今さらながら
最近Twitterにハマっています。
数日に1回つぶやく程度で、フォロワーさんも40数人くらいしかいないけど。
営業力、開発力、技術力、商品力、採用力など、企業に必要とされる力っていくつもあって、どれも大切。
そんな中にあって最近メキメキと伸びてきた必要とされる力が発信力だと思います。
「仕事中に携帯を触るな」と教育されてきたアラフィフ世代の私からすると、今の時代についていくのに必死なわけですが、SNSを活用して成功している人たちを見ると是非取り入れたいと思うわけです。
こんな私ですがTwitterを初めて1年弱、すでにたくさんの良い出会いをいただいています。
採用のお手伝いをしてくださる方、ブランディングのご提案をくださる方、弊社業務を請け負ってくださる外注さん、プロカメラマンさん、などなど。
直接の販売のにはまだつながってはいませんが、こうしたご縁も大切な財産です。
先見の明
最近Twitterにハマったおかげで、10年以上前のとある出来事をふと思い出しました。
当時私は保険のセールスパーソンをしていて、そこそこの成績はあげていました。
同じ支部に成績の良いライバルがいて、彼に勝ちたいと思っていましたがいつも負けていました。
口数が少なく、成績の良い時も悪い時も表情を変えず、同僚との付き合いもほとんどしない人で、初めて会った人に「実は彼がバリバリのセールスパーソンだ」と言っても信じてもらえないと思います。
そんな不思議なキャラのライバルでした。
なんとか秘訣を盗んでやろうと大いに絡みに行きましたが、アドバイスや愚痴や本音や熱い想いは一度も聞きだすことが出来ませんでした。
ただ、売れるために必死に努力しているんだということはなんとなく感じ取れました。
それだけでも私にとっては勉強になり刺激になる、そんな存在でした。
そんな彼がある時ふと「最近こんなものを見つけたんだ。面白そうでしょ?」と紹介してくれたのがTwitterでした。
2011年頃のことです。
とりあえず有吉弘行さんと孫さんだけフォローしましたが、当時私は全く何が面白いのかわからず、ビジネスチャンスも感じ取れませんでした。
そして10年後気づく
その後私は保険会社を離れ、今の事業にフルコミットすることになります。
創業当時から苦労はしましたが、紆余曲折を経てようやく収益化の態勢を整えるところまでやってきました。
そしてやっと一息つけるな~で始めたのがTwitterだったというわけです。
リリースされてから10年以上経っていますね。
退職してから、例のライバルとは全く連絡を取っていないし、彼が今どこで何をしているかはわかりませんが、たぶん10年前のあの時のように、顔色一つ変えず小さな声で淡々と話すプレゼンのスタイルで、たくさんの契約を成立させ続けているのではないでしょうか。
10年前の彼の「Twitterてすごいよ」はどこまで、何を見通していたんでしょう。
今となっては確かめようがありませんが、それが彼の才能だったんでしょうね。
勝てないはずだ…。笑
保険のセールスでは勝てませんでしたが、大好きな家族、仲間、フォロワーさんに囲まれた幸せ者は、今日も最高のサービスを提供しにお客様の元へ足を運びます!