プロンプト・Kでは「外に出よう」「つながろう」「目線を変えよう」の基本的行動指針の下、様々な社外イベントや活動に参加していこうとしています。何か?素敵なイベント情報ございましたら、ご一報いただけると幸いです。 今回はそんなアクティブな私たちの仲間が参加したイベントの様子をお届けします。
JBUG福岡 #14 の様子
はじめに
2022年12月5日に開催されたヌーラボさんの超メジャーサービスである「Backlog」のユーザ会「JBUG福岡 #14」に、鹿児島のテックリードの2人が参加してきました。
参加の様子はBaklogさんのブログでも公開されています。
JBUG福岡 #14 年末大特番を振り返る!!!
参加チームの顔ぶれですが、製造設備業向けIoTチームの西田君、プロダクト開発チームの上塘君という布陣で臨みました。ユーザ会なので基本的には夕刻開催となりますので、鹿児島本社で業務を早めに切り上げてもらって九州新幹線でピューンと移動しての参加・・・いやー、博多も近くなったモノです。ヌーラボさんの福岡本社は、天神から少し離れたオサレエリアである「大名」となれば?さぞJBUG参加後の反省会(日帰りできたけどあえて博多泊)は、さぞ盛り上がった事でしょう(反省会内容は未確認)。
(参加チームの二人)
ちなみに、なんでJBUGに参加するという事になったかというと?経営メンバの岩倉と天辰がCLS高知(第10回 2022年戻り鰹編)の飲み会でたまたま横に座ったヌーラボさんの「コミュニティマネージャー 谷山さん」と話しが盛り上がったことがきっかけとなっています。まさか?飲み会の席からこんな繋がりと私たちが外と繋がるきっかけができるなんて・・・袖振り合うも多生の縁ではありませんが、出会いとチャンスはドコにでも転がっていてそれを生かすも殺すも自分の行動次第なんだなと感じた次第です。
プロンプト・Kのセッション
これまでのプロンプト・Kといえば、経営メンバが出向いて会社紹介や事業紹介をする事が殆どでしたが、ここ数年取り組んでいるテックリードといったコアメンバによる「情報発信」を模索していたので、JBUG福岡は願ってもないチャンスとなりました(コロナ禍でなかなか機会に恵まれず)。
(会社紹介をする西田君)
これまでなかなか大勢の前で、会社とその事業紹介をしたことなんて無かったかと思いますが、小気味よい紹介と朗らかな笑顔で上手く伝えられたのではないでしょうか?(上塘君談)
登壇者の西田君は製造設備業向けIoTチームのテックリードとして活躍してくれてます。現在、彼が担当しているのは空調設備で世界最大シェアを誇るメーカ様の研究所様と様々なIoTソリューションを開発しています。AWSを活用した先進的なソリューション開発プロジェクトが多く、EC2だけでなくサーバレス(Lambda)といった幅広いAWSテクノロジーを駆使しまくってる印象です。西田君のAWS歴は意外と長くて、最初にAWSに触れたのは2008年ぐらいから・・・AWSのサービス開始が2006年なので日本ではかなり早くからAWSを触っていたことになりますね。当時やっていた内容は「科学計算が必要になった時だけAWS上にEC2を立ち上げてコンピュータリソースを使う」という超画期的なモノでした。今でこそ、機械学習やDLで必要な時だけクラウドでVMとGPUのコンピュータリソースを使おうというのが一般的ですが、当時からそんなことを考えてシステムとして実装していたなんてちょっとした驚きですね。
(自社製品RealBoard[時系列データ詳細分析システム]を紹介する上塘君)
Session2後半に登壇したのは、プロダクト開発チームの上塘君でした。上塘君は、私たちのコアコンピタンスである時系列データベース(CLOUDSHIP)のバディとも言える「時系列データの詳細分析システム」であるRealBoardの開発責任者です。サービスじゃなくてシステム・・・なのは、RealBoardはドコにでもインストールできる独立して販売しているソフトウェアプロダクトだからです。
RealBoardの紹介 → こちら
RealBoardの紹介とそのデモについては、意外と難しかった様子です・・・詳細分析システムなので設定項目が割と多くてデモ向きではなかったかなと(西田君談)。プロンプト・Kのホームページに上がっている動画を流した方が効率的だったかも?
登壇者の上塘君は、出身大学のスタートアップで画像検出技術のビジネス化に携わった後に、地元鹿児島に帰郷のタイミングで私たちの仲間になってもらったメンバです。UIからバックエンドサービスまで幅広い開発をオールラウンドにこなす「シン・フルスタックエンジニア」と言っても過言ではないですね。
Backlog関係のお話し
折角なので今回私たちがセッションで発表したBackLog関係のお話しも振り返ってみましょう。
今年から本格的にBackLogを全社共通ツールとして活用し始めた初心者企業なのですが・・・各チームやプロジェクトの開発リソース状況や作業進捗を把握が必要となった時の困り事からまず解決する事を目的に始めた感じです。いきなり大きな事をしようとしても上手くいかないのは経験則からわかっているので以下の課題に絞った感じです。
- 誰がいつ、どのプロジェクトで空きになるか
- タスク管理のフォーマットを統一したい
- 社内コミュニケーションの活性化をうながしたい
もちろん「Backlog入れたら全部解決!」で・・・めでたしめでたしなワケもないのですが、率直な現場の声としては、
- 他メンバとの打ち合わせがスムーズ(いい雰囲気になった)
- タスクの見落としが減った
- タスクの割り込みがしやすくなった(いいのか?)
- タスク整理の機会が増えた
- あの件どうなった?が減った
- 全員で同じフォーマットで話ができる
- Wikiが絶賛活躍中(ページをきにしなくていい)
と悲喜交々な状況です。 BacklogのWikiが絶賛活躍中というのがちょっと意外(といっては、ヌーラボさんに失礼!)な感じです。
クロージング
そんなこんなんで・・・私たち含めて3つのセッションがあった様子で・・・JBUG自体は、予定通り21時過ぎには終わり、そこから二次会になだれ込んだカタチになりました(どうもその後更に濃密なコミュニケーションが行われたみたい)。
その後
私たちの間では、何らかの外部イベントや展示会に参加した後は社内向けのアウトプットをしっかりしようと心がけ&声がけしています。
二人が社内にいろいろな側面からの話しをしてくれてますので、まずは社内に対する刺激となったのは間違いないですね。当然ながら、他のセッション登壇者と他参加の皆さんによる情報交換やテック話はとても刺激になった様子でした。
まだまだこういった外部コミュティへの参加に対してどう接していくかの模索中ではあるのですが・・・
”まずは外にでてみる”
っていう行動がコロナ禍で内向きなったマインドのリセットだったりリローデッドには最適だなと感じてます。多分、殆どの事がWebミーティングで片付いてしまう世の中になってしまいましたし(コレはこれでホントに良かった)、移動する手間も大幅に省けるのは大変な節約になりますし、私たちも既にリモートの恩恵に大きく与っているのは間違いないのですが、世の中がドンドン進化していく中できっと「リアル」というキーワードが復権してくる事でしょう(もう来てますが)から、私たちも良く考えながら変わり続けて行きたいと思います。