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「1億売れる営業マン」を育てる課長が大事にしているのは、自分のできる最大限を発揮すること。

「個人で1億円を売り上げた。」

あなたはこれを聞いてどう感じますか?多いでしょうか、少ないでしょうか。業界や組織形態によって、その程度に差は生じますが、大半の人はこれを聞いたら「すごい!」と感じることでしょう。

では、これはどうでしょうか?

「塗装会社で10年間、プレイングマネージャーとして1億円を売り続けている。」

おそらく、ほぼ全ての人が「そんなこと可能なのか!?」と感じるのではないでしょうか。”塗装会社”、”10年間”、”プレイングマネージャー””、”1億円”。ここに挙げられた言葉の全てが衝撃を生みますよね。

しかし、そんなトップセールスマンがユウマペイントに実在するんです。しかも彼は、「セールスマガジンに掲載」「業界のイベントにて登壇」という経歴も持っています。

今回の記事では、ユウマペイントだけでなく、業界のトップセールスマンである秋葉勤さんにお話をお伺いしました。

なぜペンキ塗りの職人だった秋葉さんが1億円を売り上げることができたのか、なぜそれを10年間も継続することができたのか、ユウマペイントという会社をどうしていきたいと考えているのか。

トップセールスマンの思考を紐解いていきます。

秋葉勤 / 営業部課長

16歳からアルバイトを始め、建設業界や飲食業界を渡り歩く。23歳の時に友達の紹介で、職人のアルバイトとして株式会社ユウマペイントに入社。その後正社員登用され、営業部に異動。初年度から1億円を売り上げ、その後現在まで1億円を下回らない成績を残す。セールスマガジンへの掲載や、イベントでの登壇といった実績も持ち合わせる、塗装業界におけるトップセールスマン。

職人から業界のトップセールスマンへ。毎年1億円以上売り上げる男を作り上げたのは「社長のマネ」

——ユウマペイントへ入社した経緯をお伺いしたいです。

ユウマペイントに入社したのは僕が23歳の時ですね。それまでの経緯は幼少期にまで遡ります。とても貧乏な幼少期で、父親と二人暮らし。お金がなかったので、16歳の時から働いていました。

解体作業や鉄筋工事、内装、懐石料理の厨房と、とにかくさまざまなアルバイトを転々としていて、友達の紹介で「職人」として入社したのがユウマペイントでした。当時から「誰の役にも立てていない」という想いが強くて。「とにかく人の役に立ちたい」という気持ちが醸成された幼少期でしたね。

——入社当初はアルバイトで、しかも職人をやられていたんですね。ユウマペイントで正社員になった経緯と、現在の営業部に配属された経緯をお伺いしたいです。

正社員になったのは、ユウマペイントに入社して1年半くらいが経過した頃。2人目の子供が生まれたタイミングです。「そろそろしっかりとしないといけない」と考えて、僕から代表の佐々木に正社員登用の話を持ちかけました。

営業部に異動したのは、単純に僕が1つの場所に留まるのが嫌いだったからですね(笑)。「職人だけじゃなく、営業もやってみたい」と思ったので、これも社長に進言して営業をやらせてもらうことになりました。最初は「お前は絶対に営業に向いていないから、やめたほうがいい」とも言われたんですが、無理やり押し通して営業を始めたのがきっかけです。

——職人から未経験で営業職に就かれたんですよね?他の営業マンもいる中で、どのようにして差を埋めていったのでしょうか?

とにかく徹底的に佐々木の真似をした、これに尽きますね。ひたすら佐々木っぽさを真似して、営業を身につけていきました。なので、「営業のノウハウ」みたいなのは特に学んだことはないです。営業を始めて10年が経った今でも、営業は佐々木を目標に、佐々木の真似を意識してやっています。

最初は佐々木に営業を止められたんですけど、初めて営業したお客さまから案件を受注することができて。その年でいきなり1億円を売り上げることができました。ちなみに、10年間営業を続けてきて、1億円を下回ったことはありません。

現在もプレイングマネージャーとして営業をやっているんですが、1億円のボーダーラインは僕の中でのこだわりでもあるんで、なんとか下回らずに頑張っています。

——ユウマペイントは、この13年間でさまざまなことがあったと思います。この会社で10年働く秋葉さんから見て、もっとも印象に残っていることはなんですか?

これまでの10年間はどの出来事も嬉しかったし、常にしんどかったですね。でも、もっとも印象に残っていてキツかったことを挙げるとするならば、自分のメンバーたちがやめていったこと。入れ替わりが激しかった時期とは言え、僕の力不足でメンバーたちがやめていったことは、本当にキツい出来事でしたね。

しかも、メンバーが辞めるときに、佐々木は僕を咎めません。本人が一番しんどいしキツいはずなのに、僕のことを信じているからこそ、絶対に叱らないんですよね。その期待に応えられなかった自分が、本当に悔しかったです。それが一番印象に残っていますね。

お客様にも気付かれず、職人からは不要だと言われる。それでも俺は、自分のできる”最大限”をやり続ける。

——現在はどのような業務を行われていますか?

現在は営業部の課長という役職でメンバーの育成を行いつつ、フロントに立って営業も行っています。俗にいうプレイングマネージャーですね。それ以外にも、経営に近い立ち位置にいるため、マーケティングも並行して行っています。他社の情報収集をしたり、工事の内容を集めたりですね。業務はかなり多岐に渡ると思います。

——聞いた話によると、秋葉さんはイベントにも登壇なさった経験があるとか…?その点についてお伺いしてもいいですか?

 ※「リフォーム産業フェア」の様子

2回だけなんですが、100名規模のイベントで登壇させていただきました。参加しているのは経営者がほとんどの中で、一般の従業員向けに「どうしたら成果が出るのか?」というメッセージを送りました。

塗装業界には元々ヤンチャだった人が多いので、営業の基礎知識を持ち合わせていないことが多い。だからこそ、「簡単に成約率は上がらないし、いきなり成果が上がるなんてこともない。事前準備をしっかりと行い、成果を出すためにコツコツ積み上げていくしかない。」ということをお伝えしました。

僕自身は営業を始めて毎年1億円という成果を出していますが、それができているのも小さな積み重ねをしてきたから。学歴はないけれども、人の役に立ち、成果を積み上げていくことはできる。実体験からのお話を、イベントではさせてもらっています。

——秋葉さんは仕事の中にどのようなこだわりを持たれていますか?

僕の仕事のこだわりは「自分のできる最大限をやる」ということです。塗装をしていると、お客さまから「こうして欲しい」というさまざまな依頼が降りかかってきます。もちろん、ユウマペイントにはそれを解決する技術も提案もあるんです。でも、そこで多くの人は余計な手間を省きたがるんですよね。

「そこまでこだわらなくても、お客さまの依頼には応えられる」って。でも、僕は絶対にそれをしたくない。職人に反対されようが、他の営業に反対されようが、できる限りのパフォーマンスを発揮したいんです。

これも佐々木の真似になるんですけど、社長がそのひと手間を惜しまずにやっているからこそ、僕もそれを見習ってこだわりを貫き通しています。佐々木が誠実で義理堅いから、僕自身も誠実でい続けられる。きっと佐々木という人間が好きで尊敬しているからこそ、佐々木が大事にしていることは僕も大事にしようと思えるんだと思います。

——ユウマペイントと他の会社で、どのような違いがあると考えていますか?

「仲間意識」は半端ないですよ(笑)。プライベートな時間——一緒に食事に行ったり、悩みを聞いたりする時間が多いから、仲間意識が醸成されているんだろうなと思います。通常の業務の中では「仲間」という感じは出てないんですけど、会社の中で本当に困ったことが発生したときの団結力は目を見張るものがあります。

きっとこれも、佐々木がそういう行動を取っているから、周りがそれと同じ行動を取りたくなるんでしょうね。困っている相手がいたら、とことんその人と向き合う。みんなが一致団結してそれを乗り越えようとする姿勢は、間違いなく他社との違いかなと思います。

そういった仲間意識の根幹にあるのは、やはり理念かなと。僕たちは理念がないと仕事はできないし、今の理念があるからここまでの会社を作り上げられてきました。理念がないと仕事はできないし、僕らが仕事ができないと誰かの役に立てない。

幼少期の頃に感じた「誰かの役に立ちたい」という想いがあるからこそ、なおさら僕はユウマペイントの理念を大事にしてるのかなと思っています。

1億売る営業マンを100人育てながら、俺は1人で3億売りたい。

——今後、会社をどうしていきたいか、お考えになられていますか?

まず第一にあるのは、2058年に100億円企業になることですね。言い換えると、100億円を作れる営業マンが必要であるということ。そのために僕ができることは営業マンの育成です。

今考えているのは、10年後までに1億円をコンスタントに売れる営業マンを10名輩出すること。そしてその10名から、さらにまた10名が排出されるような仕組みを作ること。そうして1億円を売れる営業マンを100名育てていくことが、ビジョン達成に向けて僕が行うべきことですね。

——個人としてのキャリアはいかがでしょうか?

3億円を売ってみたいですね(笑)。僕のこれまでのMAXが昨年の1.8億円。今年はおかげさまで2億円が見えているんですが、プレイングマネージャーで3億円は少し無理そうかなとも思っています。

とは言うものの、出来るところまではひたすら突き詰めていきたい。とにかく、3億円を売れたらかっこいいじゃないですか(笑)。個人としては3億円という大台を目指して、日々精進していく所存です。

▼YouTubeのインタビュー動画はこちら!▼

【アポなし!突撃!④】営業部課長の秋葉勤に11の質問をしてみた!~柏市のユウマペイント~

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