1
/
5

投資、消費そして浪費

今週はお金の「使い途」について

ビジネスと切っても切れないのがお金。

これを上手に使って、大きく増やし、また使う。

今週はそんなお金の「使い途」について語ってみたいと思います。


冒頭にもあるように、お金の使い途は投資、消費、浪費の3つに分類されます。

これは10数年ほど前に読んだ、とあるビジネス書(タイトルは忘れてしまいました)に書いてあった理論で、当時強い感銘を受けたことを覚えています。

これを知った後、お金の使い途をこの3つに分類しながら生活を送り、確かに必ず3つのうちのどれかに当てはまることを思い知り、腹落ちしました。

逆にこの3つ以外の使い途はありません。

それ以来、僕のお金への向き合い方の指針となっている理論です。


例を挙げてみます

≪投資≫

投資とは、ここのところ政府も力を入れて推奨している新NISAに代表されるように、積み立てたり一時金で預けたりしながら、数年後に元本を上回るように運用することです。

本を読んだり資格を取ったりして自分の価値を高め、より多く稼げるようになるための自己投資。

製造業の会社が最新の機械を導入して生産効率を上げ、より多くの利益を得るための設備投資。

これらも投資に分類されます。

僕は「費やした金額の何倍にもなって返ってくる可能性のあるもの」を投資と定義づけています。

≪消費≫

最低限生きてゆくために使うお金のことでしょうか。

電気、ガス、水道などの光熱費。

ユニクロで買うヒートテック、毎日のパンやお米、携帯代や電車賃なども消費にあたるでしょう。

≪浪費≫

消費をより贅沢に、または無駄な感じにしたものが浪費でしょうか。

負けた時のパチンコ代、キャバクラやスナックでの飲み代、似合わないブランド品などは浪費と言えると思います。


気づいたこと

こうして投資、消費、浪費を意識しながらお金と付き合うとあることに気づきます。

若くて稼ぎが少なく、生きることに精一杯の時はお金はほぼ消費に回され、投資や浪費をする余裕がありません。

キャリアを積み、お給料が増え、経験や知識が身についてくると徐々に投資や浪費にお金を回せるようになり、少しずつ余裕が出てきます。

そして出来るだけ投資の割合を増やし、消費や浪費を賢く抑えたものが人生の勝ち組になれることを理解し、改めて自分のお金の使い方を律するようになります。

そうです!

コツコツと時間をかけて投資し、出来るだけ多くの資金を準備して老後を迎えましょう!!

贅沢は敵だ!!!


面白くなくない?

ここまで論理的にお金の使い途を考察し、投資サイコー!の結論に至りましたが、なんだか面白くなくないですか?

実は数年前まで、僕の考えは前段の通りでした。

しかしここ最近、ふと、より深いところにある隠れた真実に気づきます。

もうしばらくお付き合いください。


この数年で昔より少し自由になるお金が増え、それに伴い浪費も増えました。

高級なホテルやレストランを嗜むようになったし、銀座の高級クラブデビューもさせてもらいました。

お邪魔するゴルフ場も少しランクアップしています。

「こんな贅沢が出来て幸せだな」「でももったいないからあまりのめり込まないようにしよう」

と考えていました。

でも何かおかしい。

無駄遣いしているハズなのに、一緒に浪費を楽しんでいる仲間や先輩はどう見ても人生の勝ち組を継続中。

こんなに浪費しているのに落ちてゆくどころかさらに上ってゆく感じなのは何故?

もしかしてこれってただの浪費じゃないんじゃないの?

そうか!

浪費と投資は紙一重なんだ!

浪費を浪費で終わらせるか、投資にまで昇華させるかは自分次第なんだ!


最初にお話ししたように、投資とは「何倍にも増えて返ってくる可能性のあるもの」のことです。

10円が100円になっても投資だし、100万円が1億円になっても投資です。

元手の大小が問題なのではなく、増やせるかどうかが問題なのです。

ただ快楽に溺れてお金を垂れ流すのはまぎれもなく浪費ですが、費やした分をいつかどこかで増やして回収出来るのならそれは投資なのです。

やっぱり投資、消費、浪費理論は正しかった。

これからも上手にお金と向き合いながら、時にコツコツと、時にドラスティックに自分もミラクアも成長させてゆきたいと思います。






株式会社ミラクア's job postings

Weekly ranking

Show other rankings
Like takashi kuboi's Story
Let takashi kuboi's company know you're interested in their content