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M-BASEは、奈良県内で選抜された小学3年生~6年生を対象に、次世代のバドミントン選手を育成するために毎月1回指導をしていくバドミントンアカデミーです。オリンピックメダリスト髙橋礼華さんと藤井瑞希さんが2023年に髙橋さんの地元である奈良県橿原市で立ち上げました。吉銘は、立ち上げ当初から協賛をしています。
―発足から2年が経ちましたが、現在のM-BASEの進捗はいかがですか?
髙橋さん「全国小学生大会のシングルスに出ることを目標にしていましたが、初年度に比べ、昨年の方が出場できた人数が増えました。もちろん全国はレベルが高いので、勝ち進んでいくとなると大変ですが、着実に成長していると思っています」
貝本「今日も練習を見させてもらったのですが、熱気を感じましたね」
―M-BASEは、バドミントンの技術だけでなく人間力の構築を大事にされていると以前お話されていました。そのあたりのお気持ちをお聞かせいただけますか?
藤井さん「はい、私も高橋も、小学校時代の経験・環境がとても大事だったという共通認識があります。『練習環境』はもちろんですが、それと同じくらい『教育環境』が大事だったと記憶しています」
髙橋さん「挨拶をする、お礼をする、感謝をする、そういう人間としての軸は、スポーツをする上でとても大切です。スポーツを通して、生きていくために必要な『人間としての軸』を身につけていってもらいたいと考えています。」
―時代が大きく変わって、指導の仕方も非常にデリケートになったとも聞きます。おふたりからみていかがでしょうか。
藤井さん「そうですね。今の子どもは打たれ弱いとよく言われますが、叱られ慣れていないと感じることはあります。でも、私たちは、そこはちゃんと言っていくよ、と立ち上げ当初から言うようにしていました」
髙橋さん「まず、私たちに敬語を使えない子供がほとんどだったので、敬語を使うよう指導しました。それは決して私たちが偉いからではなく、基本的に、ものを教わる敬意として敬語は必要だと考えているからです。人を敬う習慣を身につけてもらいたくて」
藤井さん「どうしても月1回の練習会だけですと、技術として大幅にレベルアップするのは大変です。ただ、だからこそ通常のクラブチームでは目の届きにくい『人間的なこと』を、私たちが口すっぱく言うことで、伝わればいいなと思っています」
貝本「今のお話をお聞きして、おふたりには『生きる姿勢』を見せていってもらいたいと思いました。僕の尊敬する京セラの稲盛さんは、能力・やる気・考え方の3つの軸の中で『考え方』が一番大事とおっしゃっています。いくら能力とやる気があっても考え方がよくないとビジネスでも人生でも長期的には成功出来ない。だからスポーツを通して、考え方に響くような、そういう体験をしてもらえたらいいですね」
―吉銘にはたくさんの社員がいますが、貝本社長が指導方法やお伝えの仕方で意識している点はありますか?
貝本「言葉ってどうしても自己満足になりがちですよね。昔、祖父に『相手の五臓六腑に落ちる言葉でないと意味がないぞ』と言われて、とても気をつけるようにしています。過去に社員から、『社長の言うことってむずかしくて伝わらない!』とクレームをもらったこともあるので(笑)。相手の持っている世界観、語彙力、知識を理解してから、適切な言葉で伝えるように心がけています」
藤井さん「社長のお言葉、まさにその通りだなと思います。特に子どもに伝えるときは、同じ目線に立つことが大事なので」
―貝本社長は、ご自身の活動でアスリートに関わることをされていると伺いました。今後のM-BASEに期待することはありますか?
貝本「僕はアスリートのセカンドキャリア支援も行なってますが、スポーツで一生食べていくことって、かなり厳しいじゃないですか。とくにマイナースポーツの場合は。」
髙橋さん「はい、オリンピックメダリストでも厳しいのが現状です」
貝本「そうですよね。そんな中でアスリートの引退後のセカンドキャリアを考えた時、これまでの培われてきた人間力と、生きていくための知識が必要になってくる。アスリートのまっすぐな部分を搾取する悪い大人や、安直なお金儲けに目を向けてしまうこともある。そうならないために、『スポーツを通して、生きていく力を養える教育』が必要なんじゃないかと思うんですよ」
藤井さん「おっしゃる通りですね」
貝本「例えば、先ほどのお話で、時代背景的に、アスリートに厳しい指導をしにくい一方で、これまでは必要以上の厳しい指導が行われてきた世界でもあると認識しています。もっと中庸的な、美しいバランス感覚をもって、人間として幸せになるために、なにが合理的で理想的であるかを考えられる力が必要なんだなと。勝ち・負けも大切かもしれませんが、僕はプロセスがいちばんだと思っているので、スポーツをする過程で、生きていく力を養ってほしいと思いますし、M-BASEがそういうアカデミーであってくれるなら、社会的にすごくいいことだなと思います」
髙橋さん「とても共感します。バドミントンで食べていくことはとても厳しい。でも子供たちはそこに参加をして、強くなろうとしています。そう考えたとき、もちろん勝負ごとなので勝ってほしいのですが、それ以上に、『人として、強くなってほしい』という想いがあります」
藤井さん「その、『人を強くする』、『生き方を学ぶ』のベースに、挨拶・礼儀・感謝があると確信しているので、M-BASEでは、まずそこを徹底して身に着けて、その先の人間力に繋げられるアカデミーにしていこうと考えています」
貝本「素敵です!とても意味のある活動だと思います」
髙橋さん「今日お話をお伺いして改めて、吉銘さんのお考えに非常に共感できることを確信しました。ぜひ、末永くご一緒させていただきたいこともあり、今後の活動でより濃いコミュニケーションをとりたいです!」
おわりに
このような人間力に対する姿勢に関心を持ってくださった方がいましたら、吉銘で一緒に働きませんか?吉銘では様々な職種を通年で募集しています。ぜひ一度お話させてください!