こんにちは! シムトップスの採用担当です。
今回の記事では、i-Reporter事業部の開発&エンジニアリンググループのグループマネージャーである山下に開発組織の特徴や文化についてインタビューしてまいりました。
・『i-Reporter』開発チームの組織文化と職場環境
・チームづくりと育成について
・今後の取り組みやビジョン
について書かれていますので、シムトップスの組織文化やビジョンについて興味のある方はぜひ最後までご覧ください。
i-Reporter事業部 開発&エンジニアリンググループ グループマネージャー 山下 敬一
1998年に新卒でシムトップスに入社。
入社当初は個別受注生産向け生産スケジューラ、生産管理システム『DIRECTOR』の開発スタッフとして業務に従事。
開発業務のほか、使用方法のレクチャーや、問い合わせ対応などのサポート業務などにも関わる。
2015年に『i-Reporter』を扱う部署に異動。
現在はi-Reporter事業部のグループマネージャーとして『i-Reporter』をはじめ、シムトップスの多くの製品の開発からリリース・運用までを管理している
-新卒で入社してから27年。山下さんからみた『i-Reporter』開発チームの組織文化や働く環境について教えてください
シムトップスは『みんなで助け合う』という文化をとても大事にしています。
当社のValueに「お客様第一」というものがあります。
これは、どういう製品をつくったらお客様に喜んでもらえるかを考えながら作業をしている、ということです。
こういったベースがありつつ、同じValueの中に「実行力」「信頼、感謝、チームワーク」「仲間との助け合い」といった行動原則とも呼べるものがあるのですが、これらを基に組織文化がつくられています。
これは代表の水野も非常に大切にしている文化で、お客様に満足していただけるサービスが生まれているのも、離職率が低くて社員が長く働くことができているのも、こういった文化が大きく影響していると思っています。
シムトップスでは製品ごとのチーム制を採用しています。『i-Reporter』や『DIRECTOR』『MPPCretor』など、各製品ごとに組織があり、それぞれにリーダーがいます。
組織づくりや、他のチームとのコミュニケーションなどはリーダーが主体となって行うのですが、もちろんメンバーも参加しています。
当社ではValueにあるようにチームワークや仲間を重んじるため、誰もがチームメンバーとして意見をしたり、チームミッションに取り組んだりできるんです。
結論に辿り着かなかった時や話し合いが長引いた場合は、私のところに相談がくることはありますが、ほとんどはチーム内で解決しています。イメージとしては、集団としての意識が強く、チーム自体が意志を持って自走している感じです。
-マネジメントや組織運営で大切にしていることは何ですか?
自分事にして仕事と向き合ってもらうために、マネジメントでは自主性が育つようにしています。
チームミッションや課題については、全体としての目標を上げ、各チーム内にてリーダーを中心にまとめられるようにサポートをしています。
また、メンバーにはそれぞれ目標を決めてもらい、その目標に取り組んでもらっています。
やった結果として失敗することがあってもそれは仕方がない。
「やってみよう」と考えて行動できた部分を高く評価して、組織全体としてのスキルアップを目指しています。
-今後、組織としての取り組みや課題について教えていただけますか?
期間を限定するものではなく、恒久的な取り組みにはなりますが、シムトップスの製品を常に魅力的にブラッシュアップすることは重要だと考えています。
世の中に多くのシステムやソフトウェアがある中、トレンドやマーケットを捉えて時代やニーズにあった製品にしていかなければ、お客様は離れていってしまいます。
『i-Reporter』は、製品としてかなり歴史は長くなってきましたが、機能的にアップデートできていないところもなくはありません。
そういったところを最新化していったり、新機能の追加も構想中です。
また、製品のブラッシュアップに欠かせないのは、なんといっても『現場の声』です。
シムトップスは創業以来、お客様のニーズを満たすことを考え抜いてお客様の悩みや課題を解決し、役に立つことができる、貢献することができる、喜んでいただくことができる製品とサービスを提供することをVisionとしてきました。
お客様の声を拾い上げるための施策として、マーケチームが主体となって製品を使用いただいているお客様を集めたコミュニティを開くなどの取り組みを行なっており、そこでの意見を社内に向けてフィードバックし、次の開発へと活かしています。
このサイクルを繰り返すことで、より良い製品に成長させていくことが、組織として取り組んでいきたいことでもありますし、永遠の課題でもありますね。
ー長期的なビジネス戦略はありますか?
現在、海外展開の戦略を立てています。
新機能の開発という話をしましたが、この開発プロジェクトが海外進出のカギとなると考えています。
今はシンガポールに開発ラボがあり、そこは技術力の高いプロフェッショナルが集まる組織なのですが、こういった拠点をさらに増やしていくことも海外進出の取り組みの一環です。
こういった取り組みを通して、日本だけでなく海外でも価値提供できる会社を目指していきたいと考えています。
-最後に山下さんの目標を教えてください
「より多くのお客様に使っていただけるものをつくっていきたい」
ここは昔から変わりません。製品をさらに成長させ、海外にもファンができるような製品にしていきたいですね。
そのためには一緒に開発するメンバーが同じ意識を持つことが大事です。
ですから「製品をもっとよくしたい」「お客様に喜んでもらいたい」といった気持ちのあるメンバーがどんどん入ってきてくれると嬉しいですね。
ーありがとうございました!