「デザインの先」にあるものを見たい
もともとはデザイナー志望でフロムゼロに入社しました。
実は前職では芸術家タレントのマネジメント会社を起業していて、営業も制作も経験済みでしたが、今回は“つくる”に向き合いたいと想ったんです。
今のメイン業務は返礼品のサムネイル制作や登録作業などです。PhotoshopやIllustratorを使って、目を引くビジュアルを作ったり、商品ページを整えたりしています。
やっていくうちに、「ただ見た目を整えるだけじゃ足りない」と思うようになってきて、事業者さんの想いや商品へのこだわりをどう届けるか。そのためには、営業の視点も必要だと感じています。
“中途半端”はやりたくないから、まずは制作を突き詰める
周囲からは「営業向いてるよ」「早くこっち来なよ」と言われることも多いです。
MBTI診断でも“主人公型”で、いかにも人を動かすのが得意なタイプらしいです(笑)。
でも、あえて今は制作に集中しています。
中途半端に手を出すより、まずは自分の中で納得のいくものをつくれるようになりたい。
その上で、「届ける」側に行くなら、そのときは本気で向き合うつもりです。
誰かの想いをくみ取り、それをデザインに落とし込める営業——そんな存在を目指して、今は自分を磨いている感覚です。
歯車の形は変えていい
フロムゼロの一番の魅力は「柔軟さ」だと思います。
「こうしたい」と伝えれば、受け止めてくれる人たちがいて、環境がある。
私自身、今後仙台に戻る可能性があるんですが、そういう話も先に伝えたら「じゃあ将来的には営業にシフトするのかな?」って自然な流れで話が進んでいきます(笑)。
この“余白のある組織”って、実はすごく貴重だと思うんです。
(営業はデザインをやり切ってから考えます…)
大手企業のように「この歯車になってね」と決められるのではなく、必要に応じて歯車の形を変えていい。
それって、会社のためにも、自分の成長のためにも、すごくポジティブなことだと思っています。
目指すのは「替えがきかない存在」
最終的に目指したいのは、「あの人じゃないと頼めない」と思ってもらえる存在です。
誰でもできることをやるんじゃなくて、自分だからできることを増やしたい。
デザインも、営業も、その延長線上にある“人の感情を動かす”力も、全部掛け算で積み上げていきたいと思っています。
現在27歳ですが、30歳になるまでに「これが自分のスタイルだ」と胸を張って言えるようになりたいです。
そのために、今この環境で、色んなことにトライさせてもらえていることがすごくありがたいですね。