Wantedlyをご覧のみなさま、はじめまして。
今回は、株式会社鈴屋の新事業「MUNIものがたり」が、どのように誕生したのか、その試行錯誤の取組みを詳しくご紹介させていただきます!
Wantedlyをきっかけに「MUNIものがたりに関わってみたい」「MUNIものがたりをもっと魅力的にしたい」と思ってくださる方と出会えたら、とっても嬉しいです。
そもそも「MUNIものがたり」とは?
「MUNIものがたり」は、「唯一無二のものがたりが宿るくらしの道具を永く大切に楽しんでいただきたい」そんな想いからはじめた修理・リメイクを軸に置きながら家具を販売する事業です。
そもそものスタートは、お客様からの修理のご要望に応えることが自然と増えていったところからでした。お客様の中には、ご購入いただいた家具を本当に大切に永く使ってくださる方がいらっしゃいます。使う中で刻まれたキズやほころびを想い出として、残しておきたいとおっしゃるかたも多いです。そんなお客様の声に応えるため、「想い出を残すことを気遣った修理」をすることになっていきました。
想い出が刻まれた家具と人の新しい関係
永く使われた家具には、必ず想い出があります。キズやほころびのひとつひとつがその証です。壊れたら捨てるのではなく、想い出を大切に残したまま、もう一度、使えるようにする。いまの暮らしに最適な状態にしてあげる。そんな使い方ができるのも家具の魅力です。
こうして、お客様と向き合う中で、家具店として大切にしたい価値観が浮き彫りになってきました。
「修理を軸に据えた、他にはない家具店になろう。」4代目社長のこの想いがいまの「MUNIものがたり」の価値観の根幹です。
若手3人のプロジェクトチームで立ち上げた新事業
「修理を軸に据えた、他にはない家具店になろう。」
この想いをカタチにするためにプロジェクトチームが立ち上げられました。全員20代の若手3人チームです。
最初に取り掛かったのは、お客様の紐解きです。
自分たちのお客様はどんな人なのか、どんなことが好きで、どんな悩みを持っているのか。お客様はどんな行動をするのか、家具をどのように、どんな気持ちで使うのか。全員で紐解いて、整理して、見える化していきました。
お客様のことがわかってきたら、次は、その方にどんな商品・サービスを提供したいか…です。家具職人、広報宣伝担当、それぞれの担当分野の個性を生かしたアイデアがたくさん出てきます。
商品・サービスが決まったら、次は「理念」と「ブランド名称」です。みんなで考えることは難しいと思われそうですが、事前に価値観と目指す姿をしっかりすり合わせしていた私たちにとっては、難しいというよりも、アイデアが重なりあって完成する楽しさの方が大きかったです。
こうして、生まれてきたのが「MUNIものがたり」です。
「MUNIものがたり」らしさを自分たちで具現化しよう!
新事業・新ブランドのカタチが浮き彫りになってきたら、あとは、目指す姿に向けて、一人ひとりが自分の個性を活かして、目指すブランドの姿の具現化に取り組み続けるだけです。
「MUNIものがたりらしい修理の請け負い方ってなに?」「ヒアリングのときには、想い出をしっかり聴こう」「ブランドサイトやInstagramには、お客様と家具とのものがたりをたくさん載せよう」「店内POPも、それぞれの家具のものがたりを伝えたい」…とにかく、アイデアを出して実行あるのみ!
走りながら改善を繰り返す。やってみなけらば結果は分からない。
そんな思想で、生まれたばかりの「MUNIものがたり」は、少しずつ成長しているところです。
生まれたばかりの新ブランド「MUNIものがたり」に共感してくれる仲間を探しています
まだまだ産声をあげたばかりの「MUNIものがたり」は、その価値観に共感してくれる仲間を探しています。家具のお店だからといって、家具職人の経験者でなければならないということはありません。新事業・新ブランドの立ち上げに必要なのは、技術や経験ではなく、新しい取り組みを楽しむ気持ちと価値観の共有だと思っています。
「MUNIものがたり」に少しでも、興味を持ってくれたなら、ぜひ、一度、遊びにきてください!
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■MUNIものがたり ブランドサイト→https://munimonogatari.com/
■MUNIものがたり Instagram→https://www.instagram.com/muni_monogatari/
■株式会社鈴屋サイト→https://www.suzuya-kagu.com/
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