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夏といえば「マーケティングはじめました」

そろそろ夏が来ますね。今年はラニーニャ現象が原因で猛暑が予想され、観測史上1位の暑さになる可能性があるとの事です。体調管理には充分気を付けましょう。

マーケティング手法って多くありませんか?

さて、多くの中小企業がそうであるように、建設業の弊社も技術力や品質に自信がある一方で、それを効果的に伝える方法に課題がありました。そこで、就任早々に私はマーケティングのテコ入れに取り組むことにしました。

プロに初めからお願いするのも一つの手でしたが、要求側の弊社にも当然同様の知識が求められます。「これはいい機会」と思い、まずは自社分析から始めました。そして、市場におけるポジショニングを決め、Web上での展開、SNS等、色々計画を立案中です。

昨今、デジタルマーケティングが重視される時代なので、関連する新しいワードが次々と目に入ってきます。しかし、どれが弊社に合っているのか、またその「処方」は正しいのか。見極めが重要ですが、いろんなワードがキラキラして目移りします。

弊社は副業OKです

私は「手法やテクニックはとりあえず試してみる」という性格で、「マーケター向けに顧客の反応がすぐ見えるような検証環境はないの?」と思っていました。しかし、そんな都合の良いものはなく、クラウドソーシングサービスのサイトでアンケートを取るくらいしか方法が見当たりません。

そこで、まずは自分でアドアフィリエイトを始めてみることにしました。ひとつ付け加えておくと、弊社は副業がOKですし、建設業なので広告業は利益相反にはなりません。

ドメインを取得して、Webサーバを構築しました。その後、商品を選定してターゲットを決め、広告主や諸々のレギュレーションをチェック、ライティングしてLPを作成し、FacebookやInstagram広告用のクリエイティブを複数作成します。

実際の市場で反応を見るために、CPM(Cost Per Mille)でそれらの広告を出し、試行錯誤を繰り返し、その結果を分析して次に活かすという運用まで全て自分一人で行っています。

自腹だと”真剣”度が違う

環境の維持費用、作業費、広告費は全て自費です。「欲しいスキルは身銭を切って身に付けるもの」というこだわりもあり、自分の財布でやることにしました。当然、1分1秒の”真剣”度が経営のそれと同じになります。もともと「検証」といっても、そこは「本気」です。

クリエイティブの質一つ、サブラインの表現一つで数字が全く違います。同じ商品やサービスでも、見せ方や伝え方一つで反応が変わります。クリエイティブな発想が大切です。

また、どの広告が効果的なのか、どのターゲット層に響いているのか、データは嘘をつきません。データに基づいて仮説を立て、次の戦略に活かします。

とはいえ、計画通りにいかないことも多く、その都度最適な対応が必要であり、朝令暮改の柔軟性が求められます。

プロフェッショナルたちと”抜き身”でやり合う

マーケティングは机上の理論ではなく、「実践(実戦)」が重要だと実感しています。そもそも、試すのなら本番環境しかないのです。IT業界で当たり前にある検証環境なんてありません。

初めは下手でもいいと思っています。プロフェッショナルたちを競合相手にして”抜き身”でやり合い、彼らの技術や戦略を学び、それを自分のものにする。毎日が新しい発見の連続です。得るものは非常に大きいです。

これからも個人で実践経験を積み重ね、そのスキルを還元して自社のマーケティングをより強化していきます。

売れなければ意味がありません。良い商品やサービスなら尚更です。しかし、勝手に売れるものでもありません。お客様が見つけやすくする、お客様に正しく理解して頂く。だからこそマーケティングが必要です。「商売っ気」のあるエンジニアの方、弊社に興味があればぜひお話ししましょう。


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