発達に特性のあるお子さんへ、キャリア教育を提供しているヴィストカレッジ富山県庁前(放課後等デイサービス)では、4月のイベントとして「駄菓子屋ヴィスト」を開催しました。
今回はそのイベントの様子をご紹介致します!
楽しみながら学び、体験することができる!!
子どもたちが楽しみながら学べるように、お買い物の疑似体験を通して、自己選択ができることを目標にイベントを考えました。
①自己紹介
まずは自己紹介。
名前と学年、好きなお菓子とその理由を発表しました。
緊張や恥ずかしさからか、なかなか話し出せない子もいましたが、スタッフが横につき、頑張ることができました。
拍手をもらった際には発表ができたという達成感から、うれしそうな表情がみられました。
みなさん様々なお菓子が好きなようで、お友達の話を聞いて「それも好き!」「あれも好き!」と1つだけにしぼれない子も!
どうしてそのお菓子が好きなのか質問をしている子もおり、とても楽しそうでした。
②駄菓子クイズ
駄菓子クイズでは、駄菓子の値段を当てたり、富山に駄菓子屋さんがどのくらいあるのかを予想したり、
自己紹介で紹介したスタッフの好きなお菓子を思い出して当てたりしました。
多くの方は「富山県は田舎だから駄菓子屋はあまりない」と予想しておられましたが、実は約16店舗あるらしく、みなさん驚いていました。
スタッフの好きなお菓子を思い出すときは、みんなで協力し、しっかりと味まで当てていました。
③計画を立てる
お買い物に行く前に、予算の中でどれだけの駄菓子を買うことができるのか、スタッフと一緒に計画を立てます。
買うものと金額を考えながら、プリントに記入します。
駄菓子の種類がたくさんあり迷っていましたが、自分でどの駄菓子を買うか選ぶことによって、自己選択の練習にもなります。
④お買い物(疑似体験)
準備ができたら、お買い物スタートです!
プリントを見ながらお買い物をして、レジに行き、お会計をします。
こんなにたくさんの駄菓子を実際に見ると、食べたくなってしまい、買う予定ではないものを選んでいる子もいましたが、スタッフと話し、計画を立て直して購入することができました。
スタッフに買ったものを見せて、「こんなにいっぱい買えたよ!」や「自分で買えた!すごいでしょ!」と自慢げに話していました。
買い物の疑似体験を通して得た「達成感」と「成功体験」
駄菓子屋ヴィストを開催したことによって、子どもたちは達成感や成功体験を得ることができたのではないかと思います。
また、一人で買い物に行くことが怖かった子も、この疑似体験によって、一人で買い物に行く勇気が出るのではないでしょうか。
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ヴィストでは、こうしたイベントやワーク活動を通して、子どもたちとじっくり関わり、子どもたちの可能性を広げていく児童指導員を募集しています。
将来自立した大人になるための<キャリア教育・個別療育>を重視し、日々支援を提供しています。
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