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EC未経験からECコンサルタントへ 〜vol.1「3つの壁」 〜

こんにちは!
chipperでEC/D2Cコンサルタントをしている飯塚です。

まったくの未経験からEC/D2C業界へ飛び込み1年。
まだまだ日々学ぶことばかりですが、右も左も分からなかった中で複数のクライアントの売上アップに成功した事例や、日々学んだことなど私が経験したリアルな情報を、ぜひ同じ立場のEC初心者の方と共有したくnoteをはじめました!
少しずつ具体的な事例なども綴っていこうと思いますが、vol.1ではEC未経験者がぶつかるであろう壁について書いていきたいと思います。

目次

  1. 1つ目の壁:入社1ヶ月目「単語の意味が分からない」
  2. 2つ目の壁:入社2〜3ヶ月目「突然のフルリモート勤務」
  3. 3つ目の壁:入社4ヶ月目〜「クライアントの目標にコミットする」
  4. 最後に、

1つ目の壁:入社1ヶ月目「単語の意味が分からない」

私がchipperに入社して最初にぶつかった壁が、「chipperメンバーの使う単語が知らない単語ばかり」ということ。
入社時点ではCEOとCTOの2名のみでしたが、CEOは元々楽天のコンサルタント、CTOはエンジニア。これまで接客業を中心としたキャリア歩んできた私にとっては、失礼ながら初めて関わる未知の人種でした。

2人の会話に出てくる「CPA」「ベンダー」「SEO」「CVR」など、どれも聞き覚えのない単語ばかり。
きっとEC未経験の誰しもが受けるであろう洗礼を、私もしっかりと受けました。

初めて担当させていただいたコスメブランドのAmazon店舗運営では、さらに「JANコード」「薬機法」といった知識が必要になり、恐る恐る広告運用をはじめてみては「CPC」「ROAS」のような、目標とすべき数値や専門用語に苦労したのも今となってはいい思い出です。

「英語も横文字もキライだ!」と感じながら、「同じ間違いをしたくない」と負けず嫌いな一面を発揮し、毎日Googleで検索したりメンバーに質問しては、スプレッドシートにまとめる日々でした。

その時に意識していたことは、単に言葉の意味をメモするのではなく、「考え方」の部分を重視してまとめること。


「考え方」が自分の中に落としこまれると、別の事例でも考えを応用することができるんです。(ちなみに私は言葉や文章で理解することが苦手なので、図やイラストを使って考え方をまとめるようしていました!似たタイプの方にはおすすめです!)

しかし、ひたすら小さい壁にぶつかっては乗り越えて、ようやく言葉の壁を超えてきた入社1ヶ月後に突然新たな壁が出現しました。

2つ目の壁:入社2〜3ヶ月目「突然のフルリモート勤務」

2020年4月に発出された緊急事態宣言によって、入社2ヶ月目にして突然のフルリモートでの仕事を余儀なくされたんです。

これまで対面での仕事しか経験したことがなく、すぐに周囲のメンバーに疑問点や相談をできることが当たり前だった環境から、一人で仕事をする環境へ…。
もちろんオンラインで情報共有や相談はできるものの、少しずつ慣れてきた仕事内容を、まったく慣れない仕事環境で行うことは、想像以上に気持ちの面でのハードルが高かったですね。
(あとは単純に人と会えないことの寂しさが大きかったです笑)

👇私がフルリモート期間で心がけたことは3つ

①分からないことがあれば、とりあえず調べてみる
②調べても分からなければ、遠慮せずに質問する
③ただし、見切り発車ではなく自分の頭の中を整理してから質問する

※②③はEC/D2Cというよりは、仕事論的な話になってしまいそうなので、また機会があればnoteにまとめたいなと思います!

EC担当者の方には共感してもらえると思うのですが、例えばAmazonの場合だと、規約が表面的な内容が書かれていることが多いので、EC初心者にとっては難しく、欲しい情報がなかなか見つけられなかったりするんです。
ただ規約を読んで分からないと諦めるのではなく、「この表現が使用NGなら、こっちなら問題ないのかな」など初心者なりにひたすら考えて、一つひとつの疑問を解消していき、どうしても分からない時は、テクニカルサポートにメール・電話で相談をしていました。

そうして人から直接教えてもらう以外に、自分で調べたことや問い合わせたことが一つひとつ積み重なって、自分の中の引き出しが増えていったのは強く実感しています。

3つ目の壁:入社4ヶ月目〜「クライアントの目標にコミットする」

当たり前のことですが、クライアントごとに売上や広告運用に明確な目標設定が定められており、ECコンサルタントのミッションは売上の目標達成・最大化を図ること。

当初は、サポート役として1社を見てましたが、この頃には段々と任せてもらえる範囲も増えてきて、担当社数が4-5社になり、主担当として「目標管理」を考えた対応が求められるようになりました。

そこで、普段から守りに入ることの多い私がしてしまった反省ポイントはコレ👇

広告運用の指標となるCPA・ROASは達成できたが、慎重な広告運用になりすぎた結果、売上目標を達成できなかった

慎重になるポイント、思い切って攻めるポイント、それぞれのちょうどいい塩梅を見つけるには、方法はひとつしかありません。
それはPDCAを回し続けることです。

効果的であった施策・あまり効果が見られなかった施策、すべての結果に対して「なぜ」と疑問を持ち続けながら、半年ほどPDCAを回し続けると、段々とクライアントごとのベストプラクティスが見えてきます。
また、第三者から見た「なぜ」も取り入れると、思わぬところで気付きが見つかったりするので、一人だけで考え込まないことも大切です。


最後に、

未経験から始めたので、他社事例などの知見が一切なく、施策の提案もできない自分を無力だな...と何度も感じましたが、ECコンサルタントに近道はないので、目の前の壁をひとつひとつ乗り越えることで、クライアントに寄り添えるコンサルタントになれると思います!

私が実践してきた取り組みや考え方、日々起こるトピックなども、今後も紹介させていただきますので、ぜひお付き合いいただけると嬉しいです!

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