シーグの採用広報です。

今回は、10年のブランクを経てシーグでエンジニアとして復帰したSさんから、現場でのリアルな経験や今後のキャリアアップについてインタビューしました。

…まずはご経歴を教えてください。

新卒で大手SEに入社し、約2年半働いた後、長時間の残業や十分な睡眠時間を確保できない労働環境に耐えかね、退職しました。その後は10年間様々な仕事を経験しましたが、ITのお仕事については興味を持ち続けていました。そんな中、最近は職場環境が大幅に是正され残業時間が比較的少ないと耳にしたため、再びこの業界に戻ってきました。シーグに入社後４年間は駅務システムに携わり、この11月から新たな現場で官公庁のシステム開発に携わっています。主にJavaやJavaScript、TypeScriptを使って作業しています。

…10年ぶりの業界への復帰は勇気のいることではなかったですか？

そうですね、いきなり難しい分野に飛び込むのはハードルが高いと思っていたので、比較的自分のレベルに合った分野を探していました。その中でシーグと出会いました。
その当時シーグではテスターのポジションを募集していて、私自身に合う仕事から始めたかったので応募しました。その後は会社と相談をしながら、現場で自分に自信がついた後に現在の開発現場に移りました。
ブランクがありましたので、技術的な面では10年前に取り組んでいた言語とは違う部分で少し苦労しましたね。ただ、この業界を離れている間にも、応用情報技術者と情報セキュリティスペシャリストの資格を取得していたので、入社後にある程度理解が早かったのが非常に良かったです。
休日も、技術的に課題を感じている時期は勉強の機会を増やしています。今後もそういう時間を大切にしていきたいですね。

…Sさんからみて、シーグはどういう会社ですか？

営業担当とコミュニケーションを取りながら、自分の希望や融通を効いてもらいやすい環境です。エンジニアに寄り添ってくれていますし、基本的には自分のやりたいことを汲み取って要望を聞いてもらえています。働く上では結構重要なポイントですよね。あまり自分のレベルからかけ離れた現場に行くと継続しませんし、自分のスキルにマッチングしてくれるのはありがたいです。
社員間のコミュニケーションは取りやすいと感じています。これまでは滋賀の現場に行っていたのですが、大阪オフィスから中間の京都で何度か営業担当と会って、一緒に抹茶を楽しみながらコミュニケーションをとっていました。
この11月からは現場が近くなったので、帰社した時に多少話を聞いてもらったり、月末には会社全体で社員が帰社する日があり、他のエンジニアと話せる機会もあります。

…今の現場での仕事はどうですか？

入ってまだ日が浅いですが働きやすい環境ですし、技術的なことをするのが好きなので、仕事内容にはまったく問題ありません。まだ初期段階なので、スケジュールを守らなければいけない点は大変ですね。
今後の目標は、技術的な部分を伸ばしていきつつ、引き続き現場でエンジニアをしていきたいです。とはいえ限られたスキルでは現場に制約がありますから、今後もスキルアップを継続し、特に人気のある言語は身につけていきたいです。

…最後に、ブランクがあってもこの業界に復帰したい方にアドバイスを！

やはり資格取得や日々の勉強をしていくと、ブランクがあっても現場で即戦力になれるので安心だなと実感しています。前社でPerlを使用していたのですが、現場から離れている間も忘れないように勉強をしたりもしていました。一通りの知識を広く押さえておくことで仕事への応用は効きますし、私の場合は基本情報を持っていたので、エンジニアとして案件が止まることなく取り組めていると感じています。10年のブランクはありましたが、業界からまったく離れていたわけではなく、資格取得に励んでいて良かったです。シーグでは、ブランクがあっても十分に活躍できる環境が整っているので、ぜひ皆さんも相談してみてください！

Sさん、ありがとうございました！