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企業の副業解禁とコロナ禍でフリーランス激増!?ライバルが増えたWeb系フリーランスのサバイバル戦術

100の生業を持つ現代版百姓を目指す、破天荒フリーランスの山崎レモンサワーです。

今日も複業メディア「ウィズパラ」で掲載した、コロナ禍でのフリーランス業界の変化と、必要となるサバイバル術の記事について紹介していきます。(元記事:https://wizpara.com/1805/

今日は、数年前は誰もが予想していなかった、まさにブラックスワン※1と呼べるコロナの大流行でWeb系フリーランス界隈におこった変化と、これからのサバイバル術を考察していきます。

※1 ブラックスワン(Black Swan)とは、マーケットにおいて事前にほとんど予想できず、起きたときの衝撃が大きい事象のことです。

人材仲介会社のLancers(ランサーズ)が調査したデータ※2によると、2021年に自由業者など、日本国内のフリーランス人口が約1670万人に急増し、1年間で57%も増加したという急激なスピードです。

※2 『フリーランス実態調査 2021』:https://speakerdeck.com/lancers_pr/huriransushi-tai-diao-cha-2021

これは、新型コロナウィルスの蔓延により、失業の増加や雇用不安が高まり副業を開始する人が増加したことが影響しています。

ちなみに、コロナの流行以前から、日本でトップの大企業トヨタの社長ですら終身雇用を維持するのは困難との発言をしていることからも、終身雇用の崩壊を想定し、副業を開始するサラリーマンは増加していました。

国も既存のセイフティーネットでは限界があると考えているのでしょう。
将来、老後破産しないよう、今のうちから積極的に自助で対策を練るようにとの発言を繰り返しています。

要は国も副業や複業を推奨しており、企業に対して副業を認めさせるように動いているわけです。

副業やフリーランスとして開業する際に、設備投資などの初期費用がほとんどかからず参入障壁・起業ハードルがもっとも低いのはWeb業界でしょう。

つまり、2020年から2021年にかけて、Web系フリーランスまたはWeb系副業ワーカーが、とんでもない数増えたのは間違いないでしょう。

自分も肌感でめちゃくちゃ強く感じています。

では、Web系の複業ワーカーやフリーランスが爆発的に増えるとどのような影響が起きてくるか考えてみましょう。

複業ワーカー・フリーランス人口急増で考えられるWeb業界変化

仕事獲得の機会減少

案件の絶対数が変わらず、Web系の案件を請けたいフリーランスや複業ワーカーが急増するわけですから、複業ワーカーやフリーランスひとりあたりが獲得できる仕事の数が当然減ることになります。

供給(ライバル)過多になっていくわけですね。

営業力や仕事獲得手段の選択肢が乏しいワーカーは、相当、厳しくなってくることが予想されます。

仕事がない時に、誰しも飛びつきがちなクラウドソーシングプラットフォームなどを利用すると、熾烈な案件獲得競争を体感できると思います。

また、ライバルが多くて仕事の獲得が難しくなる以外にも、無料CMSプラットフォームの登場により、Webの知識がない一般人もウィザードでテンプレートを選択するだけで、キレイなWebサイトやショッピングサイトが制作できるようになり、今まで同様のオーソドックスな制作案件は、著しく減少している印象を受けます。

のちほど、ライバルが多いWeb業界で良質な案件を獲得するための、アクションプランを話していきます。

案件報酬単価の減少

働き手が多くなり、それに対して絶対的な仕事量が少ない供給過多の状態になると何が起こるか・・

当然、案件の報酬が低く設定されます。

報酬を低く設定しても、それでも仕事を欲しい人がたくさんいるんですから、発注側は高く設定する意味はないわけなので当然の流れです。

価格競争に巻き込まれると、疲弊するだけですので、できれば回避したいものですが・・・

すでにレッドオーシャンと化してしまったWeb系フリーランス業界でどうしたら価格競争に巻き込まれずにすむか後述します。

同業者向けの案件は増加

複業ワーカーやフリーランスが急増しているという事は、これら同業者からの仕事は増える事が予想されます。

たとえば、デザインが得意で、マークアップやプログラムが苦手な人に向けて、マークアップとプログラムの部分のみ請け負ったり、Web案件から派生した紙媒体のデザインを紙媒体専門のデザイナーにアウトソースしたり・・

ただ、当然、報酬単価が下がっている業界の流れの中で、同業にアウトソースする際の単価も当然、抑えられるでしょう。

コロナ禍以降のフリーランスサバイバル術

自分だけのテリトリーに身を置く

ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソースプラットフォームで仕事を獲得しようとすると、増加した複業ワーカーやフリーランスの人たちと熾烈な仕事獲得争いに巻き込まれ、よほど優秀なエンジニアスキルか、オリジナリティをもった人気作品を創出できる漫画家・イラストレーターなどでなければ、仕事にありつけず、取れたとしても最終的には価格競争に巻き込まれて疲弊するのみです。

ブログやメディア運営、SNS、Youtubeコンテンツなどを活用したマーケティングを行うにしても5年ほど前と比べ、競合・情報量が尋常じゃないレベルで増加しており、当初先駆けて参入した先行者優位を獲得した一部の人たちを除いて、これらを活用したプロモーション・マネタイズも無理ゲー状態と化しています。

インターネットは基本的に勝者総取りのバイアスが働きます。インターネットが普及してから貧富の差が拡大しているのもうなずけます。

それを踏まえて、自分が提唱する戦略は、Web系のフリーランスであっても、リアルを重視したマーケティング・営業をかけることです。

例えば、自分が活動している地域に根ざしたコミュニティに積極的に参加したり、地域に根ざした別業種の経営者さんに積極的に接点を持つように行動してみたりです。

インターネットを介さないで、営業活動・マーケティングを行う事で、勝者総取りのプラットフォーム外で、仕事を獲得することができます。

Web系のワーカーは、Webを活用するスキルに長けているゆえ、勝者総取りのインターネットプラットフォーム上で勝負して、疲弊のループに巻き込まれているように見えます。

また、Webを活用するにしても、自分のスキルを組み合わせて、サービスをとことん特化させると、競争にさらされることはありません。
たとえば自分は、Webのスキルとしては、LAMP環境でのシステム開発、JS/HTML/CS、Wordpressのスキルという、ごくありふれたWeb制作者のスキルを持っていますが、求人ポータルサイトやコーチマッチングサイトの制作を安価で開発可能な事をPRしたりすることで、他の多数のWeb制作系フリーランスと差別化が図れています。

必要な制度をフル活用する

コロナ禍で、さまざまなフリーランスへの支援制度が打ち出されています。

持続化給付金や一律給付金のような、ニュースで流れるような有名なものは活用できたとして、それ以外にも知られていないだけで様々な活用すべき救済策が打ち出されています。

ただ、これらは、積極的に情報収集をして、手間を惜しまずに、必要書類を用意して手続きを行わなければ、利用できません。
手続きも煩雑で申請のハードルもそれなりに高いので、要件は満たしていても、利用できない人も多くないでしょう。
まさに無知はコストといったところでしょうか。

こういう便利な制度や支援策は国がわざわざ教えてくれるものではないので、自ら積極的に調査して、多くの資料を読み込み、手間をいとわずに手続きする、ある程度のリテラシーと根気がいります。

これらを積極的に活用することは、フリーランスサバイバル術で必須のスキルと言えます。

補助金ポータルと言うサイトで
【2021年6月最新】コロナ関連給付金・助成金・補助金まとめ(個人・法人)という補助金・給付金情報のまとめがありましたのでご参照ください。

https://hojyokin-portal.jp/columns/corona_summary

また、飲食店は旅行業界はもちろん、アーティストやミュージシャン向けなど業種に特化した給付金や、活動している地域の自治体が独自に打ち出している救済制度もたくさんあるので、くまなくチェックすることをおススメします。

固定費を極限まで削減する

フリーランスや複業ワーカーはついつい、いかに稼ぐかという、稼ぐ手段にばかり目が向きがちです。

ビジネス系Youtuberの頂点、両学長は、お金の悩みから自由になるために
・稼ぐ力
・貯める力
・守る力
・増やす力
・使う力
の5つの力が必要と繰り返し力説されていますが、フリーランスも稼ぐ力以外の力を増やすことが必須です。

その中でも、ダントツに大事になってくるのが、「貯める力」

具体的に言えば、「固定費圧縮」です。

自分がフリーランスになってから、すでに13年経ちますが、長い間、フリーランスとして活動していると少なからざる経営判断の大失敗を経験します。

自己分析すると、その全てが、高い固定費からくる焦りから、経営の判断をミスしたというものでした。

フリーランスとして、割りの良い案件が続き、お金が入ってくると、それがいつまでも続くと錯覚し、ついつい固定費が膨らみ始め、割りの良い案件がたて続けに終わることで、焦りはじめ、本来なら断るべき悪条件の案件を受けてしまい、炎上・・・そのような失敗です。

ハッキリ断言すると、「固定費圧縮」はフリーランスとして生きていくには最強のサバイバル術です。
自分はもっとも固定費高かった時から30万縁以上、固定費を削りました。(どれだけ使ってたんだ・・・)

いまでは、少し仕事が減っても、ほとんど気にならなくなりました。

生活基盤が安定してくると、冷静な判断と集中力が持続し、クリエイティブな創作意欲も沸きはじめ、不思議と良い条件の仕事が舞い込むもので、実に不思議なものです。

できるだけ多くの複数のコミュニティに身を置く

コネと言われると、あまり良い響きではないですが、ビジネスの世界ではコネというのは非常に強力に作用するもので、これを利用しない手はありません。

フリーランス歴13年で、自分の血肉になった、良い条件の仕事は、自分の知人や知人からの紹介で獲得した仕事が実に多かったと実感しています。

そして、コネと言っても、今まで何も考えずに、人間関係も希薄に生活してきた人にとっては、ふとしたきっかけに仕事を紹介してくれるようなコネは築けていないものです。

仕事の為だけに参加する訳ではありませんが、趣味や地域・自治体のコミュニティなど、積極的に所属・参加して、自分の人間関係を分厚くしていく事が、そのままフリーランス人生のセイフティーネットになってきます。

今からでも遅くないので、より多くのコミュニティに所属し、誠実さをもって、人と相対し、絶え間なく自己PRを続けるといつしかそれがきっかけとなり仕事に結びついていくはずです。

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