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わたしのキャリアブランディングプロデューサーだった私が、「認知症ケア」の世界に飛び込んだ理由

Aikomiのメンバーを紹介するインタビューです。ブランディングプロデューサーとしてキャリアを積み、そこから家族の介護体験を経て、Aikomiに飛び込んだキャリア、「認知症ケア」を誰にでも届けれられるAikomiの魅力について語ってもらいました。

認知症の人と家族をつなぐ、コンテンツプロデューサー 木南治子

東京のウェディング会社でブランディングプロデューサーとしてキャリアを積んだあと、家族の介護体験を経て、Aikomiのコンテンツプロデューサーに。

カスタマーサポート
認知症のある人と家族をつなぐ、ケアチームメンバーを募集!
好きだったあの時代、あの場所、あの音楽。誰でもこういった昔の記憶は持っているはず。 実は、そんな記憶は認知症のケアにとって、とても大切なものです。 Aikomiは、AIとIoTを活用したプラットフォームを開発し、認知症の方が自身の記憶の断片を視たり聴いたりはもちろん、その方の「好き」や「興味があること」を見つけ、大切な人と心を通わすお手伝いをします。
株式会社Aikomi

Aikomi に出会うまでは、どんなキャリアを歩んできたのですか?

北海道で生まれ育ち、結婚を期に上京、自分の結婚式がきっかけで、ウェディング会社でブランディングプロデューサーとして約8年、働きました。お客様のご要望を聞き、カメラマンやスタッフとともに最高のウエディングを演習する仕事。大事にしていたのは、とにかくお客様とコミュニケーションをとって、相手のほんとうに望んでいること、その引き出しを開けてもらうということです。一生に一度の夢をかなえる責任を感じて、それを現実にかたちにしていく、それがやりがいでもありました。Aikomiでは、認知症のある方と、その家族、気持ちを理解して、コンテンツというかたちにしていく、似ているところがあるのかもしれません。



Aikomiに出会うまで

ちょうどウェディングプロデューサーとしてのキャリアも順調に積み重ねて仕事にも余裕が生まれてきたときに、母親が認知症と診断されました。介護が必要になり、デイサービスなどの介護サービスを使いながら、はじめは兄弟がみていました。しかし、自分も何かできることがあると考え、後ろ髪を引かれる思いでしたが、仕事をやめて兄とともに母の介護をすることにしました。母は、よく出歩いて、警察を呼んで探すようなこともしばしば。はじめての経験で、昼夜逆転の生活。次第に兄とも険悪な雰囲気になることも多くなっていきました。そのときに感じた孤独感ややるせない思いが、いまの仕事につながっています。

1年後、母が入居できる施設が見つかり、東京に戻って仕事を再開することにしました。

そのときに思っていたのは、ウェディングの仕事には戻らないこと。自分が体験してきたことを多くの人たちのために役立てたいとおもっていました。そのときに求人サイトでAikomiに出会ったんです。

自分の体験が多くの人たちを助けるかもしれない

Aikomiを知ったときは、「見つけた!」と思いました。直接介護するのではなくて、間接的に多くの人たちを助けるビジネスに携わりたいと思っていました。一対一ではなく、何万人という認知症のある方と家族を助けられるかもしれない。可能性しか感じませんでした。

製薬企業をスピンオフして立ち上げた創業者のスピリットにも感銘を受けました。認知症は薬では治らない、でも、画期的な方法で、認知症の人たちの笑顔が見られる、AIという「薬」が生み出される瞬間に立ち会えると思ったんです。

いまは、ケアに使う映像、写真、音楽などのコンテンツ収集を手がけています。自分で撮影、編集することもあれば、認知症のある方のための音楽コンテンツを企画、制作することもあります。実際にクライアントに届いて、「家族との会話が増えた」と言ってもらえると、嬉しいですね。



Aikomiってどんな会社?

働き始めて3年になります。自由な発想を受け入れてくれるところが何より好きです。あとは、プライベートをとても大事にしてくれるところ。仕事をきちんとしていれば、あとは本当に自由ですね。メンバーも、東京や神戸、島根、インドやフィリピンなど海外からも参加しています。

Aikomiメンバーに期待すること

これまでにどこにもないサービスを提供するベンチャーなので、物事がどんどん変わっていきます。その度に「なんで?」となってしまうと、そこで止まってしまう。それを「どうやって解決していくのか?」というマインドが何より大切です。

柔軟性、チャレンジする気持ち、できないことはいずれできるようになります。

ただ、認知症のある方、家族に、よりよい人生を歩んでもらいたい、その思いだけはぶれない軸として持っていて欲しいですね。それが、Aikomiファミリーにとって、何より大切なことだとおもいます。

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