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【社員インタビュー】“ 想いを繋ぐお仕事 ”マルシェに懸ける想いを聞いてみました!

こんにちは。
クーリエ株式会社の採用担当です。
今回は、マルシェ事業を担当する、"上田さん""五十嵐さん"のお二人にお話を伺いました。

クーリエ株式会社では、対面のマルシェだけでなく、オンラインマルシェにも挑戦中です。
会社やマルシェに対するお二人の想いをお聞きしました。

出店者の方、来場くださるお客様を“繋ぐ”お二人の思いをぜひご覧ください。

〜上田さんプロフィール〜

--上田さんの自己紹介やクーリエ株式会社に入ったきっかけを聞かせていただけますか。

はい。上田と申します。
新卒で、クーリエの前身の会社に入社し、マルシェ事業を引き継ぐタイミングで、クーリエに入社しました。

--上田さんは入社前からマルシェが好きだったのでしょうか。

そうですね。私は大学時代にマルシェと出会いました。
当時横浜に住んでいたのですが、アルバイト先の近くでマルシェをやってました。
そのマルシェにふらっと遊びに行ったのが、私とマルシェの出会いでしたね。
実は、そのマルシェが、今弊社で運営させていただいている横浜北仲マルシェの第2回の開催だったんです。

--そこからマルシェを好きになられたのですね。

はい。でも実は、そこではじめて「マルシェ」という言葉を知ったんです。笑
今でこそ、マルシェはあらゆる場所で開催されていますが、当時の私からすると全然馴染みがありませんでした。そこからマルシェにハマり、毎週末のように通っていました。
大学生が「マルシェに興味がある」というと、皆さん可愛がってくれて、販売のお手伝いをしたり、運営のお手伝いをさせてもらっていました。大学時代の後半は、毎週末とにかくマルシェに通ってました。

--「マルシェが好き」から仕事にしたいと思ったのはなぜでしょうか。

マルシェのお手伝いをさせてもらう中で、お客さんとしてマルシェに行くことや販売のお手伝いをするより、裏側で企画や出店者さんのフォロー、お客さんの対応など、運営側でいるのが一番楽しいと感じました。そこから、マルシェを自分で作る仕事がしたいと思うようになりました。
当時、マルシェ事業としている会社は全然なかったんです。
唯一見つけたのが、クーリエの前身に当たる会社だったので、入社を決めました。

〜五十嵐(いからし)さんプロフィール〜

--五十嵐(いからし)さんも自己紹介をお願いします!

私は、クーリエに入社し、もうすぐ2年になります。
転職前は、卸売の会社に新卒入社し、約4年間、営業事務をしていました。

--クーリエに転職を決めたきっかけはなんでしょうか。

実は、大学4年生の夏頃から、クーリエが引き継ぐ前のマルシェ会社でインターンをしていたんです。
その会社を知ったキッカケは、上田さんと同じく横浜北仲マルシェになります。
友達とみなとみらいを散歩していて、偶然発見して、立ち寄ったのが出会いです。

--偶然立ち寄って、インターンを決めたということは、元々興味があった分野なのでしょうか。

当時の就活中は、一般的な大手企業や、営業職などにはあまり興味が持てませんでした。
ただ、大学で、地域活性化のボランティアを行っていたのもあり「食」「地域」に関わる会社に入りたいなと思っていました。
そのタイミングで「あの時のマルシェってなんだろう」っていうのを思い出し調べたんです。
検索で、太陽のマルシェが引っかかり、どういう人たちがやってるんだろうと調べていくうちに、クーリエの前身となる会社を見つけました。
前の代表の方が出席する「食と地域のインタビュー」講演会があると分かり、すぐに聞きに行き、インターンさせてくださいと連絡をしたんです。

--インターンでは、どのようなことをされていたのでしょうか。

上田さんの元で、半年くらいマルシェに関わる業務をしていました。
ちょうど、上田さんが太陽のマルシェを担当されていたので、お手伝いする形で勉強させていただきました。

--五十嵐さんと上田さんは、長いお付き合いなのですね。

そうですね。また、インターンをしていた会社の中には、代表の島田もいました。
当時、話す機会は多くありませんでしたが、マルシェの現場で会ったり、たまにランチにも連れて行ってもらいました。

--新卒で入社した会社から、再びマルシェの仕事をしようと思ったきっかけはなんですか。

新型コロナウイルスの流行もあり、今後のキャリアを考えた時に、やっぱり「地域と食」をメインに関われる仕事がいいなと思ったんです。
前職でも、果物や野菜の卸売をしていて「食」には関わってましたが、生産者さんや農家さんともっと関わりたいという思いは変わらずあり、その願いが叶えられるのは「マルシェ」だという考えに至りました。
転職を考えた2021年、マスクはしていたものの、新型コロナウイルスは徐々に落ち着きつつあり、太陽のマルシェは既に開催されていました。
太陽のマルシェに遊びに行った際に「コロナを経ても尚、開催しているマルシェはやっぱりすごいな」と思ったのを今でも覚えています。自分自身や会社、社会情勢が今後どうなるか分からないですし、会社も変わっている。不安な部分は少なからずありました。しかし「やりたいこと、やってみたいことをやろう!挑戦したいことはしよう!」と思ったんです。
そして、他の会社は調べず、すぐ上田さんに連絡しました。

--インターンをしていた五十嵐さんが戻ってきてくれたのは、上田さんにとっても嬉しい出来事だったのではないでしょうか。

上田さん:
私ももちろんですが、代表の島田がすごく喜んでいたのを覚えています!
五十嵐さんから連絡がきて、すぐに島田へ報告しました。
そこからすぐ「会おう!」となり、入社を決めてくれました。

--五十嵐さんは、インターンの時と比較して、視点の違いなどはありましたか。

五十嵐さん:
インターンで関わらせていただいた時は、お手伝いの感覚があったなと、今となっては思います。
当時はもちろん真剣に向き合っていましたが、約2年前から会社員として本格的に働いたことで、出店者さんや、お客さんのことを、より考えながら働くことができるようになったと感じます。

〜仕事内容について〜

--続いて、現在の仕事内容を教えてください!

上田さん:
ざっくり言うと、マルシェの企画と運営を行なっています。
マルシェにもいくつか種類があり、マルシェによっても業務範囲や運営体制も変わってきます。
太陽のマルシェは、複数の会社さんが携わっていて、我々は事務局(主に出店者対応)がメイン業務となりますが、横浜北仲マルシェは、基本的には弊社のみでやっているという状況です。企画だけでなく、当日の運営周りも全て自分たちでやっています。

--出店者さんは、どのように集めているのでしょうか。

上田さん:
私が入社した2017年時点では、既に出店者さんとのお付き合いや関係性ができていました。
太陽のマルシェは、2013年。横浜北仲マルシェは、2015年に始まりましたが、2015年の横浜北仲マルシェの立ち上げには、島田が(当時は業務委託の形で)携わっていたそうです。
当時は、自分の足で1件1件回ったり、インターネットで情報を集め、ダイレクトメールや電話をかけたりしたと聞いています。

--マルシェは、誰もが出店できるわけではないのでしょうか。

上田さん:
そうですね。出店いただく前に、出店者さんとは必ずコミュニケーションをとっています。
遠方の農家さんだと直接会うことは難しいケースもありますが、電話やオンラインでコミュニケーションを取った上で、出店するかどうかは、こちらで決めさせてもらっているという感じです。
タイミングやご縁があれば、遠方でも視察に行かせていただくこともあります。
出店者さんを決める際には、商品の質はもちろん、出店者さんの想いや人柄も考慮し決めさせていただいています。特に、弊社でお肉や魚を取り扱えるようになったのは最近で、温度管理や保存方法などいろんな要件があるんです。

--五十嵐さんの仕事内容もお伺いできますか。

五十嵐さん:
基本的な業務内容は、上田さんと似ています。
上田さんは、横浜北仲マルシェをメインで担当していますが、私は太陽のマルシェを主に担当しています。
基本的に、太陽のマルシェは毎月第二土日、横浜北仲マルシェは毎月第三土日で、定期開催しています。
あとは、スポットで土日にお仕事をいただき、様々なタイプのマルシェを開催しています。

--働き方はどのような働き方なのでしょうか。

五十嵐さん:
基本的には、リモート勤務と出社勤務のハイブリッド型になります。
平日は、週末のマルシェに向けた準備期間となるので、基本的には事務作業したり、出店者さんとのやり取りをリモートで行っています。
担当するマルシェの開催前は、出社して必要なものをプリントアウトしたり、事務作業をしたりしています。新規の出店者さんに会うついでに、事務所に立ち寄って作業する日もあります。
自由なタイミングで出社やリモート勤務できるので、働きやすさは特徴かと思います。

〜仕事をする上で大切にしている想いや考えについて〜

--お二人の仕事やマルシェに対する思いを聞かせてください!

上田さん:
仕事をする上で意識していることでいうと、柔軟にできる対応力ですかね。
大きい現場だと、出店者さんだけで80店舗、加えて来場者の方、運営に関わる関連業者の方など、あらゆる人、人数が関わります。全ての方面に対して気を配り、何かあった時に柔軟に対応する力は、すごく鍛えられた気がします。
私は、新卒からマルシェに関わる仕事をしているので、ほかの仕事は分からないですが、これだけの人数が動くと、事前に念入りに準備していても、当日予期せぬことが起こるんだなと痛感します。
そこで、パニックにならず、どうやったら落ち着いて対応できるかを常に意識しています。

五十嵐さん:
感謝の気持ちを忘れずに、仕事をしているのはあるかなと思います。
出店者さんの中には、遠方から来る方や寝ずに準備してくださる方、朝に畑仕事をしてからくる方がいて、出店にはかなりの手間がかかっていると感じます。
また、開催場所も、基本的には周辺に住んでいる方の日常の場所をお借りしているので、いつも「お邪魔します。貸していただいてありがとうございます。」という気持ちを持って、マルシェを開催しています。
マルシェだから感謝の気持ちという訳ではなくて、どんな仕事をする上でも大切かなと思います。

--今までの「ピンチだった」というエピソードはありますか。

上田さん:
現場では、やばい!と思うことは結構あります。マニュアルは準備していても、忙しい中来てくださっている出店者さんは、マニュアルを隅から隅まで読んでいる人の方が少ないです。
また、当日各地から集まるとなると、さまざまな状況で間に合わない方もいらっしゃいますし、手配してたものが来ない、現物来たら全然違ったとか、挙げ出したらいっぱいありますね。笑
でも、本当にみなさんに助けられて、事故という事故は起きたことはありません。
良くも悪くも、マルシェは毎回終わりが来るので「今回も大きな事故なく、無事に終えられたね」と言い合う時間は、ホッとします。みなさまの助けによって、10年以上続いているのかなと思います。
みなさんが大事に大事に受け継いで続けているマルシェを、これからも大事に続けていきたいと思っています。

五十嵐さん:
昨年の太陽のマルシェは、天候に恵まれず、開催が危ぶまれることも多かったので、出店者さんにもご迷惑をおかけしたところが大きいなと感じます。
屋外で開催するマルシェですので、天候は切っても切れない問題ではあります。
雨天の場合は決行で、荒天は中止の判断となります。台風や風が強くて中止はありますが、基本的には雨天の場合でも開催しています。出店者さんの中には、飛行機やホテルを予約していたり、リース機材を使ったりする方もいるので、開催の判断は慎重に行っています。

〜オンラインマルシェについて〜

--コロナ禍のマルシェやオンラインマルシェの動きについて教えてください!

新型コロナウイルスが流行り始めた時期も、マルシェやイベントなどは開催前提で、毎月準備をしていました。準備を進めていても、開催できないケースがほとんどでした。
中止の連絡をみなさんにしつつ「次は回復しているかもしれないから。いつでも開催できるように。」といつも通りの作業を、いつも通りしていました。

「何月から何月までお休みします」のように事前の連絡はせず、毎月開催を前提に、募集や準備をして、開催中止のご連絡をして…という感じでした。
マルシェが開催できず悲しい気持ちもありましたが、コロナ禍で始まった定期マルシェもあります。

オンラインマルシェに関しても、間違いなく新型コロナウイルスがきっかけで「こういうサービスがあったらいいのではないか」と始まりました。

--オンラインマルシェに至るまで、オフラインで開催できないなど先の見えない不安もあったかと思いますが、振り返るとどのような気持ちでしたか。

オンラインマルシェの立ち上げに関しては、島田がメインで行っていました。
私は新規のマルシェを始めたいと思って動いていたんです。それが今、定期でやらせてもらっている3つ目のいそご丘の上マルシェ / キッチンです。

太陽のマルシェや横浜北仲マルシェは、ありがたいことに来場者数が何万人規模になり、どうしても「イベント」の括りにされてしまいます。
しかし、“イベント”の括りでのマルシェは、新型コロナウイルスにより出来なくなってしまいました。

その時に、世界情勢に左右されず、小さくてもいいから長く続けられるマーケットを作りたいと考えるようになりました。
私にとってマルシェは日常であり、スーパーマーケットと変わりない日常に欠かせないものを取り扱っているという感覚です。イベントという括りにされてしまうことに違和感を感じていました。マルシェを日常にできる場所を探す中で、磯子とのご縁をいただき、当時は磯子での立ち上げに汗をかいていた感じです。

もちろん感染対策はしっかりとしていましたが、オフラインが制限されるコロナ禍で始めたマルシェで、頑張れるモチベーションでもありました。

〜クーリエの魅力とは〜

--お二人が思うクーリエという会社の魅力はなんでしょうか。

上田さん:
やりたいことを持っていれば、やりやすい環境というか、なんでもやらせてくれます!
私が新卒で入った会社(クーリエの前身)も社員10名程度だったので、大きな会社との比較は出来ないですが、やりたいことや思いを持っていれば、挑戦できる環境です。前向きな挑戦には、すごく理解があって、応援してくれる社長なので、挑戦できる場ではあるなと思います。
マルシェが少しづつ広まった現在、マルシェを主催する会社はいくつかありますが、この規模だからできることがあり、魅力のひとつかなと感じます。

五十嵐さん:
リモートで働けるのは、魅力のひとつかなと思いますし、自分のペースで働ける会社だと感じます。当たり前かもしれないですけど、前の会社は何時から何時まで出社して働くスタイルでした。
クーリエは、1日の働き方を自分のペースで組み立てて動けるのは、いいところかなと思います。
私は基本的に、週1出社の、週4はリモートが多いです。

--マルシェ事業は、前身の会社から受け継いだ事業と聞きましたが、クーリエに転職してもやりたい!と思ったのはなぜですか?

上田さん:
前の会社が倒産して、会社を移らないといけないタイミングは、正直、転職を考える会社が何社かありました。その中でも、一番お付き合いがあったのが、今の代表の島田だったんです。
島田のことは、私が大学時代、マルシェのお手伝いをしている時から知っていました。
もう8〜9年の仲になります。当時から、デリバリー事業やマルシェに対する熱い思いは知っていました。
「島田の会社だから入ろう」と思ったのは間違いなくありますね。
島田の会社じゃなかったら「もういいかな」というか。どこで働くかより誰と働くかを大事にしたいタイプではあるので、島田とだったらもうちょっとがんばれそうかなと思ったのは覚えています。

五十嵐さん:
私は、転職した身ですので、入社した時には既に前身の会社から受け継いだ後でした。
しかし、前身の会社の頃から、島田はすごく熱い方で、ついて行きいと思わせてくれる方でした。
どんな意見に対しても、社員に対して否定はしないですし、話を聞いてくれます。
クーリエへの転職を考えた時に、すぐに話し合いの機会を設けてくださったのも嬉しかったです。

--一緒に会社を創るのは、どのような方が向いているでしょうか。

上田さん:
マルシェはもちろん、島田が大事にする「繋ぐ」という考えを大事にできる方と働きたいです。
未経験でも、好きという気持ちの方が大事だと思うので「繋ぐ」手段のひとつとして「リアルのマルシェも、これから始まるオンラインマルシェもあるんだよ」っていうのを伝えたいです。

五十嵐さん:
マルシェの業務は、営業系、事務系などマルチタスクがかなり多く、自分も慣れてないと思う部分はまだまだあります。業務が多岐に渡るので、苦手なことややりたくないことも出てくるかもしれません。
その中で、愚直に業務に向き合うことができる人が向いていると思います。
あとは、島田も熱い人なので、話を聞く力がある人が良いかなと思います!

〜最後に〜

クーリエ株式会社で人と人を、想いを“繋ぐ”仕事をしませんか。

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