1
/
5

【社長×創業メンバー対談】ナウビレッジってどんな会社?

田開:それでは今回は創業メンバー2人での対談ということで、

私、田開が社員を代表してくにさん(今村邦之;代表)に、

創業の背景から今後の展望まで、ナウビレッジという会社について広くお聞きできればと思います!

よろしくお願いします!

今村:よろしくお願いします!


会社設立時の写真(当時通っていた大戸屋にて)


設立の経緯

田開:早速なんですが、ナウビレッジという会社の立ち上げの経緯について語ってください!

今村:懐かしいね笑。

立ち上げの経緯としては、前職がtoCの事業をしていて、toBの事業、つまり企業様の事業成長を支えるといった仕事に興味が移っていったというのが本音ベースのところかな。

田開:前職は僕も所属していた株式会社UZUZという会社ですよね。

今村:そうだね。一番はじめからの経緯としては、自分自身が2012年に株式会社UZUZという既卒・第二新卒の就職/転職支援をする人材紹介会社を立ち上げて、7年間は社長、2年間は会長として計9年間toCの事業に携わっていて、その後UZUZの子会社で株式会社WWWというマーケティング人材の育成事業を行う会社の社長に就いたことだね。

田開:懐かしいですね笑。僕は前職のUZUZでキャリアアドバイザーをやっているときに、WWWができるタイミングでくにさんに誘われてWWWの創業メンバーのような感じで入らせていただきました。

今村:そうそう。そのUZUZでもWWWでも一貫してやっていたのが、既卒や第二新卒といったまだビジネス経験が無い、もしくは少ない方々をいかに良い形で社会に送り出すかという部分だったんだけど、自分としてはやっていく中でこれよりも違う領域に自分の強みはある、強みを生かしたいと思うようになっていったんだよね。

田開:どういった点で強みを生かしたいと思うようになったんですか?

今村:会社を伸ばすためにマーケティングをどう考えるか?であったり、人材育成をどう考えるか、組織をどう考えるか、それがどうBSやPLに反映されるか、というようなtoBの部分だね。

そういう意味でマーケティング人材の育成事業を行う中で、育成ではなくストレートに企業様のマーケティング支援をしたいなという風に思ったのがナウビレッジ創業のきっかけで、そのタイミングでWWWのメンバーとして在籍していたアンディ(田開)を誘った形だね。

※田開はアメリカ生まれなのでミドルネームがあり、それがアンディ

田開:あの時は誘っていただいて本当にありがとうございます!

僕自身も最後のゴールが人材育成ところよりも、企業様に直接マーケティングの支援を行ってその企業様の業績が上がることにやりがいを感じていたので、その方向性は魅力的でした。

今村:そうだね。しかもマーケティングは極めれば極めるほど奥が深いというか。

例えばマーケティング×IT業界、マーケティング×医療、マーケティング×町おこし、のように様々な業界とのかけ合わせでまた違った顔をみせるので、社長業ではなく個人の今後のキャリアという意味でも人生を賭けられる・面白いと感じた部分も大きかったね。

田開:確かに、僕も個人のスキルは間違いなく伸びるなという確信がありました。将来性もあり需要もある領域だなと、まさに実務を行う中で感じていたので。

今村:まさに。そういった諸々の流れで全てを投げ捨てて新しい会社を立ち上げたのが大まかな経緯ですね。

創業当初

田開:創業当初についても振り返っていきたいのですが、ナウビレッジが立ち上がってからはどのように仕事が始まっていきましたか?

今村:実は創業前から到底2人ではこなせないくらいの量の仕事をいただいていて笑。

仕事の内容というのが、SEO、広告運用、SNS運用のアドバイスから、ときには全くマーケティングと関係のない事業の相談まで、本当に色々なことをやっていました。

田開:ありがたいことに前職からお付き合いのあった色々な会社様からお声がけいただいていたんですよね。

今村:そう、本当にありがたいことに。あの当時の思い出としては、忙しすぎて出張の合間に名古屋駅の改札を出てからすぐの謎の青いスペースでWebミーティングしていたことが思い出深いね笑。


名古屋駅での一幕


田開:あれはすごかったですね笑。たしかに自分のカレンダーを見た時の僅かな移動時間の隙間で「これしよう」「あれしよう」というスタンスでしたね笑。ポケットWi-Fiがあるのでどこかのカフェで仕事しようと言うアタリをつけるんですが、そのアタリが甘くカフェが見つけられなくてもはや駅でMTGするという。。。笑

今村:そうそう笑。空間があれば仕事ができる!まわりの音を拾いづらいヘッドホンを買ったりして何とかしてたね。。。それでヤバイ!と思ってすぐに今の役員の青木と髙山を誘って4人になり、多少落ち着いたね。

田開:そうですね。いや~あの時は本当に前職のUZUZやWWWに感謝でした。というのも、普通立ち上げたばかりの会社でマーケティングという技術力が必要な領域で仕事を取ってくるのは難しいんですが、UZUZやWWWが事業会社としてマーケティングがメチャクチャ強かったので、そのノウハウは本当に生きたと思います。

今村:そうだね。今までtoCだったのがtoBになったのもあり、最初はスキル部分の壁は正直あったと思うんだけど、そこはUZUZ・WWWのノウハウだったりあとは「プロ」が味方にいたのも大きかったよね。

田開:たしかに味方に「プロ」がいますね。

今村:そうそう。創業当初からパートナーとして各デジタルマーケティングの領域で10年以上戦っているプロを味方につけていて、その人たちから短時間で学びつつ、今までの血肉になっている経験もブレンドしていったから初速を乗り切れたと思う。

田開:僕も未経験から成長していく過程でパートナーの方にかなり指導をしていただいたおかげで伸びた感覚があります。くにさんのそういった「プロを巻き込める力」もナウビレッジの強さの一つですよね。

今村:そうだね、創業から一年経ったけど恥ずかしながら最初は伸びしろが多かった中で、今でもプロからの学びも含めた学習を続けることで会社のサービスの品質向上につながった一年だったと思う。

田開:間違いないですね。手前味噌ですが、「事業会社としてのUZUZのノウハウ」と「コンサルによって得られた他社様のノウハウ」と「プロから得られた外部のノウハウ」の掛け算で、技術面ではかなり成熟したと思います。

今村:その3点を併せ持っているのがうちの強みだよね。


創業一年の振り返り

田開:創業して一年ですが、これまでを振り返ってどう思われますか?

今村:技術の部分では、ノウハウのアップデートや型化の部分が完成した一年だったと思う。

ここが出来上がったから、後は営業マン(コンサル)を入れて仕事の量を増やしていくフェーズになると思うけど、その意味では正直まだまだだと思う。やはりまだ整いきっていない部分も多くて、安定的に仕事の量をとって全員が全員高い品質でお客様にサービスを提供する、というのができていない部分があるのが今の課題だね。

田開:たしかにそうですね。その部分はマーケティングとはまた違った観点ですが、スタートアップらしい成長機会だと思うのでやりがいを感じます。

今村:頑張っていきたいね。あとは個人としては、東京医科歯科大学の大学院のデジタルマーケティングの講義を行ったりして、今まで培ってきたノウハウを学生に分かりやすいように伝える、といった経験ができたのは面白かったね。アンディはどう?

田開:ありがとうございます。社員目線でこの一年振り返って思うこととしては、やはりスキルとしてはかなり伸びたと感じています。マーケティングの技術の部分では先ほども言った通りなんですが、もう一点ビジネススキルというか、対法人折衝の部分が磨かれたなと感じています。もちろんまだまだですが。。

今村:そうだね、難しいのはマーケティングの技術面とコンサルタントとしてのビジネス面を同時に伸ばしていく、という点だよね。日常的に企業の代表・役員・事業部長クラスの方とコミュニケーションするっていう、一言一句言葉を選ばないといけないところで、学ぶというか、学ばせいただくことはビジネスマンとしては非常に価値のあることだと思う。

田開:本当にそう思います。前職はtoCのビジネスを中心に行っていたので、そのあたりは本当に未熟だったんですが、お客様に鍛えられ、またくにさんに教えて頂き、そういった基礎の部分は磨かれたと思います。お客様も上場企業からスタートアップまでいろいろなフェーズがあり、社内外含めてそれぞれの経営に近いところで仕事ができるのは他ではなかなかできない経験だと思いますね。

今村:そうだね、良い意味でも悪い意味でも仕事が細分化されていないのがあって、個人の仕事の領域が広く多少カオスになっているところもあるけど笑、今のこのフェーズはメンバーにとっては良い経験値になるんじゃないかと思う。

田開:スタートアップ・ベンチャーってこんな感じ!というのを体感しました笑。

今村:そうそう。ただ一方で、会社としてはもう少し細分化を行ってもっと強い組織にしないといけないな、というのは一年やって思いました。

田開:そのあたりの組織を作っていく部分も学べるところだなと個人的には感じています。あとは、、真面目な仕事の話以外でいうと、社員旅行は思い出に残ってますね。

今村:創業期で人数が少ないのもあって2~3か月に一回は行ってるよな。コロナもあったからこじんまりと。箱根、高崎、熱海、奥多摩。。

田開:楽しかったですね。少人数ならではというか。。そういう意味では一年間、人間関係のトラブルは全くといっていいほど無かったですよね笑。全員仲が良いというか、人柄が良いというか。

今村:そこは自分の経営としてもかなり大事にしているところはある。変に気を使ったりせずに、質問があったら5秒で聞ける雰囲気づくりを行っていって、仕事の部分でいうとノウハウ共有のコミュニケーションをスムーズにしたいというところはあるね。



今後のビジョン

田開:次に、今後のビジョンについてお願いします!

今村:今後のビジョンはこの1年間で培った基礎体力をベースに「掛け算」を作っていこうと考えています。

今はありがたいことに特に営業活動をすることもなくお客様からの問い合わせ・お仕事をいただいている状況ですが、今後さらに戦略的にマーケティングによってさまざまなお客様の業績を伸ばしていく為には、マーケティングに何か新しものを掛け算していかないとな、と思っています。

掛かるモノとして現在は「ハードウェア」「SDGs」「街づくり」「医療」などを考えていて、鍛えた技術を基に各領域で価値を提供していけたらと思っています。

田開:ありがとうございます。短期的には長期の柱となるような、「あの会社ってこの領域優れてるよね」というモノをいくつか作りに行くフェーズになる形ですよね。

今村:そうだね。掛け算するものは急に見えてくるわけじゃないんだけれども、それこそ様々な業界・業種・規模のお客様とマーケティングを通じて事業を見させていただく中で、ヒントとなるものはいくつも見つかっていると思う。あとは地に足付けてそのヒントを形にできるように同時並行的に進めていく流れをしたいと思っているね。

田開:同じマーケティングでも領域によって形は大きく変わりますよね。

今村:その通りで、例えば美容業界なんかは広告宣伝費用を他の業界に比べて多めにかける側面がある中で、そこにいるマーケターの数や質というのは相当レベルが高くて競争が激しい環境になっていると思う。

一方で、ITのハードウェアの専門的な情報を記事にまとめてSEOで勝つ、みたいなところはできる人が少なくて、難しいのだけれども勝ちやすい領域になっていると思う。ナウビレッジとしてはどちらかと言えば後者の領域を技術力でもって開拓していきたいね。

田開:そうですね。僕個人としても宮城県の蔵王町のデジタルマーケティングを活用した町おこしを今やらせていただいているんですが、マーケティングノウハウが十分ではない地方の観光業などをデジタルマーケティングの力で活発化させるような取り組みには非常に可能性を感じます。

今村:蔵王町もそうだね。実際やってみて具体的にはどんな点に可能性を感じるの?

田開:そうですね、例えば観光×飲食店だと、どうすればお客様を呼び込めるかを考えた時に、お客様がどのような手段で店を調べるか考えるわけなんですが、今だとGoogleで検索して調べる、というよりもGoogle Mapを見て「今いるところから近いところ」だったり、Instgramを見て「写真の雰囲気のよいところ」に行ったりすることが多くなっていると思うんですね。

それに対して、Google Mapに店の情報すら載ってなかったり、SNSを活用してなかったりする部分もあると思っていて、作業自体は1時間ほどで終わるGoogle Mapへの登録なんかにすごく可能性は感じましたね。

今村:なるほど。その一歩だけでも大きく変わるのに...!というところだね。面白いな。


ナウビレッジの魅力

田開:続いて、ナウビレッジの魅力について教えてください!

今村:デジタルマーケティングを極めたいという方にもってこいな環境だと思います。

というのも、現在ナウビレッジでは広告運用、SEO、SNS運用、サイト制作などなど、あらゆるマーケティング手法に精通しているので学べる幅が広いです。

また面白いのが、「何かに特化した」例えば「広告だけに特化したマーケティング会社」にして、「どこかに専門性・強みを持った会社にしたほうが良い」という意見もある一方で、顧客からすると「あなたたちは何かに特化したいかもしれませんが、私達としては業績を伸ばすマーケティングに興味があって、そのためには数多くある手法の中から自分たちにとっては何が良いか教えて欲しい」と考えていることです。

一概に「自分たちがこれだけやりたい」というのと顧客のニーズが一致しないことが多く、本質的に顧客の事業を伸ばすために様々な手法を極めるような姿勢と、手法だけではなくそれぞれの業界に合わせた競合状況などの理解を大事にしています。

なので、そういったところまでマーケティングを極めたい!という方には向いているんじゃないかと思います。

田開:間違いないですね。これは本当にそう感じます。全科目教えられて、かつ今点を伸ばすべきなのはどの科目なのか分かっている先生の方が、受験に合格する上では頼りになるのと一緒ですね。

今村:まさに。あとは、今のナウビレッジは創業から年月が浅く正社員も数が多くないというのもあって、基本的には会社の名前では戦えないです。

もしこの記事を見ている人がある程度大きい会社で働かれているのであれば、そういった会社は会社の名前で勝負できるところもあったり、なかなか企業の代表・役員・事業部長クラスと話す機会っていうのは無いんじゃないかと思います。

個人の名前で勝負しながら、企業の上層部とビジネスで接するという経験を20~30代で叩き込んでいる人材っていうのは、将来絶対に価値のある人材になると確信しているので、そこはまだ大きな企業ではない、今のフェーズのナウビレッジで得られる良い経験だと思います。

田開:めちゃくちゃ良い説明ですね笑。

今村:結構綺麗にまとめたでしょ笑。アンディはどう?

田開:僕もくにさんと似ていますが、やはり人間性というか、ハード面とソフト面でいうとソフト面で成長できるところも魅力だと思います。

企業の上層部の方、つまりビジネス経験を相当数踏んで来られている方と経営に近いところで話しているその瞬間に非常に価値があると思っていて、そういった方からWebMTG上で感じる圧に対して毎日対応して、日本語を選び抜いて、意図を外して学んで、という繰り返しは、そういった環境を望む人であればかなり良い環境かなと思います。

今村:そうだね。会っている人もレベルが高いし、話している内容もレベルが高いので必然的に磨かれていくよね。

田開:そうですね。僕からすると企業の上層部の方って様々なビジネス経験の集積の上でそのポジションに立たれている方で、そういった方の人柄や姿勢、選ぶ日本語のチョイスの一つ一つが磨き上げられた工芸品のような印象を持っていて。

裏側にあるすべての経験の集約の上に今のコミュニケーションが展開されていると考えると、本当にその場に居て一つ一つを感じることがそうでない環境と比べて自分を何倍も成長させてくれると感じますね。

今村:間違いない。そこにビジネスの奥深さがあるね。他にもある?

田開:あとは、そうですね、社風の部分も個人的には魅力だと思っています。何といいますか、一般的にマーケティングの会社やコンサルティングの会社って、理系出身で頭の良い人がエクセルで分析(キラッ)みたいなイメージもあると思うんですけど笑、そんな感じではないというか。

今村:たしかにそんな感じではないね笑。

田開:説明しにくいので実際にカジュアル面談などで話して感じていただきたいところもありますが、ロジック以外の人間的なコミュニケーションの部分も大事にしているところがありますね。


最後に

田開:では最後にメッセージをお願いします!

今村:ここまでお読みいただきありがとうございます!

人生100年時代と言われる中で、あなたの持っているスキル・経験とは何でしょうか?

どの会社で働いていても何かしらのスキル・経験はあるかと思いますが、ナウビレッジの場合ではそれはデジタルマーケティングの技術だったり、PLやBSといった経営の理解力だったり、ビジネスで活躍している方に対してのソフトスキルだったりします。

入社後半年は、社内に蓄えられたいろいろな技術書を読み込んでいただきますし、ビジネス理解のためにBSやPLを考えながら特に利益をどう捻出するかと言ったところを身につけてもらいます。

社内での日々は頭をフルに使うので、一日が濃厚ですぐに終わった...!という感じになると思いますが、振り返ってみるとそういった日々の方が充実していて自分の成長に繋がっていたりします。

そういった力をつけたい!という方は選考に進んでいただけるとすごく嬉しいです!

Invitation from ナウビレッジ株式会社
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
ナウビレッジ株式会社's job postings
9 Likes
9 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Tomoki Tabiraki's Story
Let Tomoki Tabiraki's company know you're interested in their content