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【代表インタビュー】常に未来を考えて。今後の日本を支える事業を。

こんにちは、日新システムズの笠松です!
今回は弊社のフィード、記念すべき第一弾ということで弊社代表にこれまでのストーリーや、
これからの日新システムズについてインタビューを行いました!

“日新システムズ新卒一期生”

-- なぜ日新システムズに入社されたのですか?
もともとはずっと幼少期から父の家業を継ぐと思っていたんです。
そのつもりで、大学も学科も選んでいました。
なので大学に入るまでは、普通に就職なんて考えてもいませんでしたね。

ただ家業が機械系だったので、大学で機械工学を学んでいたのですが
学んでいくうちに「これ、自分には向いてないな」と感じ、その時たまたま履修であった電子回路や、情報系、コンピューター関係の方が面白くて、そっちに興味を持ちました。
その時に家業を継ぐのではなく、自分が面白いと感じたものをやってみたい!と思ったのが最初です。
4回生の時には、メカトロニクスの分野が自分としては非常に興味があって、研究室もその分野で選びましたね。もちろんその時点では親には内緒にしてましたね。笑

ただやはり、家業を継がず就職するとなると家を出ないといけなかったので、地元大阪ではなく京都や神戸で企業を探していました。
その時に見つけたのが、弊社の親会社でもある日新電機だったんですね。
なので初めは日新電機に履歴書を出したのですが、ちょうどその年に日新システムズが子会社としてできた年でして、初代社長の湯浅社長が私の書類をもって来てくださり、「日新電機ではなく、これからはコンピューターや。是非子会社の方に来て欲しい」と言っていただいたのがきっかけですね。
もちろん親とはひと悶着ありましたが、無事日新システムズの新卒一期生として入社しました。

-- ドラマですね…!日新電機に入社したいとは思わなかったのですか??
湯浅社長に「入ったらなんでもやっていいよ!」と言っていただいたのと、分野としても自分のやってみたい分野とマッチしている、かつ、やはり立ち上げでベンチャー色が強かったのでそういう面も含めて、日新システムズを選びましたね。

“代表から見るこれまでの日新システムズ


-- 入社された当時はどんな感じだったのでしょうか??
そうですねーー、
1~3代目の代表は、日新システムズとして自分たちで事業をやっていくんだ!という想いがとてもありました。なので、日新電機の仕事をしっかりやりつつ未来の為にしっかり種を植えていきましたね。

-- そこから現在まではどんな感じで進んできたのですか??
立ち上げ期は、やはり日新電機の子会社なので日新電機の監視制御システムのソフトウェア開発がメインのミッションでした。
ただ上下水道のプラントや、高速道路のような広域なシステムが主だったのですが、
当時の公共関係のシステムはシステムからソフトまで全て自前で作らないといけなくてですね、
100%自社でメンテナンス出来なければ入札ができなかったんです。
なので、やはり基本的に大手しかは入れない仕組みだったんですが、
日新電機はそこに参入していく為にコンピューターのボードからOSまで、今じゃ考えられないですがそこまで全部自前で作っていました。
ちょうどその時期に日新システムズが立ち上がったので、弊社がハードの設計から組み立て、基本ソフト・・と1から10迄しっかり基礎を理解していないと出来ないような時代でしたねー
本当に大変でした。笑

ただ10年ぐらいたって、1995年ぐらいになるともう自前で作るには追い付かなくなってくるんですね。
そのころに出てきたのがインターネットです。
ですが、出てきた当初はまだ有線LANですら全然普及していないような時代でしたので、
プロトコルを実装していかないといけないのですが、それを自社で行うのはあまりにも大変だったので、
アメリカのベンチャー企業が開発したソフトウェア・ハードウェアを輸入して、自分達で学習して作りこんでいくというように方針転換していきました。
カリフォルニアに技術を学びにいったりもしましたねー。
この辺りが第二期、大きな転機となった時期です。日新システムズとして自らの事業を進めていくようになりましたね。

ですがもちろんこれも10年程経つと競合他社が出てきて、目新しいものではなくなっていきますよね。
ですので、その時の市場感を踏まえてまた新たな事業について考えを巡らせていました。

基本的に、市場は垂直方向でとらえる事が多いです。
自動車、半導体、携帯電話・・それぞれに特化したシステム・部品を開発している企業が多いですよね。
これを「垂直市場」と呼ぶのですが、日新システムズは「水平市場」でずっと事業を行ってきました。
要は自動車でも、飛行機でも、半導体でも、何にでも使えるようなシステム・部品を開発するビジネスですね。
なので、「なんでもできます! ただ特化してる分野はありません・・」みたいな感じになってしまってました。
これは代表に就任する前、役員の時に発案していたのですが、やっぱりこのままではダメだと、
自分たちの得意なセグメントを立てていこうと、いろいろなアイデアを出して考えてみました。
最終的にたどり着いたのは、日新電機がやはり電力関係の技術を持っているので、
そことのシナジーを生んでいくのが、一番自社の強みを生んでいけるんじゃないかと企画をしていきましたね。
その上で日新電機は「特別高圧」、要は発電所に近いようなとても大きい電力を扱うのがとても得意なのですが、我々は一番末端である、家庭電力から始めてみよう。
親は上から、であれば我々は下からいこう!と、まずは家庭のエネルギーをマネジメントするような事業に取り組もうと考えました。
一番初めに扱ったのものは「HEMS」Home Energy Management Serviceと呼ばれるものですね。
※詳細はまた別の記事で取り扱います!!

--なるほど、そこから今の事業に繋がったんですね…
 事業はどのように進めていったのですか??
いやあ、めちゃくちゃ大変でした!笑
HEMSを取り扱いだした頃は、箸にも棒にも掛からんような感じで、「誰が買うねん!」
っていうような世界でした。
ただ3.11東日本大震災をきっかけに、家庭のエネルギー管理の重要性を国も、世間も認識し始めたんですが、その時HEMSを取り扱っていたのは、東芝やパナソニックのような大手のみ。
中小で取り扱ってるのは我々ぐらいでしたね。
なのでまずは大手との差別化を狙いました。大手がやらないHEMSの各家庭に合わせたカスタマイズをやっていきました。それぐらいでやっとちょこちょこ売れ出したぐらいかなぁという感じ。

でそうしている内にお付き合いしている会社の社長に、「エコアイランド構想」再生可能エネルギーの使用率を上げて脱炭素化していきましょうという取り組みの中で
太陽光パネルを各家庭に無料で配布して、それで発電していこう。みたいな斬新な構想を立てる方がいらっしゃって、ひょんなことから仲良くなり、じゃあその構想やっていこうよ!となりました。
2015年ぐらいのことです。
各家庭に我々のHEMSを付けて、発電量もそのHEMSで全部見える化して、コントロールも出来るようなものなんですが、各家庭の点での管理はもちろんですが、我々のHEMSを通してその地域の電力を面で管理出来るようなシステムを開発しました。
そのシステムがちょうど去年、ありがたいことに経済産業大臣賞を受賞しまして、
エネルギーソリューション事業として、方々からいろんなお声をいただき、
日新システムズ=エネルギーのプレイヤーとしてみていただけるようなブランドイメージも根付いてきました。

--今後事業としては何をおこなっていこうとお考えですか??
HEMSを取り扱うときにできた弊社の目標として、「地域社会の課題解決」があります。
軸としては3つです。
・エネルギー
・少子高齢化
・食
この中で今現在積極的に取り組んでいるのは「高齢化」
お年寄りの生活支援サービスの基盤を、一生懸命作っています。
去年富山の黒部市40世帯で実証実験も行い、2021年には事業化していきたいと考えております。
やはりお年寄りのスマホ普及率は決して高くないので、スマホを持っていなくてもカードをかざすだけでコミュニケーションをとれるようなものを開発しています。
他にも今現在「マイクログリッド」といって、街、島という家庭単体ではなく、広域なエネルギーマネジメントシステムも開発しており、パッケージ化していきたいと考えています。
また「食」の分野でいくと、弊社で今精力的に取り組んでいるのは、「メカトロニクス」ロボットですね。実はもうロボットの技術的な知見は弊社にあるので、あとはどういうものを作るか。
それを今後決めていくような段階ですね。
…これうちの社員にもあまり言ってないんだけどね。笑

他にも本当に様々なことに取り組んでいるのですが、とても長くなってしまうのでこの辺りで。笑

勿論、受託開発というお客様から言われたものを作っていくという事業もしっかり行いつつ、
これからはどんどん社会課題を解決していけるようなものを、自分達の発想で創っていこうと考えています。

「ワクワクする未来を創造する」

これが弊社のスローガンです。
この言葉の通りに、聞けば誰もがワクワクするような。そんな未来を私達は創っていきます。

”新しいことをやる” 

それにワクワクしてくれるような人材を探している

--どんな採用をしていこうと考えていますか?
今後も日新システムズは様々な新しい事、前例がないような物事にチャレンジしていきます。
やはりそれを行えるのは「行動力」「情熱」があるような人物です。
もちろん新しい事を成し遂げるので、「技術」は必要です。
ただ熱い気持ちを持っている方を弊社は本気で探しています。

最近新しいビジネスを行うにあたって、ひしひしと感じているのが
「人と人との繋がり」が本当に大切だという事。
これが無いとビジネスは100%成功しないです。

「人との繋がりなくしてビジネスの成功はない」
この繋がりには社員も含まれています。
そのおかげで今私も代表をやらせてもらってると思っています。

もし少しでも共感していただいたり、何か感じていただけたのであれば
是非一度お話しましょう! お待ちしています。

竹内代表、貴重なお話ありがとうございました!
なかなか普段聞けないようなお話もあり、私もとても楽しかったです。
日新システムズでは、一緒にワクワクする未来を創造していくメンバーを募集しています!
ご興味がある方は是非一度カジュアルにお話しませんか??
お待ちしてます!!

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