こんにちは！

ナイトプロテイン、マーケティング部の吉田です。

弊社が採用/注目する最先端成分を紹介する本シリーズ。

今回はサプリ業界の縁の下の力持ち『バイオペリン』をご紹介します。

実はバイオペリンはサプリ先進国のアメリカでは、スタンダードになりつつある成分。日本国内でもようやく色々なサプリで配合が進んでいます。

ナイトプロテインでは全商品に配合されているバイオペリン。

むしろ、サプリメントの特性やバイオペリンのメリットを理解すれば、配合していないのが“悪”とも言える…かもしれません。

というわけで、今回はナイトプロテインが全商品でバイオペリンを採用する理由を、サプリメントにおける弱点からバイオペリンが持つ効果、副作用はあるのかという観点から、解説します！

（バイオペリンの効果のメカニズムや研究データについてより詳しく知りたい方はこちら！）

理由1：サプリメントの弱点を補う効果効能

1つ目の理由が、バイオペリンにはサプリの弱点を補う効果が報告されているからです。

実は口から摂取したサプリ成分は全て吸収できるわけではありません。むしろ状況や成分によっては半分以上も体外にそのまま排出されてしまうとも言われています。

この『経口摂取の無駄』を減らし『摂取量に対する活用率』を高めるサポート力があるのがバイオペリン最大＆最高の効果なのです。

専門用語を用いると『バイオアベイラビリティを高める』と言います。

実例をご紹介しましょう。

マルチビタミンに必ず含まれているβカロテン（＝ビタミンA）。バイオペリン5mgと一緒に摂取すると、血中のβカロテン濃度が170％も高くなったと報告されています。

他にもビタミンB群、ビタミンC、DやKなどでも吸収率＆体内での活用率の向上が研究で確認されました。

『体外に排出されてしまう』というサプリの弱点を補う『バイオアベイラビリティを向上させる』という研究データ。ナイトプロテインで全商品にバイオペリンを配合する最大の理由です。

理由2：バイオペリンは有効成分が規格化されており高品質

2つ目の理由が『品質の高さ』。

バイオペリンは体内で効果を発揮するために不可欠な有効成分『ピペリン』を95％以上含有するように規格化＝ルール化されています。

これは、「ニュートラスティカル」を掲げるナイトプロテインでは、成分の品質を保つために無視できない項目なんです。

※ニュートラスティカル＝医薬品のように、明確な症状や課題解決を目的に、臨床データが豊富な素材を必要量摂取するという概念

実はこの“規格化”は、特に植物由来の成分において一般的ではありません。植物の育成環境により、含有される有効成分量が異なり規格化が難しいためです。

例えば、荒れ果て栄養が少ない痩せた土地で育った植物と、栄養豊富で肥えた土地で育てられたもの。どちらがより栄養素を含んでいるでしょうか？

食物由来エキスでは、規格化は製造方法と原料育成方法まで管理した高品質な成分とも言え、効果効能の追求において不可欠なチェックポイントなのです。

理由３：少量でも十分に効果を発揮し、NPサプリメントとの相性◎

効果を適切に追求したサプリの開発時にぶち当たる問題。それが『粒数』。

サプリは有効成分の摂取量が増えれば体感＆サポート力が高くなる傾向にあります。

効果効能を追求する弊社では、気をつけないと粒数が大変な事になってしまいます。そのためカプセルの限られたスペースに効果的に高品質の栄養素を凝縮するために、試行錯誤を繰り返しています。

この観点でもバイオペリンは超優秀。

なんと、1日5mgの摂取で十分に効果を発揮すると研究データでも示されています。

メンズサプリに含まれる事が多い“アルギニン“の推奨量は2,000mg。

比較するとバイオペリンの優秀さが際立ちます。

バイオペリンはたった5mgに有効成分『ピペリン』が凝縮され、たった5mgで小腸の働きを活性化、栄養吸収を促進します。

すべてのサプリで「体感」を提供するために、有効成分の含有量を追求するナイトプロテインと非常に相性が良い成分だからこそ、全サプリで配合しています。

理由４：他の栄養吸収促進成分とメカニズムが異なり、相乗効果が期待できる

サプリから摂取した栄養の効率を高める成分はバイオペリンだけではありません。ナイトプロテインも採用する成分で言えば『アストラジン』があります。

実はアストラジンとバイオペリンは同じメカニズムで吸収率を高めているわけではありません。

バイオペリンは、腸内の熱発生を活性化させ、栄養吸収細胞をより効果的に働かせる事でバイオアベイラビリティを向上します。

一方でアストラジンはmRNAやトランスポータの機能を高め、吸収率の向上を行います。

そのため併用する事で理論的には、相乗効果が期待できる…とナイトプロテインでは考えています。

「限られた分量の中で体感を追求する」

それを実現するためにも、他の栄養サポート成分と異なるメカニズムを発揮するバイオペリンは貴重な存在であると考えています。

理由５：テストステロンにも直結する内臓脂肪を減らす

5つ目の理由が多くの男性が悩む『内臓脂肪』への効果効能。

バイオペリンの基本的な働き『腸内や体内での熱生産促進』は、体温の向上に繋がり結果的に体内にこびりついた脂肪の燃焼に繋がるのです。

実験でもその効果は確認済み。バイオペリンを4週間与えた個体は、体重減や内臓脂肪の減少が確認されたと報告されています。

ちなみに、内臓脂肪は男性の逞しさの源である『テストステロン』にも大敵。テストステロンの生成に不可欠な酵素の働きを抑えてしまうのです。

つまりバイオペリンが内臓脂肪を減らし、テストステロンが増加。結果、逞しい男性の実現に繋がる可能性がある点もナイトプロテインがバイオペリンを積極採用する理由なんです。

理由6：多くの男性が悩む生活習慣病の予防にも期待

日本人の死因のうち半分を占める『生活習慣病』。バイオペリンはこの生活習慣病に対しても、体内の代謝異常を改善する事で効果を発揮すると報告されています。

例えば、ピペリンはインスリン抵抗性が原因である糖尿病改善に効果的です。

これはピペリンの持つ肥満による炎症反応を直接阻害する効果であると研究で判明しました。

バイオペリンは昼夜のパフォーマンスの基礎を支える“健康状態”の改善にも好影響が期待できる成分でもあります。

理由7：ビジネスパーソンのストレス対策効果がある

先進諸国の中で最低順位の日本の幸福度。（54位：2022年度時点）

健康状態も幸福の1要素。

ストレスによる睡眠不足や偏食などの「不健康の蓄積」もこの結果の一つの要因だとナイトプロテインでは考えています。

弊社のLINEサービスでご相談いただく多くのビジネスパーソンの方々も様々な場面でストレスを感じられている傾向にあります。

そんなストレスにもバイオペリンは有効。

実際にうつ病のラットに2週間ピペリンを与えた実験では、抗うつ活性を示すデータの向上が見られました。

これはピペリンの持つ幸せホルモンを阻害する酵素への作用による効果です。

バイオペリンはビジネスパーソンの活動を支えてくれる貴重な存在だといえます。

理由8：認知機能をサポートし生産性の維持にも効果的

仕事中のパフォーマンスの低下に悩むビジネスパーソンにとって「認知機能改善効果」を持つ成分は強い味方。バイオペリンもその一つです。

実は、脳機能の低下は酸化による炎症が原因。

炎症を防ぐ抗酸化・抗炎症作用が強いピペリンは認知機能改善に効果的です。

マウスによる実験でも10mg/kgのピペリンを15日間投与することで、認知機能の改善が報告されています。

さらに、多量摂取した場合ではありますが、アルツハイマー病のマウスに対しても認知能力の改善の研究もあるほど。

日中の生産性の高さが必要なビジネスパーソンは積極的に取りたい成分、それがバイオペリンです。

理由9：（多量摂取での実験だが）栄養吸収効率は太らない

「バイオペリン 太る」で検索された方、ご安心ください。

バイオペリン摂取が肥満を促進させないと研究で証明されました。

それは高脂肪食をマウスに与えた研究。同時にピペリンを与えられていたマウスは、与えられていない個体と比較して蓄積脂肪量が低かったのです。

これはバイオペリンが脂肪を体内で吸収する際に、インスリン抵抗性を改善する働きによるもの。

しかも、理由5でお話ししたように、そもそもバイオペリンには内臓脂肪燃焼効果があります。

このことから太るどころか、むしろカロリー過多時の脂肪増加を軽減する効果がバイオペリンにはあると考えられます。

「バイオペリン ダイエット」などで検索される日も近いかもしれません。

理由10：植物由来の成分だから副作用もなく、高い安全性で安心摂取

バイオペリンにはその他に副作用はあるのか？

A, 副作用は確認されていない安全な成分です。

まずバイオペリンはGRAS認証を受けています。

※GRAS＝Generally Recognized As Safe（一般的に安全とみなされている）の略語で、米国食品医薬品局（FDA）により与えられる安全基準合格証です。

ピペリンを1日摂取量の250倍を摂取した実験データを見ても、成長や血液成分などの状態に悪影響は見られていません。さらに、遺伝毒性や免疫毒性も確認されませんでした。

このことからバイオペリンは有毒な化学物質ではないと結論付けられています。

このように様々な有効な効果を持っているうえで副作用のない成分、バイオペリン。

ナイトプロテインが全商品に配合している理由をご理解いただけたのではないでしょうか。

まとめ : バイオペリンは高品質なサプリには不可欠なサポート成分

バイオペリンはサプリの摂取において、100利あって1害なしといえるとても心強く、「徹底的に縁の下の力持ちでいてくれる」不可欠な存在です。

「バイオペリンを配合していないサプリなんてあり得ない！」と思われた方、ぜひサプリ選びの一つの基準にしてみてください。