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“ものがたりメーカー”ってどういうこと?

Wantedlyをご覧のみなさま、こんにちは!

今回は、株式会社鈴屋の新事業「MUNIものがたり」のVISIONにも掲げられ、「MUNIものがたり」を象徴するキーワードでもある“ものがたりメーカー”について、解説していきたいと思います。

Wantedlyをきっかけに「MUNIものがたりに関わってみたい」「MUNIものがたりをもっと魅力的にしたい」と思ってくださる方と出会えたら、とっても嬉しいです。

“ものがたりメーカー”に込めた想い

家具なのに“ものがたりメーカー”? そう思われるかもしれません。そこには、深い理由があります。
詳しくは、「私たちについて」をご覧いただきたいのですが、ここでは簡単にご説明させていただきます。

私たちは、「唯一無二のものがたりが宿るくらしの道具を永く大切に楽しんでいただきたい。」そんな想いから、この「MUNIものがたり」を立ち上げました。
そのため、壊れた家具を新品同様に修理するのではなく、想い出のキズをあえて残しながら壊れた部分を修理したり、味わい深い経年変化を活かしながら綺麗な状態にクリーニングしてみたり…と、くらしを共にする中で、家具に刻まれたキズやシミなどの想い出の気配を「ものがたり」として残し、修理したあとも「ものがたりの続き」を楽しんでいただけることを大切にしています。そんな想いと価値観を“ものがたりメーカー”という言葉に込めています。

具体的には、どんな修理をしているの?

「MUNIものがたり」の“ものがたりメーカー”らしい事例をいくつかご紹介します。
他の事例についても、ブランドサイトやInstagramで定期的に紹介しているので、そちらも、ぜひ、ご覧ください。

事例1/三代見つめた想い出の座卓

ご両親から受け継いだ、赤い模様のある座卓。これからも使い続ける為、修理店を探したものの思うような回答が得られず、随分とお困りの様でした。

一般的な塗装直しの作業は、今ある塗装を剥離し、木地処理を行った後に再塗装します。綺麗に修理しようとすると、お客様が一番大切にしたい“赤い模様”も、作業過程で剥離する必要があったからです。

確かに色が褪せ、増えたキズは悩みの種でした。しかし、特徴的な模様をはじめ全てが綺麗になってしまえば、大切にしてきた座卓の面影が失われてしまいます。想い出を残しながら今ある状態を活かして直す。MUNIが得意とする所です。たくさんの修理店を尋ねた末、北関東からMUNIに修理のご相談をいただきました。

全文は「MUNIものがたり」ブランドサイトでご覧ください→https://munimonogatari.com/post-38/


事例2/今ある姿のまま“シミ”を綺麗に

ご結婚の際に購入された桐の飾り棚。朱色の箇所は漆で仕上げられ、前面には螺鈿細工と蒔絵が入っています。経年変化で朱漆や桐の砥粉仕上げの味わいが深まった、とても品のあるお品です。

斑点のように広がる点は、実は“シミ”。ジュースなどの飛沫がかかり、シミになってしまったそうです。今回のご相談は「シミを綺麗にしたい。けれど、朱漆や桐の部分は味わい深いのでそのまま残したい」というもの。

今ある家具の風合いを残したクリーニング。MUNIならではの、難易度の高いシミ取りのご依頼をいただきました。

全文は「MUNIものがたり」ブランドサイトでご覧ください→https://munimonogatari.com/post-65/

あたたかい気持ちになれる「ものがたり」のある仕事

家具には必ず「ものがたり」があります。お嫁に行かれた娘さんが小さな頃に使っていたテーブル、おじいちゃんから受け継いだロッキングチェア、新婚時代に買い揃えたダイニングセット…家具についたキズやシミからは、なぜかそれらの「ものがたり」が感じられるもので、毎回、とってもあたたかい気持ちにさせてもらえます。

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■MUNIものがたり ブランドサイト→https://munimonogatari.com/
■MUNIものがたり Instagram→https://www.instagram.com/muni_monogatari/
■株式会社鈴屋サイト→https://www.suzuya-kagu.com/
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