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【創業ストーリー後半】【初公開】“お金に興味がない”“スーツを着て戦いたい”リバイブル設立にかけた想いとは。(後編)

ーーーこんなこと聞くのもあれなんですけど起業以外の道はあったんですか?

社長:どうかなー。。専務はいっぱい選択肢があったかもね、F1が好きだし。

専務:趣味みたいのでいうと車とかですかねー、営業に触れてなかったらこうはならなかったよね。

ーーー社長はありますか?そもそも起業しか考えられないとか?

社長:俺も一回結婚しようと思ったことあるね。その他だとなんだろう総合格闘家かな。起業って自由じゃないじゃん、でも格闘家って自由じゃん。自分次第で決まるみたいな。自分ひとりでやってるっていうのに憧れる。それかお笑い芸人とか行けそうだよね。面白いことが浮かぶから。あとソフトバンクの孫さんの次の社長候補とかも応募してみようかなとか。

でも結局、人が好きだからね人と絡むことが多いシゴトじゃなきゃダメなんだよね。

ーーーやっぱり社長に行きつきそうですよね。改めて、ほんともともと二人が友達って言わなきゃ分からないですね。

社長:起業した次の日から俺が社長だから社長って言え、敬語にしろって言ったもんね。

専務:実際はもっと優しかったですけど、まぁ社長の方が社長向きかなって。二人だけで仕事するならいいけど、大きくすること考えたときに慣れ合いじゃ人って付いてこないからね。

社長:それでもよく揉めてたよね、そーじゃないだのあーじゃないとか。最後は専務がいつも折れるんだけど。

専務:僕が大人ですからね。(笑)

ーーー正直なとところ、大体友達同士の企業ってうまくいかないイメージでした。

社長:「より良くしよう」が議論の論点だから、どっちがいいものなのか、右か左かとかじゃないからかな。2択が前提だったら上手くいかないけど、そこをお互いに分かってるし、ぶつかっていけるんだよね。

ーーー実際起業する時友達とすることをお勧めします?

社長:信用できる、裏切られない関係だったらいいんじゃないかな。変な話「金がなくなった!」ってなった時に疑わない関係なのかってね。

専務:実際地元にいたんだよね、うまくいかなかった奴ら。

社長:そう。だからお互いタイプが違うのがいいよね、専務は一歩引くからストレスは溜まるだろうけどそこがいいんだよね。

「ヤバい、もっと頑張らないと」友の死から気づいた頑張る意味とは

ーーー高校も大学も違うのに信頼関係気づくにはなにがあったんですか?

社長:元々どこで深まったのかわからないけど仲良かったんだよね。未だに2人でゴルフしたり2人で何かすること多いからね。

専務:育ってきた環境から考え方も、生活環境も似てるからね。プライベートの相談もするし。長男と一人っ子で実際は違うタイプなんだけど(笑)

社長:タイプは違うけど上昇志向があるところは一緒だよね。

専務:仲のいいグループのひとりが交通事故で死んじゃって、それで一気に考え方変わったよね。

社長:そうそう。その時に「人って死ぬんだ、俺らも死ぬんだ」って。めちゃくちゃ仲いいやつが死んだときに危機感を感じた。「ヤバい、もっと一生懸命やらないと」って。

だから創業当時、0時まで働くって意味は0時で一日は終わるじゃん。それまで頑張らないと失礼だなって。そこまでやり切ったら飲み行くのも遊ぶのも自由だし。だから頑張ることに対しての想いが人と違う。

あとは、会社に大人させられてるってのもあるよね確実に。さっき専務も言ってたけど専門家とか入れたくないんだよね。専務はスピードアップするために少しでも必要って言うんだけど。俺は「そんなの要らない自分で経験するんだ!」って思うんだよ。でも最近は自分で必要性理解している部分もあって変えていってるかな。

ーーーなかなかこんな話ししないですよね。
専務:自分からベラベラ話してたらヤバいでしょ(笑)

社長:でもあとは起業して見返したいって気持ちもあるんだよね。俺たちって結構グレてて、はじきものみたいな感じだったからこそね。

俺らの中で建設業とかホストで金を持つって、持ったから勝ちじゃなくて俺らは「スーツを着てその業界で成功しないといけない、内容が大事だ」と思ってて。

金を持とうと思えば手段はいろいろあるけど内容じゃん。ビジネスでまともな東大卒から勝利して得た金とずるして稼いだ金って質が違うじゃない。

だからあまりお金にフォーカスしてない。お金に興味ない。まじヤバいよ、専務にお金ないからたまに昼飯奢ってって言ったりすることあったからね(笑)

昔から今も変わらない。社員への還元を最優先に。

ーーーそういう社長ってあんまいないですよね。少し見栄を張ったり、お金に物言わせるみたいなイメージがありますけど。

社長:そういうのキラいなのか。そこに対して興味がなく。金を使っても働けば入ってくるじゃん、何かあたっときのためって要らないんだよね。

だってずっと頑張ってるから。無くなった時に考えればいいし、何かあったらどうしようとか考えたくない。頑張らない時が無いから、いざって考えが嫌なんだよね。何かあった時どうしようってなにもできなくなっちゃうからね。

ーーーコロナの時だってもそうでしたよね。二人の役員報酬減らしてみんなに影響しないようにみたいな

専務:そういうのって何回もやってましたよね。

社長:そうだね。そういうのも先読んで策を打っとくみたいなね創業当時なんか月の給与1万円くらいからだったんじゃないかな。

専務:おれの初任給、給与1万2千900円みたいな封筒でてきたけどね。(笑)

社長:当時は必ずひとりひとり「おつかれさま」ってメッセージ書いてたね。あとは営業の賞とかもあって「俺からお金取れ」って、テレアポ賞で1位に賞金とか作って。今思えば楽しかったねー。

今はちゃんと大きな会社にするために役割はぜんぜん違うけど、当時はみんなと同じ営業だったから、全部俺がやるから黙ってついて来い、営業でも俺が矢面に立つから盗んでいけって感じだったね。

そういう一つ一つに辛いこともありながら、よろこんで酒飲んでを繰り返してきてるよね。

ーーーそれは今でも変わらないんですか?

社長:当事者的な楽しさ感が無くなっちゃってるね。元々調子に乗るタイプだから更にノッていかないように、専務に止めてもらってるけど。やっぱりだんだん仕事の難易度も変わってくるからね。

専務:今まで自分で営業して自分で稼がないとといけないから、人を使ってっていうのとか、背中魅せるだとか、教える限界とかある中で会社が大きくなるって避けられない。その時々で仕事の向き合い方も変わってきたよね。

これから先のリバイブルの姿とは

ーーー今後の話になりますけど、ひとつ上場っていう話があると思うんですけど、上場のその先に目指すことってあるんですか?

社長:それよく専務に言われるよ、経営理念はね~みたいな。(笑)俺は液体のように決めずに行きたいんだよって言うんだけどね。上場はひとつのステップでアジア市場に行きたいね

専務:なりたくても、なれないって領域じゃないと思ってるし、でも勝負しないって、それはまず有り得ないかなって。だから目指すところとしてまず挑戦していく。その点では目的地はある程度決めないといけないのかもしれませんね。

社長:とはいえ、やっぱり上場目指すのも大変で、ウーってなってるもんね。でもさっき言った液体のようにって、ゴールを決めるんじゃなくて、常にその先へって思ってるけど。ちゃんと決めないとだね。

改めてどんな人と働きたいのか。

昨年から本格的に上場に向けて動き出した。まだまだ会社を大きくにするにあたって、足りないこと、直さなきゃいけないことももちろんある。だけど、どんなに変わっていても、社員優先に考えることは変えるつもりはないし、一人ひとりの成長は諦める気はない。だから本人が成長することを諦めずに、何度もチャレンジしていく粘り強さがあって、愛嬌があって、素直な人で。人と会社の成長を共に分かち合える、そんな仲間が増えていくことが楽しみです。

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