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【先輩講習会】失敗を繰り返さないためにどうするか

先輩エンジニアによる講習会、今回のテーマは「失敗を繰り返さないためにどうするか」です!

皆さんも同じ失敗を繰り返してしまった経験などあるのではないでしょうか。

失敗を防ぐために、原因について考えることはありますが、果たして原因と結果の観点だけで失敗を防ぐことはできるのでしょうか。今回はそんな「失敗を繰り返さない」ための考え方をご紹介いただきました!

今回の講習会のテーマ

「失敗を繰り返さない」

このテーマにした理由

誰でも失敗はしますが、その失敗を繰り返さないようにしていただきたい、という思いでこのテーマに決め手いただいたとのことです。失敗の原因や、失敗をしないために普段心がけることを中心にご説明いただきました!

当日実施した内容


当日は以下アジェンダで実施いただきました。

1.事前アンケート結果と事前質問の確認
2.失敗原因とその対策の簡易説明
3.失敗をしないためにどうするかのポイント説明

上記の内容について、その一部を簡単にご紹介していきたいと思います!

失敗の種類

失敗には、いくつかの種類があります。ここでは、その一部をご紹介します。

・未知

異常な出来事が起こるなど、誰もが知らなかった現象が原因で起こる失敗。

・無知

知識不足や伝承の無視など、個人に起因する失敗の原因の1つ。既に確立されている情報や知識を本人やその周辺だけが知らなかったことで起こる失敗などのことを指す。

・誤判断

誤った認知・理解や狭い視野、状況に対して不適切な対応・判断により起こる失敗原因のこと。状況を正しく捉えていない、判断基準の間違い、決断までの手順の間違いなども含まれる。

・手順の不順守

約束事や既に一般化されている習慣・規則を守らなかったことで起こる失敗原因のこと。行うべきはずの連絡ができていない、連絡事項の中に必要な情報が入っていない、連絡の手順を守っていないなどが引き金になる。

・調査検討の不足

十分な事前検討や調査、仮想演習などを行わなかったことが原因で失敗することを指す。

失敗をしないために

先ほどの「失敗の原因」を知り生かすことで、失敗を未然に防げることも多いです。しかし、十分に生かされず同じ失敗が何度も繰り返されることもしばしばあります。その原因の1つは、過去の失敗から学び予防する「失敗知識の伝達」がうまくいっていないことが考えられます。

・失敗を構造化して把握する必要性

まじめな企業や組織は、失敗事例集や不具合事例集、事故事例集などを既に作成していますが、それらが全く生かされていないことも多いです。その大きな原因として、「失敗知識の伝達」が行き届いていないことが考えられます。つまり、過去の失敗から得られた情報を、正しく伝達し正しく対応すると、失敗の多くは未然に防ぐことが可能です。

では、これらの情報を正しく伝達し正しく対応するには、何が必要なのか。それは、「失敗知識を構造化」して、情報や知識を必要とする人が検索でき、頭の中に吸収・定着させることです。

参加者の声

今回、講習会に参加された方からは、以下のような感想をいただきました!

『テーマである「失敗を繰り返さないため」に対して具体的な考え方や、行動事例を知ることができました。自分は普段から仕事において失敗しないように心がけていますが、漠然と確認の頻度を増やすことや、ミスが起こってしまった要因を考えるしかできていませんでした。今回の講習会でより具体的な対策立てや、ミスの未然防止策、ミスに対しての捉え方などのお話しが聞けましたので、今後の仕事に役立たせることが出来そうです。』

『失敗が細分化された表を基に、今まで自分がどのような失敗をしてきたか振り返ることができました。私は特に不注意と誤判断からくるミスが多かったと思います。失敗への対策や、失敗してしまった時の気の持ち方等具体的に教えてくださり、有意義な講義でした。』

最後に

今回は先輩エンジニアによる講習会の内容をお届けしました。

仕事でも私生活でも失敗はつきものですが、自身で失敗の構造化ができれば、どのようなときに失敗をしやすいのかを把握して未然に防げることも増えるのではないでしょうか。

失敗が続いているなどでお悩みの方は、ぜひ参考にしていただけましたら幸いです。今回もお読みいただきありがとうございました!

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