しました。
自身は2年目に営業成績にて表彰を受けるなど、安定して営業成績を伸ばしていたのですが
一方で会社になじめなかったり、営業の厳しさに挫折して退職を選択していく仲間を見て、「自分に何かできることはないのか？」と
時間が経つにつれ、自身に問いかけることが多くなりました。

そんな中、ある友人からIT業界のことを聞きました。特に「営業経験のあるシステムエンジニアは珍しい」という言葉をきっかけにIT業界に強く興味を持つようになり、調べていくうちに将来はどの分野においても情報産業が必要不可欠になる。という考えから一念発起してIT業界へと転職を決意致しました。再就職先のシステム会社では、２６歳という年齢は決して若くありません。
その為、下積み時代は我武者羅に与えられるプロジェクトに取り組み、技術研鑽を重ねました。

また当初の考え通り、営業で培ったコミュニケーション能力やマネジメント能力を発揮できたことで大規模な顧客や重要なシステムのプロジェクトを任せられるようになりました。同時期に会社内でも主任、課長、次長と着実に昇進を果たし、３５歳には大阪支店の支店長職を任されるようになりました。

支店長としての仕事は売上・利益を上げることはもちろん重要ですが、その為の組織作りとして同じくらい社員ひとりひとりを教育していくことが重要であると感じていました。システムエンジニアとしてだけでなく、社会人としても一人前に成長して欲しいと考えており、ひとりひとりとのコミュニケーションの時間を惜しまず、全員が気持ちよく仕事ができる環境作りを理想に進めておりました。

しかしながら、いち支店長職において理想を実現することに限界を感じて自分の理想に共感してくれるメンバーと共に『プラムソリューションズ』を起業致しました。

起業から５年経過した現在は、昨今の日本ではより働き方や生き方などが多様化する時代が実現しており、自由なステージで“個人を尊重することが出来る会社”の重要性を再認識しております。

～　プラムソリューションズの軌跡とこれから実現していきたいこと　～

創業からインフラソリューションと開発ソリューションの2本柱で構成された組織でSES（システムエンジニアリングサービス）事業を展開しております。インフラと開発はどちらもシステムに不可欠であり、お客様にはワンストップソリューションで設計からテスト、導入まで一貫したサービスの提供を行っていきたいと考えているからです。

当初は私を含む社員3名でスタート致しました。徐々にですが私の考えを共に実現したいと考えてくれる仲間や未経験でこの業界に飛び込んで来てくれた社員が集まり２０２３年１月時点で１５名の仲間と事業を運営しております。

クライアントもゼロからの開拓ではありましたが、営業部員による営業活動とシステム部員の顧客満足度の向上などにより５年を経過した現在では当社を高く評価してくれるクライアントも徐々に増えてきました。少しずつではありますが当社の理想である教育制度も整えており、未経験で入社してくれたメンバーもシステムエンジニアとしての経験をプロジェクトの中で日々積んでいます。

今後、会社が目指す未来については２つの実現を目指しております。

一つ目は冒頭でも書かせていただきました設計から構築テストまでを自社で実現、完結できるワンストップソリューションの確立です。
現在のSES事業をより強化することで部分的な『作業』の切り出しではなく、『一括』してのシステムの開発を請け負いたいと思っています。その為にはあらゆる顧客のニーズに応えられるように社員数の増強、技術の研鑽などを行い、体制を整えているところです。
これに関してはSES事業で懸念される社員間のコミュニケーションロスやリーダー層におけるマネジメントの困難さを解消するという目的も兼ねております。

二つ目は当社独自のソリューションを想像することです。企業におけるDX化が必要不可欠となってくる状況でさまざまなお客様がIT企業からの提案を必要とされております。将来的には当社のソリューションという形で提案していければと思っております。

例えば、インフラにおいては、現在のSES事業で培ったオンプレミス・仮想基盤の設計や構築のノウハウを生かしていわゆるAWSやAzureといったクラウドサービスを利用したシステムの設計や構築の提案など。その為、当社のエンジニア全員でクラウド資格取得する等、準備をしております。

まだ道半ばですが、こういった営みを少しずつ進めていく事で「当社独自のソリューションを創造する」という目標にも手が届くと私は確信しています。

まだまだ、発展途上の会社ではありますが、私たちと共に、ITを支えるエンジニアとして
一歩一歩成長しながら、一緒に会社を成長させてくれる仲間を待っています。