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こんにちは、イチアール株式会社採用です。
近年、効率化のツールや手法がたくさん増えてきているということでSREやDevOpsが注目を集めていますが、本記事では、そんなSREやDevOpsについてご紹介していきます。
SREとは、Site Reliability Engineerの略で、新しいサービスの運用の考え方や役割について示したものです。
サイト信頼性エンジニアリングと呼ばれることもあります。サイトやサービスの信頼性をシステムエンジニアリングの視点からしっかりと作りこむ方法です。システム管理や運用に関しても、同様にシステムエンジニアリングの知見からアプローチをしていきます。
ここでの信頼性とは、ユーザーの期待通りにサービスを提供できるかどうかによります。サイトやシステムの内容だけでなく、バグやエラーが少ないものも信頼性が高いと言えます。
SREと似ている考え方でDevOpsという考え方があります。
DevOpsに厳密な定義はありませんが、アプリやシステムの開発チームと運用チームが協力することにより、サービス提供を迅速かつ、柔軟に対応することができる考え方や仕組みの事です。開発からリリースまでの時間が短くなったり、作業を並行して進行することができるので、生産性が向上したり、信頼性の高いサービスを提供できたりなどのメリットがあります。
SREとDevOpsの違いとしては、考え方か具体的な方法かです。
DevOpsは、効率化の考え方や概念を指し、SREは、運用や管理などで発生するものを数値化し、対策などを具体的に決定する方法を指します。
DevOpsの主な目的は、開発グループと運用グループが協力することで、開発から運用までの工程やそれぞれの工程での効率化です。対して、SREの主な目的は、それぞれが協力することで、システムやサービスの信頼性を高めることです。
どちらのエンジニアにもシステムの運用スキルと開発スキルが必要となります。
さらに、DevOpsエンジニアには、開発と運用に関して、効率よく行うために新たなソフトの開発や、会社の仕組みの改善などについて考えるスキルが必要となります。対して、SREエンジニアは、システムやサービスの信頼性を高めるために、サービスレベルを上げるための知識やスキルが必要となります。
一番のメリットは、運用するチームもシステムについて理解できるので、運用の効率が上がるだけでなく、信頼性も高くなります。もし、システムやサービスにエラーが起きた際の対応速度が変わります。
導入していない場合は、エラーが起きると、専用の部署に連絡し、システムやサービスを一時中断する必要があります。連絡を受けた部署は、日程を合わせ、現状の確認と原因の調査を始めます。原因が判明したら、対応と復旧を行います。
対して、SREを導入していると、運用スタッフでも異常事態に気づくこともでき、バグやエラーの早期発見を行うことができます。早期発見できることで、被害を最小限にすることができます。
また、原因を明確にすることで、予防することもできます。簡単なものであれば、運用スタッフでも対処することができるかもしれません。復旧までが早くなると信頼性が上がるだけでなく、必要な人工や工数が減ることでコスト削減にもつながります。
DevOpsは、開発チームと運用チームが連携、協力をしてソフトやアプリを開発する方法です。開発と運用が協力するので、開発スピードが上がるだけでなく、効率よく運用することもできます。
実際には、開発する際の計画から運用、継続的なフィードバックまでを1つのサイクルとし、工程を繰り返していきます。計画を立てる際に、運用からのフィードバックを反映できるので、より効率的な計画を立てることができます。
重要なのは、フィードバックをどのように活かすかです。継続的に行うフィードバックには、ユーザーからの意見や要望もあります。チャットやメールで送られてくる問い合わせだけでなく、SNS上のコメントからもフィードバックを受け取ることができます。細かい要望まで織り込むことができると、より信頼性の高い成果物が出来上がります。
システムやサービスの開発、運用の効率を上げるSREやDevOpsですが、その需要は徐々に増えつつあります。
イチアールは、未経験から開発エンジニアを一歩を踏み出す人をサポートする会社です。
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