ここからすべてが始まった。スタンドケイの原点をたどって。
「ここ、懐かしいなあ…」
そう言いながら、昔のオフィスの前で足を止める代表。
今はお弁当屋さんになっているこの場所こそ、スタンドケイの【創業1号オフィス】です。
この道の前で、僕たちはブルーシートを広げて炭を洗っていました。
手も服も真っ黒になりながら、
使い終わった炭を片付けて――
「次はもっとたくさんのお客様を笑顔にしよう!」
そんな話を、夜風に当たりながら本気で語り合ってた。
会社なんて形もなくて、何もかもが手探り。
だけど、目の前のお客様に楽しんでもらいたい
その気持ちだけは、誰にも負けなかった。
あの頃は、まず行動。まず勢い。
笑って、失敗して、また笑って。
毎日が挑戦で、毎日が青春だった。
そして今、あらためてこの場所に立つと、
あの時の熱気や笑い声が、まるで昨日のことのように蘇ってくる。
――全部ここから始まったんだなって、心の底から思う。
南方のこの小さなオフィスから始まったスタンドケイ。
そして次に拠点を構えたのが、同じ南方にある【2号オフィス】。
ここでは、まさに“青春そのもの”のような毎日を過ごしました。
寝袋で寝泊まりして、学生だけでトラックを運転して遠方の会場へ。
準備も、設営も、運搬も――全部、自分たちの手で。
誰かに頼る余裕なんてなくて、ひたすら前を向いて走ってました。
周りは静かな住宅街。
夜遅くまで作業をして、近所の方に怒られたこともありました。
でも、不思議と苦じゃなかった。
それよりも「絶対にやり切る」っていう気持ちが、みんなの中に確かにあった。
体はクタクタなのに、心は燃えていた。
笑って、ぶつかって、夢中で挑戦して、、
今思えば、あの頃のがむしゃらな時間が、
今のスタンドケイの“現場力”と“仲間を信じる力”の原点だったように思います。
そして最後に辿り着いたのは、淀川の河川敷。
ここは、間違いなくスタンドケイの“原点”。すべてがここから始まりました。
思い出の地を歩いていると、、
なんと当時の管理人さんと再会!
「懐かしいなぁ」なんて笑いながら話すうちに、あの頃の情景が一気に蘇ってきました。
最初のころなんて、本当に何もなかった。
お客さんが来ないから、河川敷にいる人を“全員お客さん候補”だと思って、
チラシを配りまくってました。
でも間違えて業者さんに渡しちゃって、めちゃくちゃ怒られたことも(笑)
学生バイトも、奈良の知り合いから“数珠つなぎ”で集まった仲間たち。
みんな地元からわざわざ来て、ゴールデンウィークなんて10連勤が当たり前。
帰るのが大変だからって、会社で寝袋広げて寝泊まりしてました。
今思えば、あの光景こそ青春そのものでした。
でもね、そのバイトメンバーが本当に優秀で。
学生だけで60組ものお客様をさばいて、
1日の売上に「やったーー!!!」って歓声をあげた日もありました。
みんな汗だくで、声も枯れるほど必死で。
それでも笑ってた。楽しかった。
もちろん、トラブルも山ほど。
お客様との言い合いもあれば、
ゴールデンウィークの1日500〜600万円の売上が、雨でゼロになるリスクと隣り合わせ。
でもその全部が、今の自分たちをつくったと思う。
お客様の動き方、スタッフの配置、トラブルの回避――
“現場をまわす力”を、ここで体で覚えた。
汗と笑いと悔しさが入り混じる毎日の中で、
「お客様に楽しんでもらうって、こんなに嬉しいんだ」
って、心の底から思えた。
――あの河川敷で過ごした日々が、今も自分たちの原動力です。
淀川の風を感じながら、改めて思いました。
あのときの経験が、今のスタンドケイをつくっている。
泥だらけになっても、がむしゃらに前を向いていたあの頃。
あの熱は、今も私たちの中で生き続けています。
株式会社スタンドケイ。
この場所からすべては始まりました。
私たちはこの日始まりの場所を巡って感じた”熱さ、情熱、想い”をきっと忘れません。
この時の思いを胸に、もっと前に前に。
より良い会社を作っていきます。
熱い思いをお持ちの方、お気軽にお話しにきてください!